「天国への階段理論」と言う喩え話をします。
私たちは、この地上から、天国(神の世界、普遍意識)に近づいて行くために、自分の力だけでジャンプしても到底、天には届かないのです。
どうやったら、私たちがこの天国に行けるかというと、ステップが必要なのです。
そのステップとは、私たちの目の前に立ちはだかる壁です。それが、「赦し(ゆるし)」のステップになるのです。
クリアすべき課題が残っている証
たとえば、あなたにとって赦せない事、困った事、カチンときたり、ムカッときたり、嫌だな…と思うような出来事という、このステップを赦す、つまり、あなたの課題をクリアすると、一段高いところにいけるのです。
たしかに、一段高いところは、地上とあまり変わってないと思うかもしれません。しかし、その一段高いところにもまた、このステップ、壁が来るのです。
あなたが、“赦さなきゃいけない対象”が現れてくるのです。
“赦さなければいけない対象”がある、ということは、あなたの中に“クリアすべき課題”が残っているということです。
だから、それに対して「正しい向き合い方」(正しい赦し)をするのです。
間違った捉え方から、愛に訂正する。
その対象の真実の捉え方をすることで、一個一個のステップ、つまり、あなたの目の前に立ちはだかる、あなたをムカつかせる人、あなたを困らせる出来事、それを赦すことで、あなたの内面のネガティブに反応する要因をクリアしていって、天国にいけるのです。
その対象を、赦す、赦す…というように、ステップを踏んであがっていくのです。それを繰り返していった時に初めて、地上で一人の力でジャンプしても届かなかった、この天国領域(神の世界)に行けるのです。
この「天国の階段」を登って、私たち(自我意識)が、神(普遍意識)を悟るのです。
正しい赦し(ゆるし)が悟りのステップ
最初は、私たちという現象世界に分離した存在(現象我・自我意識)と、神との間には大きな差があるけれど、その差をひとつひとつ取っていく(差取り・悟り)のです。
そのお手伝いをしてくれているのは(全てが…ではありませんが)、お手伝いをしてくれているように思える、ポジティブな事よりも、
どちらかというと、あなたを困らせたり、あなたが腹立ったり、あなたがネガティブに思ったりすることが、壁として立ちはだかって手伝ってくれるのです。
その壁を乗り越えたと同時に、あなたも高みに登っている(意識次元上昇)、ということです。
もちろん、その高みにはまた、もう一歩上がるために立ちはだかる壁もあるけど、それもまた「赦し」ていく。「赦す」、「真実に訂正する」。
そうすると、この次元(地上)での課題をクリアして、ステップを踏んでいくようにして、やがて天国との差が取れて行くのです。
イエスが「生涯かけて赦していきなさい」「赦す対象に真実で向き合っていきなさい」というのは、この「天国の階段」を生涯かけて登って行き、そして、この天国に辿り付くという事なのです。
このような「天国への階段」がこの地上には用意されていて、そして、その階段に対して「正しい向き合い方」(正しい赦し/瞑想の本質)をするということです。
そうすると、地上での課題がクリアされて行くのです。
クリア、クリア、クリア…そして、最後に大きなクリア、天国(神・普遍意識)に辿り付くのです。
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