《第13話》
悔しさと諦めの中で買った一冊の就職情報誌。
その号では、たまたま営業職特集が掲載されていた。
そもそも内向的で、(当時は)口べたで、引っ込み思案な自分が、営業なんて考えられなかったが、一つの求人広告に目を奪われた。
それは、今、まさに自分が商品に惚れ込み、代理店権利を得たものの売り方がわからない、あの「能力開発教材」の販売元の、社員募集の記事だったのだ。
ブログ全体を通して、私が一番お伝えしたいメッセージが込められているメインテーマが、この「自分探しの旅」です。
特に初めてこのブログを読まれる方は、
是非、ここ ↓ から順番にお読みください。
*********************************************
*********************************************
「自分探しの旅」で私が掴んだ真実とは何だったのか、理解を深めていただくことが出来ると思います。
「自分探しの旅」は物語調に書かれていて、一つを読み終えると、続きへのリンクがあり、そのまま読み進められるようになっています。
また、ストーリーの途中で、私の心の旅の協力者となった様々な人物や著書、アニメなどをコラムとして掲載しています。
コラムには、私の心の変化のきっかけとなった多くのヒントが含まれていますので、こちらも是非、メインのストーリーと一緒にお楽しみください。
(ストーリーに沿ってコラムへのリンクが貼られています)
尚、「自分探しの旅」は、全て私自身に起きた実話です。
よって、物語に出て来る登場人物や企業団体等は全て実在しますが、プライバシー保護のため仮名にしていますので、ご了承ください。
+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜
※このストーリーは、現在進行形で更新しています。
是非、続きが公開されるのを楽しみながらお読みいただければと思います。
+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜+。+゜
《第13話》
悔しさと諦めの中で買った一冊の就職情報誌。
その号では、たまたま営業職特集が掲載されていた。
そもそも内向的で、(当時は)口べたで、引っ込み思案な自分が、営業なんて考えられなかったが、一つの求人広告に目を奪われた。
それは、今、まさに自分が商品に惚れ込み、代理店権利を得たものの売り方がわからない、あの「能力開発教材」の販売元の、社員募集の記事だったのだ。
《第12話》
部屋に積まれた数百枚のチラシ・・・
能力開発教材の代理店販売権利を買ったはいいが、営業など、まともにやった事がない。
担当者に相談したら「駅前でチラシを配るといい」と言われて、ほどなくチラシが送られて来たのだ。
チラシの入ったダンボールを見て見ぬふりをして、出来ない言い訳ばかりをしていた。
《第11話》
社会人3年目を迎えた春。
他にやりたい仕事や転職先が見つかって、会社を辞めた訳ではなく、
とにかく会社勤めの毎日から逃げ出し、好きな時に寝て起きて、欲しいものを欲しいだけ買う…
そんな経済的自由、時間的自由を手にしたい、という甘い考えだけで辞めてしまった。
《第10話》
さて、この研修での成果は、プラスイメージ習得だけでなく、多くの人との出逢いや、情報という付加価値があった。
そこで知り合った人に、「研修や教材も買うだけじゃなく、実益に結び付かなければダメ」と言われ、
「心の分野の勉強と収入が得られるいい話がある」
と誘われたのが、ネットワークビジネスの世界だった。
《第9話》
前回は、無線機メーカーを退職するまでの心の変化を書いたのだが、この先の退職後の話をする前に、話しを少し遡らせて、別の角度から、退職直前に私が始めた色々な世界について、少し触れておきたいと思う。
なぜなら、「会社を辞めても大丈夫だ」と安易に無謀な決断をし、更にその後、成功哲学の世界へ本格的に身を投じるまでに、この退職直前に色々経験した経緯が、欠かすことの出来ない大切なプロセスだったからだ。
それは、虚しさを抑えきれなくなった入社2年目の初夏から、退職するまでの1年弱の間にあった出来事である。
続きを読む
【『自分探しの旅』を初めから読む】
=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=
禅宗には「不立文字」という言葉がある。
悟りとは言葉によって表現できるものではない、という意味だが、
その言葉の通り、心の世界は掴みどころが無く、どれだけ繊細に表現しても、それを受け取る相手の心によってフィルターがかけられ、いかようにも意味が変化してしまうきらいがある。
【『自分探しの旅』を初めから読む】
=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=
《第8話》
前回は社会人一年生の頃の、ずいぶんとダメ社員ぶりを暴露してしまったので、もしかしたら、「メンタルケアの講師だなんて相応しくないのでは?」なんて思われてしまったかも知れない。
しかし、ここに書いている私の経験は、何一つ飾ることの無い、私の等身大の話だ。
心の世界というと、何か神秘的な、不思議なパワーとか、難しい専門用語とか、そんな、耳触りの良い言葉で自分を飾り立て、すっかり分かった様な気持ちになることがある。
しかし、実際はどうだろう。
本当の学びは、常に自分の足下に示されていて、その事実に気づけるか、見過ごしてしまうのか・・・
少なくとも私が若い頃には、いつも目の前にあった「答え」に気づかず、何か「神聖な世界」に答えがあると信じていた。(精神世界を探求する多くの人が陥っているような気がします)
そんな私の経験がもしかすると、今なお迷い続ける人々の何かのヒントになるのでは……そんな気持ちで、話を続けていこうと思う。
《第7話》
私のプロレス三昧だった学生時代。
当時はよくテレビにも出ていたので、大学からPR効果の功労として、サークルでは異例の活動費支援を頂いたりもした。
しかし、そんなことばかりに熱中していた私は、当然、勉強などに時間を費やす暇はなく(!?)、
当時、ユング心理学のゼミを専攻していたのだが、学プロ活動をもって、ゼミの履修にしてもらったり…。
(おっと、大きい声で言っちゃった(^^ゞ)
【『自分探しの旅』を初めから読む】
=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=
失意のどん底にあった岡に、「桂 大悟」という人物が現れる。
彼は、宗方のテニスパートナーであり親友でもあった人物で、宗方の死後、岡の育成を引き継ぐ約束をしていた。
桂は、(理由は忘れたが)出家して、山寺で般若心経を唱えたりして修業をしている人物だ。
その桂が、岡を立ち直らせるために山奥の寺で預かることになり、彼女には再び厳しい修行が始まる。
ある時、雑草だらけのテニスコートの草刈りをさせられている岡が、どうしても虚脱感で何もできず、涙ながらに桂に訴える。