偉大なる精神世界の名著、『黎明』著者・葦原瑞穂さんが逝去されて今日で3年になります。
この日を機に、『黎明』の一読者として、葦原瑞穂さんに意識を合わせ、私、田久保剛が感じた事を書きました。
『黎明』を忘れない事で使命を思い出す
3年前の2016年の今日、10月2日は、忘れもしない、葦原瑞穂さんが肉体を卒業して逝かれた命日です。
1998年に『黎明』が地球上に送り出されて、今年の12月で21年になりますが、思えば、葦原瑞穂さんが地上を離れてからのこの3年間は、
まさに21年前から『黎明』に記されていた神の計画が、今や天界で既に成就していて、浄化現象だけに焦点を合わせると見落としがちですが、その影響が急速に地上に顕れて来ている事を強く感じます。
3年前のこの日については、昨年、一昨年にも記事に書きましたので、ご興味があればそちらをお読みください。
3年目のこの日を迎えるに当たって、昨夜、葦原瑞穂さんに意識を合わせていて、私が感じた事をお伝えしたいと思います。
『黎明』が出版されたことには、この物質次元の背景である霊的視点から見るととても重要な意味があります。
それは、今、新しい時代の地球を迎える為に重要な仕事を担った方々に、その使命を思いだす、そういう側面があるのです。
だから、『黎明』とご縁があって、少なくとも今、この記事をお読みになっている方は、『黎明』を忘れないで頂きたい…という事です。
もちろん、最近『黎明』に出逢って、夢中で読まれている方や、片時も離さずにボロボロになる迄読み込んで活用される読者の方は、忘れようがないと思います。
でも、折角の出逢いと、強い興味、関心があったけど、最近は書棚の肥やし…(でも、実は深遠な『黎明』情報との縁がある)という方もいらっしゃると思うのです。
この本は、数多の読み物としての著書とは違う、というのが私の“『黎明』観”です。
「『黎明』を忘れないで頂きたい…」という本質は、何も、著者の葦原瑞穂さんというパーソナリティの事や、本としての『黎明』の事を忘れない…という事ではなく、
『黎明』の情報が、読者の魂の目的、使命を思い出させてくれる役割をしている、という事です。
魂の深奥で識っている真理
これは、頭で理解する文字情報として…という意味ではなく(それも大いに役立つ事ですが)、情報とその背後に在る波動が、読者の潜在意識に埋もれている記憶に共鳴して“思い出させてくれる”のです。
あなたが『黎明』読者なら、そんな感覚を味わったことはありませんか?
私にはあります。時に難解な文字表現も多い『黎明』の行間から滲みでる波動に、今生のどこかで学んだ記憶がないのに、「ああ、そうだった、そうだった…本当の魂の目的はそうだった…」という、既にどこかで識っていた、あの感覚です。
だから、『黎明』に何らかの縁で導かれて、そこに興味を持った読者は、「『黎明』を忘れない」ことで、自分の魂の目的を思いだし続ける事が出来る…私はそう感じたのです。
正直言って、『黎明』の情報(波動)を、“今生で”始めて触れる方は、何が書いてあるかまったくわからない、いや、そもそも読もうとも思わない、いや、実際には縁すら出来ないと思います。
事実、『黎明』は、2万部に満たない刷り部数で、実際に必要な読者の元に渡った数はもっとずっと少ないと思います。
でも、発行から21年経とうとしている今でも、太古の約束を果たした魂に届けられ続けているのです。そして、それはこれからも届けられ続けるでしょう。『黎明』の真の目的が、この物質次元で成就して、同時に、その地球の表現が完全に変わるその瞬間まで。
『黎明』に縁があって出逢い、更には強い関心をもって読まれる方は、実は、“新たな情報を学ぶ”のではなく“思いだしている”のだと私は捉えています。
今、学んでいるのではなく、魂の深奥で、その真理を識っているから思い出せるのです。
そして、その真理は無限の側面があるので、その情報に触れる度に新たな側面も無限に思いだし続けていけるのです。
既に、その覚醒、自覚に至り、自分の持ち場でひたすらその役割を表現し続けている読者もいらっしゃると思いますが、まだ“思い出し切れていない”もしくは、一瞬、思いだしたけど、まだ寝ぼけ眼のまま、二度寝してしまった読者とか(^_^;
もし思い当たったのなら、今日、この意味ある日をきっかけに、もう一度、書棚から引っ張り出して、今や「上の方」として、時空を超越して私たちの意識と繋がってくれる、葦原瑞穂さんを少し意識して、『黎明』を開いてみませんか?
そこにはきっと、今のあなたにとって必要な情報、波動、エネルギーが示されていると思います。
そして、あなたの魂の奥で共鳴する波動に、この地球に生まれた真の目的、使命を垣間見て感じてくると思います。
安心して注意深く地上担当を全うする
2017年9月発行の新版『黎明』上巻をお持ちの方なら、「第12章 地球の変容(ASCENSION)」が、その衝撃的な記述で物議を醸し出した事をご存じかと思います。
この、“既にアセンションが完了した未来からの予言書”のような記述と、それが今の世に出た背景には、葦原瑞穂さんを表現した魂の意図を超えて、その背後の更なる高次の存在の意図を感じざるを得ないのですが、このあたりの私の見解は、過去に3つの記事でかなり詳しく書きましたので、興味があればこちらの記事をご覧下さい。
ちなみに、地上的な事情で慌てて出版されたという背景がある事で、葦原瑞穂さんとしては大いに不本意であろう、誤字、誤表記がそこかしこにあるのですが…
それを見つけて改訂版に反映させるお手伝いもまた、上の計画の一環にある、我々『黎明』読者の役割かと思っています(^_^;
さて、その新版『黎明』12章に、今回私が感じ取ったメッセージは、
「神の計画である、今回の地球の変容は、新版に記載したとおり、無事成就されているので心配はしなくて良い。でも、『黎明』に縁があった読者の皆さんは、くれぐれも油断してはいけませんよ…」
という事です。
つまり、本来の世界では成就されていることなので、巷にあふれる百鬼夜行の外的情報に惑わされず、安心してそれぞれの持ち場でやるべき事をやって頂きたいのですが、
だからといって、この地上に肉体を表現している限り、その重要な役割があるのだから、より自分の意識、波動に注意深くあって、自分が神で在る真理を忘れずに、その地上担当としての役割を楽しんで全うしていかれてください…
『黎明』を忘れないでください。『黎明』を思いだしてください。
そして、その事であなたの、
『魂の目的』を忘れないでください。『魂の目的』を思いだしてください。
あの日から3年経った今日、偉大なる「魂の使命」を地上で全うされた葦原瑞穂さんを偲び、一読者として今、『黎明』にご縁のある方々に、このメッセージをお届けします。
特に本書の黎明期の読者のように、自己の内なる神性に関心を寄せ、この時代の地球への奉仕を望んでいた方々は、地球自身の波動変化に頼ったり、大師達の手助けに因ってその後の地球に残ったのではなく、自らが普遍意識を顕現して地球圏のヴァイブレーションを引き上げる側に回り、後に続く同胞がひとりでも多く少しでも高く進化できるような、能動的な役割を果たしたのでした。
(新版「黎明」葦原瑞穂著・上巻P268より引用/赤字は田久保)
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