自分探しの旅

「自分探しの旅」

 

ブログ全体を通して、私が一番お伝えしたいメッセージが込められているメインテーマが、この「自分探しの旅」です。

 

特に初めてこのブログを読まれる方は、

 

是非、ここ ↓ から順番にお読みください。

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 ⇒ ⇒ 自分探しの旅のはじまり

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「自分探しの旅」で私が掴んだ真実とは何だったのか、理解を深めていただくことが出来ると思います。

 

「自分探しの旅」は物語調に書かれていて、一つを読み終えると、続きへのリンクがあり、そのまま読み進められるようになっています。

 

また、ストーリーの途中で、私の心の旅の協力者となった様々な人物や著書、アニメなどをコラムとして掲載しています。

 

コラムには、私の心の変化のきっかけとなった多くのヒントが含まれていますので、こちらも是非、メインのストーリーと一緒にお楽しみください。
(ストーリーに沿ってコラムへのリンクが貼られています)

 

尚、「自分探しの旅」は、全て私自身に起きた実話です。

 

よって、物語に出て来る登場人物や企業団体等は全て実在しますが、プライバシー保護のため仮名にしていますので、ご了承ください。

 

 

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● 自分探しの旅のはじまり ※ここからお読みください

 

● 「自分探しの旅・目次」

 

※このストーリーは、現在進行形で更新しています。
是非、続きが公開されるのを楽しみながらお読みいただければと思います。

 

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使命に導かれる出逢い 〜『因と縁』〜(後半)

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】
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●◎○●コラム[心の旅の協力者]●○◎●
– 5 –

「因と縁」(後半)
(前半より続き

仏教の世界でよく使われる「因・縁・果」という言葉がある。

私は、仏教について深く語れるほどの豊富な知識を持ち合わせている訳ではないが、この3つの言葉の奥に秘められた意味を、このように解釈している。

「縁」とは、その存在だけでは自分にとって意味を成さないこともあるが、自分の中にその縁に反応を起こす「因」が存在すると、花が咲き、やがて「果」となる。

「縁」とはすなわち「自分自身に出逢うこと」なのだ。

自分の中に「因」があるのだから、その必要な「縁」に反応を起こすタイミングは、自分自身が決めている、と言える。

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使命に導かれる出逢い 〜『因と縁』〜(前半)

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】
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●◎○●コラム[心の旅の協力者]●○◎●
– 5 –

「因と縁」(前半)
私の自分探しの旅の過程において、良い意味でも悪い意味でも、私のその後の人生に強い影響力を与えている時代、

それが「営業マン」時代だ。

この頃の私は、自分でも不思議なぐらい急激な成長をし、多くを学び、また喜びも挫折も沢山味わった。

その充実度から考えると、当時の年齢を思い出して自分でも不思議な気持ちになるが、実はこの頃は、まだ私は20代の後半だったのだ。

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業績の奥に在る森羅万象(前半)

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第26話》

私の「自分探しの旅」は、ある側面において、この時代のクライマックスに近づきつつある。

しかし、ここでのクライマックスは、私の更なる「心の旅」への第一ピリオドに過ぎない。

次なるステージを迎えるため、そして完全に自己の崩壊に至るために、私はこのステージで恐ろしいほど強靭な自己を確立していくことになるのだ。

そして、その過程がどれだけ重要な意味を持つのか、それは今、こうして自分の体験を振り返ると見えて来る、壮大な神のオブジェに示されていると感じている。

ストーリーはまだ、私が少しずつ自己を確立し、ようやく一人歩きを始めた頃の話である・・・

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ゆでガエルには燃える炎を

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第25話》

北野氏の登場は鮮烈だった。

ある日、外交セールス部門全員が、会社のセミナールームに集められた。

そこで、初顔合わせの意味を込めて、北野氏の演説が行われることになったのだ。

ライバル社で伝説ともうたわれた、元セールス世界チャンピオンが、自分たちの新たなボスになるということで、セミナー会場は期待と緊張感が漲っていた。

やがて会場に、髪をビシッと整え、小柄で少し小太りの人の良さそうな、しかしキリッとした風格のある年輩の男性が、バリッとしたスーツをまとって登場した。

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一瞬早すぎず一瞬遅すぎもしない時に…

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第24話》

外交セールス部門B商品課は、確実に力をつけ、

それまでは社内で存在すら知られていなかった様な状態から、A商品課とも対等に張り合うぐらいの業績を上げていた。

その頃、A商品課に異動した赤坂君の代わりに、新しく長沢さんが入社。

この長沢さんもユーザーとして商品をこよなく愛し、その点でウマがあったのか、すぐに違和感なく溶け込んだ。

そんな、順風満帆と思えたこの時期、その事件は起きた。

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象と解って匕首で向かう 〜『サンクチュアリ』(聖域)に隠された神の視点〜(後半)

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】
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●◎○● コラム[心の旅の協力者]●○◎●
– 4 –

「サンクチュアリ… 聖域」
(後半)
前半より続き)

この「サンクチュアリ」の他にも、世の中には、人の心を魅了して止まないストーリーが沢山存在する。

そのストーリーの背景に多くあるものは、神話に起源を置く「ヒーロー」の存在だ。

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象と解って匕首で向かう 〜『サンクチュアリ』(聖域)に隠された神の視点〜(前半)

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】
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●◎○●コラム[心の旅の協力者]●○◎●
– 4 –

「サンクチュアリ… 聖域」
(前半)
「田久保君、サンクチュアリって知ってるか?」

「いいえ知りません」

異動して間もない頃、私と今井次長とで交わされた会話だ。

この会話に出て来る「サンクチュアリ」とは、史村翔原作・池上遼一作画の、今井次長の愛読マンガだ。

「へぇ~、知らないんだ……

えええ!!!! し、知らないぃ~~!? 田久保くん、そりゃ~まずいだろ~」

「えっ、何なんですか?」

「ま、まずはその辺りから、覚えてもらわなきゃならないみたいだな・・・」

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虚構の夢が現実となった日

自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第23話》

「田久保は外交セールス部門のトップセールスマン」

そういうイメージは、徐々に定着していった。

私が電話で成約する姿を見て、「やり方を教えてくれ」と言って来るような人も出て来た。

私は当初、

「絶対に、条件の悪いB商品課で、今井次長を持ち上げ、花を持たせるんだ!」

そんな気概で営業を行い、その成績をキープし続けた。

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見えない思いと見える結果 〜物理と精神の融合(後半)

自分探しの旅・田久保剛

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《第22話》

(前半より続き)

例えば、物理の世界でも、音叉は目に見えない空気の振動によって離れた音叉に共振を起こして共鳴する。

また、私は父の影響で中学生の頃、無線の免許を取得し、目に見えない電波が世界を駆け巡る様を実体験した。

私は物理学を本格的に学んだわけではないので、その理論と私の確信がどれだけ合致しているのか、私にはわからない事を予め断っておく。

しかし、量子物理学、波動理論、素粒子論、共振共鳴、類が友を呼ぶ法則……

どれをとっても私の中にある確信を的確に表現していて、うなずくしかない。

私の中には、そういう論理的な理屈を超えた確信がある。

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