Q.「『神の道具が使命』、等というのは、偉大な聖者クラスで言える事で自分のレベルではまだ思えません。聖者は、時に激しい訓練、修行の過程があったから、その境地に至ったと思いますが、私たちが、その境地に至るには、具体的にどういうプロセスが必要なのでしょうか?」
大自然に囲まれた八ヶ岳合宿セミナーの特別講話で頂いたご質問に対する田久保剛の回答です。
偉大な魂とちっぽけな私
「偉大な魂とちっぽけな私」という話があります。
偉大な聖者の魂、ちょっと偉い人の魂、ちっぽけな私の魂、という魂の大きさがあったとします。
最近、魂の表現をした人は小さな魂、もう少し前に魂の表現をした人は中ぐらいの魂、もっと太古の昔に魂の表現をした人は偉大なる大きな魂…
私たちは、時間の断面で観るから、たとえば、大師クラスの大きな魂とちっぽけな魂の私…となります。
ハイラカン・ババジの有名な言葉で、「過去を持たない聖者はなく、未来のない罪人もいない」という言葉があります。
つまり、結局、私たち人間の視点、時間の断面で、たまたま、その瞬間カチっと止めると、確かに未熟な人と、成熟した人がいますが、この成熟した聖者も、未熟だった時がある…ということです。
ある意味、未熟な人はそれだけ成長していくために、必要な試練がいっぱいやってきたりとか、
別角度で言うと、カルマというのがあって、その時代に自分がやった事が全部返ってきて、今生で全部賄いきれなかった(解消出来なかった)カルマは、今度、転生でまたやってくるとか…つまり、どこにも不公平というのは存在していないのです。
必要なプロセスは目の前に示されている
私たち人間の視点の断面でみると、偉大な者とちっぽけな私、そして、成熟した人達はあまり不調和な事が起きない、そんなに苦労もいらない…
私たちはいろんな苦労がいるとか、こんな修行がいるとか、色々思うのですが、実は、この時間の枠組みを取っ払ってしまうと、全部同等で、
且つ、こんど、大師クラスまで行った人たちは、この未熟な人達を支えたり、導く役割があって、
もっというと、この未熟な人達がいるから、偉大な人達に役割を提供していくという相互作用があるのです。
だから、この全部で全体の調和があって、つまり、あなたがやるべきことは、あなたの目の前に来ていることに、ただただきちっと誠実に向き合っていけばいいっていう、ただそれだけなのです。
なので、今のご質問にお答えしますと、プロセスは、まさに「カルマ・ヨガ」といって、今、あなたが直面している、あなたの悩み、あなたの問題、あなたの人間関係、あなたの仕事、あなたの持ち場でやるべき事を、あなたが到達しうる最大限の心で、波動で、向き合っていくこと、それが必要なプロセスなのです。
●2019年秋・再開催決定!
『普遍意識体感セミナー in 八ヶ岳』(詳細・お申込)
〜『本当の自分』の体感と魂の使命を想い出す2日間〜
+ーーーーーーーーーーーーーー+
『CTPeakトークイベント』のお知らせ
開催日時とトークテーマ:
●東京・練馬
【第80回】 2019年 8月7日(水)13:30~16:00
テーマ: 『心の投影と現象世界の仕組み』
* * *
(場所の詳細はお申込者へ詳細情報をお伝えします)
参加費:[早割]3,000円(税込・事前振込)
[当日]3,500円(税込・当日会場払い)
講師:田久保剛
+ーーーーーーーーーーーーーー+