田久保剛です、
精神世界の名著、新版『黎明』葦原瑞穂 著の“第2版”が完成しました。
“第2版”完成までの経緯や、“第2版”指定での入手方法などをお知らせします。
著書『黎明』の変遷
2022年4月29日、雨降る昭和の日の祝日、私にとって凄く価値のある、超、嬉しい事がありました^^
太陽出版の『黎明』編集担当者の方からのお知らせメールとほぼ同時に、それは私の元に届きました。
約5年間、待ちに待ったそれが、タイトルにある、新版『黎明』“第2版”なのです。
そもそも、この新版『黎明』“第2版”が、どのような位置づけにあるかをご説明します。
なお、下記発行日は、奥付(書籍巻末の書名、発行日等が記載された箇所)を基準にしています。
『黎明』が初めて地球上に送り出されたのは、1998年12月1日です。
この記事を書いている2022年から23年以上前の話です。
この時は、1冊のハードカバーの単行本で、現在のように上下巻に分かれておらず、発行元がコスモ・テン、発売元が太陽出版という形式で出版されました。
配本された直後の平積みにされた書店に呼ばれるようにして、その初版『黎明』に出逢った、あの日のドキドキ感は今でも鮮明に覚えています。
その約2年半後の、2001年5月1日、太陽出版より、1998年初版から加筆・修正・削除等を大幅に加えた増補新版として上下巻に分かれた形で、書名は、『黎明(上下巻)』で出版されます。
2016年10月2日に、著者、葦原瑞穂さんが逝去されるまで、この増補新版は一部の誤字、誤植等の修正をして刷を重ねていました。
同時にその背後で、葦原瑞穂さんは更なる新版に向けて、原稿を書き直しており、私は葦原瑞穂さんと会う度に、挨拶代わりにのように、「新版の原稿はどんな感じですか?」と聞いていました。
2016年春頃に、「上巻だけ、やっと出版社に入稿しましたよ」と、葦原瑞穂さんに言われ、とてもワクワクした思い出があります。
ちなみに下巻の原稿については、田久保は個人的に葦原瑞穂さんから生前、
「下巻の構想はあって、最新の阿久遺跡関連の情報を加え、古文書やアワ歌関連の話と、マン島のパワースポット導きの体験談、四万十の地場調整の奇蹟の話、あと、ここと、この辺りの話は削除して、更に心残りのあった(出版スケジュールの関係で十分に情報を反映しきれなかった)、『教育』の章は大幅に書き加えようと考えてますが、原稿は未着手です…」
と具体的に詳細を伺っていました。
残念ながら、この下巻構想は著書には反映されませんでしたが、全ての詳細の話は、CTPeak主催の『黎明』少人数ワークショップ等での講話記録がありますので、ご興味がありましたら、「人類意識の夜明け・オンライン特別セミナー」で、それらエピソードを肉声の録音でご紹介しています。機会があればご参加頂き、お聴きになって下さい。
新版『黎明』の問題点の背景と修正
さて、その時入稿された上巻の原稿、そして未着手だった下巻は一部分の改訂として、2017年9月1日付けで、書名を『新版・黎明(上下巻)』(新版第1版)として発行されました。
しかし、この新版(2017年9月1日)には大きな問題がありました。
編集担当者のお話によると、製作側の様々な事情もあり、2001年当時から、版下を作る方式が変更されたり、当時製作を担当していた会社が廃業になった関係で、データが入手できず原稿の版の修正が不可能になり、
葦原瑞穂さんが、新たに打ち直した上巻の新データとは別に、データ入手ができなかった下巻は、スキャンによって原稿データを製作した際の読み取りミスなどがあり、その他諸々の事情で、上下巻共に、誤字、誤植がとても多かったのです。
(上巻は内容的にも謎の過去形表現が多数ありましたが(^_^;、それについてはこちらをどうぞ)
緻密で正確な表現に拘っていた葦原瑞穂さんが記した『黎明』だったので、正直、『新版・黎明(上下巻)』(2017年9月1日第1版)の出来はとても残念に思いました。
『黎明』の情報を必要としている人、役割をお持ちの魂に届いて欲しいという気持と、でも早く修正したいというジレンマがあって、誤字、誤植の多さを指摘する意見を耳にする度、自分の事のように胸を痛めていました。
