《第23話》
「田久保は外交セールス部門のトップセールスマン」
そういうイメージは、徐々に定着していった。
私が電話で成約する姿を見て、「やり方を教えてくれ」と言って来るような人も出て来た。
私は当初、
「絶対に、条件の悪いB商品課で、今井次長を持ち上げ、花を持たせるんだ!」
そんな気概で営業を行い、その成績をキープし続けた。
《第23話》
「田久保は外交セールス部門のトップセールスマン」
そういうイメージは、徐々に定着していった。
私が電話で成約する姿を見て、「やり方を教えてくれ」と言って来るような人も出て来た。
私は当初、
「絶対に、条件の悪いB商品課で、今井次長を持ち上げ、花を持たせるんだ!」
そんな気概で営業を行い、その成績をキープし続けた。
《第22話》
例えば、物理の世界でも、音叉は目に見えない空気の振動によって離れた音叉に共振を起こして共鳴する。
また、私は父の影響で中学生の頃、無線の免許を取得し、目に見えない電波が世界を駆け巡る様を実体験した。
私は物理学を本格的に学んだわけではないので、その理論と私の確信がどれだけ合致しているのか、私にはわからない事を予め断っておく。
しかし、量子物理学、波動理論、素粒子論、共振共鳴、類が友を呼ぶ法則……
どれをとっても私の中にある確信を的確に表現していて、うなずくしかない。
私の中には、そういう論理的な理屈を超えた確信がある。
《第21話》
前回、なぜ私がいきなり成績が上がったのか、その背景をお話したが、
そこだけを聞くと、まるで私が何の苦労もせずに、ラッキーだけで成績が上がってしまったように思った人もいたかも知れない。
しかし、現実的にはもちろん、相当な努力もした。
私も当然、外交セールス部門の先輩方に見習って、通勤・帰宅ラッシュの駅前で、毎日のようにチラシを配った。
チラシのハンディングと一言で言っても、コツがある。
《第20話》
外交セールス部門の直販の営業スタイルは、前回もお話したとおり、電話営業部門のスタイルとまったく違う。
最も違う点は何かというと、顧客名簿の存在だ。
《第19話》
ある日突然のように知らされ、まったく前触れもなかった、異例の人事異動。
電話営業部門から見れば、非常に肩身の狭い外交セールス部門の中でも、さらに存在感のない課に異動した私は、電話営業部門の同僚からは、「成績が悪くて、閑職に飛ばされたかわいそうな奴」という目で見られていた。
しかし実際は違った。
《第18話》
その後、山川本部長に呼び出された。
「俺は出したくなかったんだが、他部署からどうしても君を欲しいと言われ、しかたなく今回の異動になった」
と言って、新しい異動先の上司を紹介された時には、
「嘘をつけ!どうせ俺が泣かず飛ばずの売れないやつだから、他の部署に飛ばしたんだろうが!!」
と心の中で思っていた。
《第17話》
この能力開発教材を販売する会社に入社が決まった時、採用決定の電話を受け取ったのは、スキーレジャーに出発する直前だった。
つまり、季節は冬。
あれから、季節は巡り、厳しい営業の世界で耐え抜き、再び冬がやって来た。
その知らせは、12月のある日。
『普遍意識体感セミナーin八ヶ岳』のメインイベント、「阿久遺跡」見学ツアーで、数々の天のサインかのような不思議な現象と、その背後の完璧な計らいを感じた事を前回の記事で書きました。
この八ヶ岳合宿セミナーの準備段階から、感動的なフィナーレを迎えるプロセスを通して、田久保剛が学んだ事を、参加者の感動の声を織り交ぜながら、このシリーズの最終回としてお伝えします。
前回に引き続き、『普遍意識体感セミナーin八ヶ岳』2日目、地上の思いとは裏腹に、着々と天の計画が進められるような展開が、徐々に浮き彫りになってきます。
合宿セミナーのクライマックス、阿久遺跡見学ツアーで何が起きたのでしょうか。
その奇跡の展開を体感した参加者の声と共にお伝えします。
『本当の自分』の体感と魂の使命を想い出す2日間というテーマの『普遍意識体感セミナーin八ヶ岳』が、去る2018年4月14・15日に開催され、大盛況の内に幕を閉じました。
まさに、「普遍意識の体感」のテーマ通りの学びが、「そう来たか…」という感じでダイナミックに味わえた、素晴らしいセミナーでした。
一ヶ月近く経った今も、余韻が残っている感じなのですが、今回の体験を文字で表現するのは大変困難で、
このレポートを書くのは時間もかかり苦労しましたが、後日頂いた参加者の皆さんからのご感想も交えて、この合宿セミナーから私が改めて学んだ事や、
このセミナーの背後で進んでいたであろう「天の計画」を成就する共同創造の片鱗として田久保剛が感じた事の解釈などを、参加者の声を交えながらお伝えします。