動物霊の憑依現象の真実(自念現象)

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黎明・田久保剛・CTPeak

田久保剛です。先日の個人セッションで、「狐の霊の憑依」という話題がありました。

「動物霊が、人間に憑依するという事は原理的にありえない」という事を私は著書『黎明』で学んでいて、自分でも深く納得していることなので、即座にその事をお伝えしました。

「あなた…狐の霊が憑依してますよ!!」

自称霊能者に、そんな事を言われたって、何の心配もいりません。しかし、正しい霊的真理の知識がないと、そういう情報に翻弄されてしまうばかりか、実際に動物の霊に憑依されるという現象に巻き込まれかねません。

この動物霊の憑依現象の仕組みと、その背景にある『自念現象』について、「『黎明』オンライン勉強会」のバックナンバービデオから田久保剛の講話を抜粋してご紹介します。

狐の霊の憑依

私が意外だったのは、本当に「狐の霊の憑依」等という現象を、人に伝える霊能者って実在するんだ…ということでした(^_^;

でも同時に、こうした現象の正しい霊的知識を身につけておかないと、その「原理的にあり得ない」現象すら、私たち人間の創造力で現象化してしまう…という事実もあるのです。

私は、このセッションの後に、以前開催した「『黎明』オンライン勉強会」で、この事に触れたことを思い出し、この情報をもっと広く発信しようと思い立って、この記事、動画の抜粋公開に至りました。

著書「黎明」の、動物霊の憑依現象に関する興味深い情報を下記に引用します。

精神階層には、相対的にヴァイブレーションの低い表現がヴァイブレーションの高い表現をコントロールすることはできないという厳然たる法則があり、動物の集合意識であるグループ・ソウルが、より進化した個的表現である、人間の意識や身体を支配するということはできませんし、動物達がそのような意図を持つこともありません。
(新版「黎明」葦原瑞穂著・上巻P209より引用)

この事は、動物霊に限らず、精神領域に起きる波動の作用として、あらゆる現象に当てはめることができます。故に、通常は目に見えない、確認のしようのないスピリチュアル情報、表現を識別する参考として大いに役立つので、

「低い波動から高い波動はコントロール(見ることは)できない」

というフレーズ等で押さえておきたい原理原則、真理です。

自念現象の仕組みを理解して識別する

それでは現象として起きていることの背景は何なのかというと、それは民間の伝承として日本に特有の、狐憑きとか狸憑きとかいう観念がある波動領域に想念形態を形造っていて、主体性のない人がその想念を意識(チャネル)すると、逆にその想念のエネルギーに支配されてしまい、彼もしくは彼女が信じていることが、自分の創造力に因って現象になって顕れてくるわけです。

このため狐憑きという観念が全く存在していないヨーロッパの国々では、狐憑き現象はありません。その代りにヨーロッパでは、彼らの民族に特有の観念である狼男やドラキュラ(吸血鬼)、その他のネガティヴな存在が現象化されるわけです。

ヨーロッパの諺に「悪魔のことを話すと彼が現れる」というものがありますが、これは、こうした自分の信じているものを創造してしまう現象(自念現象と呼びます)の仕組みを見事に言い当てています。
(新版「黎明」葦原瑞穂著・上巻P209〜210より引用)

多くの憑依現象の背景にある作用を整理すると、

①人間が創った想念形態にチャネル
②人間の創造力に因る現象化

とまとめられるでしょう。そして、

『自分の信じているものを創造する現象(自念現象)』の理解こそが、スピリチュアル分野の情報を識別する重要なポイントです。

特に、チャネリング情報の多くは、この自念現象、または自己メッセージという仕組みによって、自分の信念の想念形態を自分で読み取って、恰も高次のメッセージを預言しているような表現をしている場合がありますが、その場合、チャネルしている本人も嘘を言っている訳ではないので、その内容を識別する為にも、正しい霊的真理の知識を身につけることは重要なのです。

幻影に振り回されない方法

このような自分の心の創作物に振り回されないためには、常に自分の心の中を注意深く観察して、偽物、つまり自分と他の物との分離感から生じる恐れ等の否定的な想念の一切を、徹底的に心の中から追放する断固たる態度が必要です。
(新版「黎明」葦原瑞穂著・上巻P210より引用)

「分離感から生じる否定的な想念」⇒恐怖、心配、焦り、不安、恨み、憎しみ、嫉妬、怒りetc. こうした感情に、いち早く客観的に「気付く」ことがポイントです。

そして、それらのネガティブ想念は、分離が生み出した幻影で、実相に於いて、実在しないという真理を理解しておくことです。

実在しないものに反応して巻き込まれるのは、障子に映った木の陰をお化けだと信じ込んで恐怖に慄いていることに似ています。

反応したままだと、その幻影に意識のエネルギーを注いでリアリティ(実在性)を与えて巻き込まれます。
客観的に気付く事ができれば、それ以上、幻影に意識のエネルギーを注がないので、やがて影は消え去ります。

「気付く」為に、常に自分の心の状態に「注意深くある」(瞑想状態)ことも大切な要素ですね。

 


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