プラスイメージと成功哲学への入口

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自分探しの旅/田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第9話》

前回は、無線機メーカーを退職するまでの心の変化を書いたのだが、この先の退職後の話をする前に、話しを少し遡らせて、別の角度から、退職直前に私が始めた色々な世界について、少し触れておきたいと思う。

なぜなら、「会社を辞めても大丈夫だ」と安易に無謀な決断をし、更にその後、成功哲学の世界へ本格的に身を投じるまでに、この退職直前に色々経験した経緯が、欠かすことの出来ない大切なプロセスだったからだ。

それは、虚しさを抑えきれなくなった入社2年目の初夏から、退職するまでの1年弱の間にあった出来事である。

社会人ってなんだ?

生活のため給料をもらうために嫌な事を我慢して根性で乗り切り、切り詰めてやり繰りすることが人生なのか?

日々の仕事や社会人生活に対し、愚痴や不満ばかり言っては、マイナス思考に陥っていた自分を何とか変えたいと思っていた。

そんな頃に出合った本が、「プラスイメージ」を徹底的に身につけるノウハウの本だった。

本の主旨は、「プラスのイメージを持てばその通りになる」というもので、

そのデモンストレーションとして、名刺で割りばしを切ったり、手のひらをライターの火であぶったりしていた。

そんな、一見不可能と思われる事も、ちょっとした成功イメージのノウハウで出来てしまうのだという。

当時の自分には非常に魅力的な内容に見えた。

不条理に怒鳴りつけて来るお客さん。

メーカーを見下したように扱う(と思い込んでいた)得意先と、毎日やり取りしなければならない仕事……

このつまらない仕事も、プラスイメージのノウハウで、大好きな仕事だと自分に思いこませることが出来たなら、なんて良いだろうと思った。

説明会に行き、すぐ数日後の研修に申し込んだ。

研修後、数十万の上級コースもすぐに決断。

更に、フォロー勉強会で教材にと進められたのが、100万円を優に超える成功哲学教材

社会人になりたてで、まだ手取りも僅かしかない自分は、そこまでの研修でも、すでに月収の3.5ヶ月分ぐらいつぎ込んでおり、正直、その教材の金額にはかなりビビったが、お金の問題さえなければ、やりたいと真剣に思った。

成功哲学教材購入のため、人生初のローンを組むものの、保証人のために親に相談したが、大反対された。

しかし、女性営業社員の巧みな説得話法に押されている自分を感じつつ、どうしても欲しくて何とか購入に漕ぎ着けた。

そこで購入した成功哲学教材こそ、その時代の私の人生を大きく展開させたのだが、その話はまた今度。

研修や教材は、確かにお金はかかったが、

ネガティブな毎日から、ポジティブな生き方を選択しようという、方向転換のきっかけになったのは事実だったし、

若かった自分にとっては、根を詰めて数日間、自分の可能性を引き出すこの研修も、大きな経験にはなった。
* * * * *
・・・ちなみに余談ですが、この研修内容の一つに、「スプーンを曲げる」というものがありました。

TVで良く見かける超能力のそれとは少し異なりますが、“念”の力と、ほんの少しの物理的な力で、実は、本当に簡単に曲げることができるのです。(そのためのコツは必要ですけどね)

少し前、以前の職場の飲み会の席で、私の隣の人が、たまたま同じ様なことを学んだ経験があり、私の横でスプーンを曲げていました。

私は何となく、曲げられたそのスプーンを手に取り、つい、ヒョイっと元に戻してしまいました。

周囲にいた部下たちは、曲げられたスプーンより、それを私が簡単に戻してしまったことに驚いたようで、相当ビックリされてしまいました。

私が今、なぜ、この話をしているのかというと、別に私の自慢話をしたかった訳ではなく、

こういう、常識ではちょっと考えにくいことや、不思議な世界に対し、抵抗を感じたり、「怪しい」と受け入れられない感情を抱く人も多くいますし、

また逆に、そういう不思議なものを見せられただけでその相手に対して盲目になってしまう方もいますが、

実際に世の中には、理論や常識の範囲ではとても捉え切れない世界がたくさんあり、しかもそれは、特別に珍しいことでも、凄いことでもない、という事実をお伝えしておきたかったからです。

プロレスで鍛えた怪力でスプーンを戻したのでは?という説もありますが・・・(笑)

どちらが真実かは、あなたのご想像にお任せします・・・ (^_<)-☆

 

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