信念の男(前半)

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自分探しの旅・田久保剛

【『自分探しの旅』を初めから読む】

《第28話》

北野本部長から、営業マインドの基本を徹底的に教えてもらったあの頃。

正直に言うと、ここから約2年間の記録というものがほとんど残っていない。

実は高校時代から、ほぼ毎日のように付けていた私の日記は、この頃、プツリと途絶えている。

なぜ、この時期だけポッカリと、日記やその他の記録が残されていないのか。

それは多分、この時期はあまりに充実していて、自分の心に真剣に対峙する必要性を感じなかったのではないかと思う。

苦悩に満ちていた時代は、暴れる自分の心を何とかコントロールしようと苦心して、自分の中にある答えを求め、心を言葉にしていた。

だから、今でもあの時の葛藤、苦しい感情や、自分の心を大きく揺れ動かした出来事は、記録を通して鮮明に思い出すことができる。

しかし、この時期は記録が残っていないため、本当に印象的だった出来事や、断片的なシーンしか思い出す事が出来ない。

この時代、私の年収は、新卒就職時の年収の10倍を超えるまで達していた。

ここまで来ると、中にはもう嫌味にすら聞こえてしまう人もいるかもしれない。

確かに、私の経歴を断片的に知る人の中には、

「田久保さんはエリート営業マンで、たまたま心に興味があったから、心の関係の仕事をしているだけでしょ?」

「私たちとは住む世界が違う人だよ」

と思っている人もいるようだ。

私も、プロフィールの少ない文字数の中では、断片的に自分を表現するしか無いので、それは仕方のないことだろうと思う。

しかし、なぜ私がここのブログに自分の過去を書き連ねようと思ったかというと、

正直に申し上げて、そのような一部分だけを見て判断し、私という人間を、誤解で捉えて欲しくなかった、という気持ちも少しはある。

私が、この営業マン時代の成功体験をお伝えしているのは、私という人間を誤解して捉えさせてしまった人たちに伝えたいメッセージがあるからだ。

それは、「私は今、ここにいる」という事実だ。

あのまま、私があの能力開発教材の会社にいて、あの業績を維持していたら、私はどうなっていただろう。

余程、トラブルを起こしたり、極端に業績が急激に低迷したりしない限り、それなりの役職に付き、今よりずっと多くの収入も得ていたかも知れない。

もちろん、そうならない可能性だって充分あるのだが。

しかし実際、私は自分の業績が最高潮の頃に、会社を去る決断をした

私の下した決断は、傍から見たらかなり急だったので、周囲には相当衝撃を与えてしまっただろうと思う。

そしてその頃、会社を辞めて選んだ結果、私が手にしたものは、今のような、本当にやりたいと思えることが出来る、自由なライフスタイルではなかった。

それどころか、私の人生最大の危機が、この時、もう目前にやってきていたのだ。

だから私は、エリートサラリーマンとして気楽に今の環境を手に入れた訳でもないし、

「誰でも独立して自由にやればいいんだよ」

なんて安易に言うつもりはない。

この後に私を待っていた、這い上がる事が出来ないほど困難な泥沼生活、そして大借金と苦悩の果てに、私は、最終的に「新しい自由な人生」を手に入れた

多くの方が、あの頃の私と同じ様に、目の前の現実に、今もなお苦しみ、答えを求めて追究していることを、私も良くわかっているつもりだ。

だからこそ、私は自分の経験をみなさんに伝えたい、そう思った。

私が「本当の自分」という真理を掴み取るまでの苦悩の時期を語る前に、どうしても、当時の能力開発教材の販売会社を、なぜ退職することになったのか、お話ししなければならない。

なぜなら、その会社を退職した理由こそが、私が「自分探しの究極の結論」を追い求めた結果、入り込んでしまった迷宮であり、

『本当の自分』に出逢うための最後の決め手となったからだ。

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