「ゆるし」や「瞑想」の成果を正しく捉える(1/100ディスカウント理論)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
田久保剛/CTPeak

「『赦し』を実践したけど、まだ怒りが残っている・・・この場合、どうしたらいいでしょうか?」

というご質問を頂いた事をきっかけにして、「赦し」の成果の正しい捉え方、そして、その成果を最大にするポイントである、

『1/100ディスカウント理論』について、田久保剛の「普遍意識瞑想セミナー」の講話の一コマからご紹介します。


成果は何も起きない事に示されている

「『赦し』を実践したから、この怒りは消えるはずなのに、消えないぞ…」

って思うことはあると思います。

確かに、本当にそれで怒りが消えたら、凄く衝撃的です。

ある意味、「怒りを消し去りたい」と、ずっと苦しんできたとしたなら、なおのこと、赦しって「ああ、本当だ、凄い、素晴らしい道具だ」って思うと思うのです。

それは「今まであった恐怖が無くなることが、良いこと」という固定概念があるからです。

だから、「怒りが無くなりません。良いことが起きません。」という発想になるわけです。

でも実は、何も起きないという事にも、色々な捉え方、別の側面があります。

「田久保さん、『赦し』を実践したのに、昨日と同じ怒りがあります。何も起きていませんよ・・・」

という思いが湧き上がったとしても、実は、今迄と変わらない、良いことが起きない、と言う事こそが(赦しの)成果だったりするのです。

『赦し』を実践することによって、実際にそれが精神領域でどのように作用したか、私たちには基本的に見えません。

だから分かりにくいのですが、本当は「今の100倍になって返ってきたかもしれない事が、今、それだけで済んでいる」という可能性があるのです。

「1/100ディスカウント理論」とは

これを、私は「1/100ディスカウント理論」と言っています。

あなたが、その『赦し』を実践したから、今日、起きている事で済んでいる・・・でも、もしもそれを実践しなかったら、その100倍、いや、1000倍ぐらいのことが起きていたかもしれません。

精神領域では明らかに、もっと凄惨な事が起きたかもしれなかった事が、ある意味で、ディスカウントしてくれたお陰で、物質次元の現象としては、これだけで済んでいるんだ、ということが、実際にはあります。

ですから、ご自身なりの理解の範囲で良いので、

「もしかすると、目に見えない世界の作用として、もっと厳しい形で課題が自分に突きつけられた可能性のあるものが、これだけで済ませていただいたのかもしれない」

「ご褒美のようなものは無いけれど、今、何も起きていないことが、実は最大の成果でありご褒美なのかもしれない」

ということを知っておいた方が良いのです。

「だけどそんなの、実際には分からないでしょ」と思われるかもしれません。

ちなみに私自身は、このことは真実だと思っていますが、実際どうなのか分からないことを「田久保さんがそう言ったから」と、あなたが無理やり鵜呑みにする必要はありません。

これは『捉え方』だけで良いのです。

なぜ、『捉え方』だけで良いのかというと、例えば瞑想したり、赦しの実践を行ったとしても、「昨日と変わらない」または「こんな嫌なことが起きた」と感じたとします。

その時に、「何でこんな事が起きるんだ!」という怒りで捉える人と、「瞑想や赦しをやったから、この程度で済ませていただいたんだという感謝で捉える人とでは、精神領域に送り込む波動(エネルギー)が全く違うのです。

前者の波動は「憤り」ですが、後者は「感謝」です。

これは今、我々の個人レベルだけではなく、地球レベルでも様々なことが起きていて、実は今まで人間が創り上げてきた、ネガティブな想念が、一気にこの地球に現象化してきたら、こんなものでは済まない、地球が何十回も崩壊してもおかしくないほどのエネルギーが精神領域に溜まっているのだと言われています。

田久保剛/CTPeak

真実を捉えると感謝の波動になる

でも、そういう事は、私たちの目には実際に見えないのです。

だから、こういう事を知らずにいると、それらのネガティブな想念を更に精神領域に送り込んでしまう、といったことをやってしまうわけです。

ああ、同じ事が起きていても、「これだけで済ませていただいてありがとうございます」と、感謝の念を放つ人と、荒い波動を放つ人とでは、世界全体に対する貢献が全く違うのです。

だから、このことは私は『捉え方』だけで良いと思っています。

正直、それが真実かどうかなどは、どうでも良いのです。

そんな確認のしようが無い事に対して、真実かどうか考える暇があったら、私たちが今日までに到達した調和の心で、物事を捉え、私が普段お伝えしている瞑想の在り方、もしくは、赦しレッスンというやり方で実践する。そうして向き合った結果、今起きていることが成果なのです。

だから、

もし、悪いと思われる事が起きていても、「これだけで済ませて頂いたんだな」

もしも平和だったら、「何も起きていないんじゃなく、もしかしたら起きてしまっていた事が起きていないだけなんだな… だから、昨日と同じ平和な日々が来ているんだな。」

美味しい食事を味わったり、仲間と語り合ったり、そして、仕事に向き合えるという日常生活を送れていることに対して、

「なんか昨日と変わらない、つまらない日だな…」

って思うこともできるし、

「ありがとうございます。もしかしたら、仕事すらやっている暇もないぐらい大変な事の事態に私たちは巻き込まれていたかもしれない事が、こういう日常を与えられていたんだ…」

という風に捉えることもできる。

その時の両者の波動は、全然違うんだっていう事ですね。

 

 


●日常生活で普遍意識に意識を合わせ続ける本質的瞑想法
⇒『普遍意識瞑想セミナー・ダウンロード教材」』


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

無料メールセミナー:現状を変える7つのヒント

「何とか、今の現状を打開して解決のヒントを見出したい・・・」

そう思いながら、成功法則やスピリチュアル、精神世界などの様々な情報を探し求め、時間とお金を費やしても、なぜか一向に、現状が良くならない・・・
疑問あなたは、そんな悩みを抱えていませんか?
その悩みや問題は、ほんの少しのヒントで解決できる可能性があります。

⇒ 無料メールセミナーの詳細・登録はこちらから
(CTPeak公式HP)

こちらの記事もおすすめです

コメントを残す

*