「最高峰のカウンセリング」とは

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田久保剛/CTPeak

<この話をはじめから読む>

困った問題に直面して誰かに救いを求める時、一緒になって「困った困った…」と言っている人に手伝ってもらう(メンタルケア・カウンセリング)と、事態を悪化させかねません。

それでは、“困った事”をより強化する、火に油を注ぐような状態になってしまいます。

困った時には、“困っていない存在”に手伝ってもらうのです。

アルバート・アインシュタインの有名な、

「問題は、その問題を作り上げた意識では解決できない」

という明言に、多くのメンタルケア分野の現状の問題点が言い表されているのです。

「最高峰のカウンセリング」とは、“問題を作り上げた意識ではない意識”“問題は元々存在していない意識”それは、まさに我々の実在で在る普遍意識の顕現による、「最高峰の意識」によるカウンセリングの事なのです。

この「最高峰のカウンセリング」についての田久保剛の解釈をお伝えします。

自我意識で解決することを放棄する

先に挙げた「メンタルケア分野の現状の問題点」とは、「無明(真理に暗い事)」による能力(知識、スキル、テクニック)の誤用という事です。

悩んでいる人の、“困った事”を一緒になって問題と捉えて、その“困った事”を単に排除、切除、抑圧等の処置をするような対応が誤用なのです。(様々な背景に応じたケースがあるので、あくまでも一般論です)

まさに、アインシュタインの言葉にある、「問題を作り上げた意識」のままで、問題解決しようとする姿勢です。

真理の視点では、本質に於いて、“困った事は起きていない”のです。

真理の視点で対応すると、困ったように見えていることの本質を、困っている本人自らが気付くような力が呼び込まれ、その困った事を通して、本来の目的(魂の成長)を遂げるという真実が展開されていきます。

厳密には、真理を理解する正しい導きによって、“困っていない存在”の力を呼び込むことができるのです。

では、“困っていない存在”とは何でしょうか。

その“困っていない存在”にどうやって手伝ってもらえばいいのでしょうか。

それは、『自分(自我意識)で解決することを放棄する』のです。

自分(個体意識、自我意識)を、良い意味で諦めて、“困っていない存在”に明け渡す。

その存在は誰か?

そう、それこそが私たちの実在である、普遍意識、神、「本当の自分」なのです。

しかしそれは、人間の意識で「神」を理解して、その神通力を人間が使う…という意味ではありません。

仮にそのように見える力があったとしても、それは、神通力という名前を付けた、ある意味で超能力(サイキック)です。

この場合の超能力は、あくまでも人間の意識によって行使できる「道具」のようなもので、それを使う霊性、霊格、つまり、エゴの意識(分離感の強い意識)で使うか、より広く高い意識(より高次元の意識)で使うかによって、結果は大きく変わってきます。

良かれと思っての手助けが、一生飛べない蝶という結果に結びついた寓話のように。。。

自我意識で使う超能力ではなく、私たち人間が、ある意味で、“パイプ”のような役割をして呼び込む力、私たちの実在である、神、普遍意識の力なのです

 

サイキックとスピリチュアル

著書「黎明」では、人間の潜在能力の使い方を大きく二つに分けて、次の様に解説しています。


潜在能力にはサイキックと呼ぶ使い方と、スピリチュアルと表現する顕現の方法の二種類があり(より正確には二つの側面と理解した方が良いでしょう)、現象的には同じ様に見えますが、その原理と発現できる能力の範囲は全く異なるものです。

(中略)

前述しましたように、サイキックな潜在能力は個人意識で使うことのできる範囲のものですが、これに対してスピリチュアルな能力は、普遍意識がはたらかせる能力のことを言い、その人の各波動領域の媒体や指導霊を含む背後霊団が宇宙と一体化してそのエネルギーを通過させるため、完全な調和の中で総ての目的が成就され、その能力には限界がありません。

サイキックな方法では、各波動領域の媒体を視野の制約された自我意識で用いるために、全体との関係を把握せずに動かしたエネルギーが色々なところで歪みを造り出し、その結果として外側の世界から様々な反作用(カルマ)を受けますが、

スピリチュアルな能力は、個的表現媒体が普遍意識のコントロール下に置かれることで初めて発揮されるものですから、外側の世界の影響を受けることは全くなくなります(普遍意識は総てであるため、外部というものは存在していないことを思い出して下さい)。

また元々利己性を持っていない普遍意識の中ではカルマそのものが存在しなくなりますし、普遍意識はあらゆる出来事を把握することの可能な完全な視野から、総ての波動領域における一切の媒体を管理していますから、一体化がきちんと成されていれば事故が起きることはあり得ません。

(「新版・黎明」葦原瑞穂著・太陽出版 上巻P316、319より引用/改行アンダーラインは田久保)

田久保剛/CTPeak

これを、田久保の解釈で簡単に解説しますと、この二つの能力の側面は、

●「サイキック」…五官の延長の超能力、霊能力を“自分(自我意識、制約された不完全な意識)の意志で”使える
●「スピリチュアル」…普遍意識(完全なる意識)の顕現
(※霊的、精神世界の分野の呼称としての「スピリチュアル」という言葉の用法と混同されないでください)

と言う事で、「サイキック」は、“自分(自我意識)で”使える力であるという所がポイントで、結局は、自我意識の制約された識別の範囲で“良かれと思うこと”の為に使ってしまえるのです。