しかし、嘆いてばかりいても意味はなく、これは自分に託された役割だと捉え、読みながら見つけた誤字等をコツコツと記録したり、読者の方からご提供頂いた情報、そして生前、葦原瑞穂さんに私が直接、間違い表現を指摘して誤表現を確認した箇所なども加えながら、要所要所で出版社に提供しておりました。
そして、ようやく出版社から、修正版の第2版製作に着手する連絡が2021年末に入り、最終のチェックのお手伝いのご依頼を頂きました。
このご依頼は、結構タイトなスケジュールだったのですが、CTPeak総出で(って言っても2人ですが(^_^;)作業して、私としては凄く忙しいながらも、至福の時間であり、ランニングハイならぬ、“黎明ハイ”(お酒ではありません)のゾーンに入って作業に取り組んでいました。
結果、これらのプロセスで、新たに多くの修正箇所が見つかり、現時点、私たち側が把握している限りで、上巻:104箇所・下巻:108箇所・計、約212箇所の誤字、誤植等を修正し、この度の、【新版第2版】として完成しました。
そして、奥付では、「上巻:2022年3月26日」「下巻:2022年2月20日」付け発行となっておりますが、昨今の諸事情が絡んで流通は遅れ、倉庫から私の手元に届いたのが、2022年4月29日の事だったのです。
ちなみに荷物を開けて、著書を手にした瞬間、編集担当の方を含め、完成した新版『黎明』“第2版”を手にしたのは、世界で私が1番乗りだと聞いて、一人悦に入っていました(汗)
でも、あの日の大雨のジメっとした気候が吹き飛んでしまうような、その瞬間感じた晴れやかな気分、喜び、長年の重荷を降ろしたような、スッキリ爽快な気分は、
「やっと直してくれましたか…」
と、上の方で思っている葦原瑞穂さんの波動をキャッチしたものだったのかもな…そんなことを思います。
そして、2017年の新版が誤字、誤植だらけだったことは、結果的に、私にとっては新版『黎明』“第2版”製作に関わる事が出来た、大変光栄な仕事のきっかけになったということも感慨深い何かを感じたりもしています。
新版『黎明』“第2版”の指定購入
さて、そんな私の気分ことは読者の皆さんにはあまり関係ないことなので、早速、必要とされている方に、新版『黎明』“第2版”を手にして欲しい!と思ったのですが、ここにひとつ壁がありました。
今回は、あくまで新版『黎明』の“第2版”なので、新しい著書タイトルではありません。
よって、“第2版”の指定買いが現時点では難しいのです。
実際に現在、市場に出ている多くは、2017年9月1日(新版第1版)であり、版が違うだけの“第2版”を指定買いする事は不可能であり、
“第2版”が完成したという情報を聞いて、今、Amazon等の通販や書店で注文しても、第1版の在庫が完全になくならない限り、現時点では第2版が届くことは難しく、
そもそも書店の第1版の在庫を確認することは不可能で、また、しばらく時間が経ってもタイトルが同じである以上、第1版が混在している状況は避けられません。
また、出版社も流通等の諸事情により、現時点では、個人の方からの“第2版”のご注文は受け付けられない…との事です。
そこでこの度、太陽出版からの委託販売という形式で、CTPeakとして新版『黎明』“第2版”を指定でご注文を承り、CTPeakから発送することを可能にして頂きました。
新版『黎明』“第2版”と第1版の違い
新版『黎明』“第2版”と第1版には、内容的な変更はありません。
変更点の多くは、先述した、上下巻合わせ、約200箇所以上の誤字、誤植等が修正されたものです。
新版第1版をお持ちで、更に修正された“第2版”を確実に入手したい方、
または、2001年発行版(私たちは勝手に“旧版”と称しています)をお持ちで、これを機に、特に上巻は旧版から大幅な加筆となった“第2版”を確実に入手したい方、
また、新たに『黎明』を読んでみたい…という方は、どうぞCTPeakの窓口をご利用頂き、新版『黎明』“第2版”をお求めください。
なお、価格は定価でのご提供ですが、送料はご負担頂きますことをご了承ください。
定価・上巻:3,080円(税込)/下巻:2,970円(税込)
別途送料:370円より。冊数、形式によって送料は変動します。詳しくは販売ページをご覧下さい。
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