「スピリチュアル」は、普遍意識の顕現の為に、「自分(人間の媒体)を使ってもらう」ことで発揮される力です。

未熟な意識で道具を使うのは大変危険なのです。

たとえば、まだ未熟な子どもが、いじめられた腹いせに刃物という道具を持って、「これで意地悪なアイツと戦える…」なんて思って手にしたら、大変な悲劇が起きるかもしれません。

この場合、子どもは、成熟した大人に「アイツが意地悪をして困っているんだ…助けて」って委ねれば良いのです。

そうすれば、「こんな刃物を持っていたら危ないよ」と刃物を採り挙げ、もしかしたら、その刃物を包丁として使って美味しい料理を作って、意地悪なアイツも誘って、一緒に食事を楽しんで、誤解を解き、仲良しに導く…なんて神業さえ展開するかもしれません。

私たちは、人間としての表現をこの地上でする限り、未熟な子どものような存在です。

成熟度合いと見合わずに、優れた道具(超能力)だけを手にして、どう使えば良いのかわからないケースがあるのです。

「最高峰=PEAK」の力を顕現する在り方

普遍意識はいつも全体を把握して、最適な判断をします。

本質的なメンタルケアは、

“自分(自我意識)”が、メンタルケア、カウンセリングを行うのではなく、

“神(普遍意識)”が、この地上次元に力を伝達するための道具としての人間という媒体を使い、それを通して、最適なメンタルケア、カウンセリングを行うのです。

神(普遍意識)がするのなら、自分は何の為に存在するのか?

実は、私たち人間は、重要な役割をするのです。なぜなら、この物質次元に普遍意識が顕現するには、媒体を通す必要があるからです。

私達人間は、“神(普遍意識)”が、顕現しやすいように、通りやすいように、パイプに目詰まりを起こさずに、媒体として接点になるという、正しい霊的知識に基づいた重要な使命があるのです。

超能力やテクニック、スキルに長けた人は、無駄な道具を持っているのではなく、この原則に基づいてのケアならば、むしろその才能やスキルを生かし大きな力を発揮します。

だからといって、それらの超能力やテクニックスキルは、必須なのではなく、必要に応じて身につく、開花するもので、自我意識で努力して身につけるものでは必ずしもありません。

更に大きなポイントは、あなたという固有の波動と共鳴する共通波動、あるいは、過去世からのカルマ等で繋がった、「縁」というものがあり、

あなたでなければ手を差し伸べることができない、あなただからこそ成立するケアが存在するのです。

「救世主となって俺の力ですべての人を救う…」なんて特別な存在がいるような発想は制約された意識から生まれます。

そうではなく、その人だからこそできるケア、救いがあるのです。

そして、その大前提として、スピリチュアルなケア、つまり「神が顕現する為の道具」に徹するメンタルケアを身につけることが重要なのです。

ですから、メンタルケアを通じて、本質的に「人の為に己を役立てたい」と思う人は、超能力や霊能力、テクニックスキルという点で、人と比較したり、同じようなスキル、能力を身につけようとするのはナンセンスで、

大切な事は「霊的真理」を正しく理解し、自らの「道具としての資質」(霊格、波動の状態)を磨き、「神の道具」としての役割を果たす努力に精進することなのです。

そのことで、この世界を創造した、創造主、つまり、普遍意識、神の力があなたを通して流れ込み、あなたを通して普遍意識が適切なケア、導きを実現する「最高峰のカウンセリング」をその場に展開することができるのです。

この「最高峰」=「PEAK」という意味で、私はこれを、

「PEAKカウンセリング」

と名付け、「人の為に己を生かす在り方」を、これまでのメンタルケアの経験を総結集して体系化し、それを必要とされる、縁のある重要な役割をお持ちの方々にお伝えしようと決意しました。

神のカウンセリング

「最高峰のカウンセリング」などと銘打つのは、傲慢に感じるかもしれません。

何も、私やCTPeakのカウンセリングが最高峰と自慢しているのではありません。私が行っているメンタルケアが、何の力に意識を合わせてやっているか、それを表現しています。

メンタルケアを、私たち「人間の力」でカウンセリングをしようと思うから傲慢に感じるのです。

私たち人間だけの力で人をサポートしようとするから、多くのカウンセラーが不安や恐怖に嘖まれるのです。

「PEAKカウンセリング」は、「神のカウンセリング」です。

人間知のカウンセリングではなく、神の叡智が人間を通して行うカウンセリングです。

田久保剛/CTPeak

人間がするものではないのです。

向き合う相手の深奥に在る、既にすべての答えを識った無限の叡智、普遍意識、神こそが、そのカウンセリング(メンタルサポート)を行うのであって、相手の内側から、そのエネルギーが流れ込んでくることを邪魔をせず、サポートしていくことなのです。

私たちの存在の“最高峰(PEAK)”である「神が」私たちを通して顕現することで、心が創り出した幻想という闇を、真理の光で消し去るのです。

最高峰の、全ての創造の根源、創造主の仕事だから、傲慢ではないのです。

私たち人間だけで本質的なカウンセリングをするのではなく、神が本質的な解決をすることを、人間がお手伝いするのです。

この「PEAKカウンセリング」を修得する具体的な情報は、次回の記事をご覧下さい。

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