新型ウィルスに対する精神的対策

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今、社会のニュースは新型コロナウィルスの話題で持ち切りです。

もちろん、様々な予防策として注意を促されている、手洗い、うがい、咳のエチケット、不要な人混みを避ける等は、いつも以上に意識的に実行する必要はあります。

こうした医療分野に関わる事は、私が語るまでもなく、専門的且つ具体的な情報を参考にしていただくことが良いと思いますが、

この問題に対して、実は上記の様な具体的な予防策と共に、いや、もしかするとそれ以上に、注意をしなければならない問題があると私は感じています。

一日でも早く、この事態が収束に向かい、平穏な日常を取り戻したいものですが、そのような現実を迎える為にも、医療的な予防策と同時に、田久保剛が捉える、今だからこそ必要な精神面からの、この事態への向き合い方をお伝えします。

ウィルス騒動を増長させる内的な原因

今、私たちに最も大切なことを、ひと言で言うなら、必要以上に恐怖心を持ったり、心配したり、不安に嘖まれたりすること、つまり、ネガティブ波動を放たないことです。

ウィルスなどの病原菌は目に見えなず、どこに潜んでいるか予測不要なので、当然、不安になったりしますし、

未知の新型云々…死者が増加…などといった情報で、もちろん、必要な情報配信はあるにせよ、これほどある意味で無配慮とも思われる過剰な報道、情報拡散を受け止めると恐怖心さえ生じてきます。

しかし、こうした報道などの情報を、無防備に無意識に浴び続けることに因って、多くの人から放たれる、「不安、心配、恐怖心」といったネガティブ感情の波動が、その収束を送らせ、感染を拡大させ、その現象を引き寄せる原因にもなるのです。

病気治療のかなり本質的な情報が記されている、著書『黎明』、潜在能力の章、病気治療(ヒーリング)に、下記のような記述があります。

インフルエンザのように、ウィルスがプロモーター(病気を生じさせる原因)のひとつになっている場合でも、外的な要因のように見える出来事が、実際には内的な原因(カルマや心の波動)によって引き寄せられていることがあります。
外の世界に現象化されるものは常に、内にあるものの反映であるからです。

(新版「黎明」葦原瑞穂著・太陽出版・上巻P333より引用/強調、改行は田久保)

つまり、現象的には“新型ウィルス”が原因になっている騒動ですが、その霊的、精神的背景から見れば、それは私達人間の内面の意識の仕組み、何らかのカルマを解消させる為であるとか、それらと共鳴するような波動を自ら放つことで現象化(創造)している…

そこが本質的な着目点であるという事です。

分離感の波動が混乱を外の世界に現象化する

また、こういう事態によくある事のひとつとして、今回も「マスク争奪戦」が展開されていますが、真理の正しい理解を得て、今回の「マスク争奪戦」の背後に生じている分離感(エゴ)のマイナス影響、そして私達の在り方に、注意深く生かしていきたいものです。

もしも自分だけは助かりたいという利己的な動機で安全な場所を探す人がいれば、その分離感がヴァイブレーションを下げますから、その人がどこに逃げようと、その場所は危険になりますし、

反対に全体の調和のために、人類や地球環境を含めた全生命への奉仕に専念するならば、言い替えれば、宇宙の中でその人本来の役割に徹して愛を表現する存在であるなら、

たとえ大災害の真っ只中や銃弾の飛び交う戦場にいたところで、危害を受けることは有りませんし、反対にその人の行く先々が、その人を通して放射される光に因って調和されて、安全な場所になって往きます。

なぜなら、宇宙全体としての完全な調和の波動を表現している人の場合には、混乱を外の世界に現象化するような不調和な波動やカルマを一切持っていないからです。
(新版「黎明」葦原瑞穂著・太陽出版・上巻P255より引用/強調、改行は田久保)

『黎明』のこの記述は、人類意識の卒業の最終段階に於いて、その計画を成就できず、海中深くに沈んで壊滅した超古代文明のアトランティスやレムリアの時代の歴史から学ぶ教訓が述べられている章の一節で、私も特に重要視して、自分の在り方の指針にしています。

新型ウィルス騒動への精神的な向き合い方

さて、ではこうした霊的真理の背景の理解に基づき、今回の事態にどう対処したら良いでしょうか。

ネガティブ感情に気づく

私達人間の多くは、まだ未熟な意識段階にいますから、このような肉体の命に関わるような情報を煽られるように過剰に浴びると、恐怖心、心配、不安といったネガティブ感情が出てしまうことはしかたありません。

なので、ネガティブ感情(不調和な波動)を押さえ込むような抑圧的な努力は、むしろ、そこに意識を注いで助長する逆効果にもなりかねません。

問題は、ネガティブ感情(不調和な波動)に巻き込まれたまま、反射的な行為をする事にあります。

ここで重要な事は、「不安、心配、恐怖」という感情に客観的、第三者的に「気づく」という事です。

「ああ、心配しているぞ… 不安になっているな… 恐怖心があるな…」

と、その反応に“気付き”、その感情を第三者が実況中継でもしているように客観的に観察だけします。

そして、そういうネガティブ感情が出てきている自分を責めない、ジャッジしないことです。

「そりゃ、心配にもなるよね…」
「不安になっちゃうのもしかなたいわな…人間だもの(byみつを…的な(^_^;)」

そんな感じで、ネガティブ感情が出てきている事そのものは肯定します。
でも、相手にしない。唯、眺めている…そんな感じで向き合います。

こうして、自分の感情にスペースを空けて客観視する事で、その感情にエネルギーが注がれなくなっていきます。

自分の感情に気づかない状態が続き、巻き込まれている状態のままで反射的な行為に発展していくと、どんどんその感情にエネルギーを注いでいく悪循環に陥って行き、

自分自身はもとより、自分の周辺、環境にもネガティブ波動を放ってしまいます。

その元凶は、人間の分離感ですが、これこそが、今回のような必要以上のマスク争奪戦や、パニック状態を世の中に広げてしまう要因となっていきます。

更に言うなら、この地球の想念領域に、どんどんネガティブ波動を放射してしまうことになるのです。

特に今の時代、こうしたネガティブ波動は、即座に現象化しやすくなっていますので、細心の注意が必要です。

「今、ここ」での「行為」に転換する

「ネガティブ感情に気づいて、客観視」する状態が、自動車のギアのニュートラル状態に喩えるなら、次に、ニュートラルに入れたそのギアを、

「今ここ」

にチェンジします。

「不安、心配、恐怖」等のエネルギーは、常に人間の不完全な視点に於ける、過去や未来への意識の焦点が生み出します。

まだ起きてもいないことにさえ、私達はエネルギーを注いで実在性を与え、更にはそれを創造する事ですら可能なのです。

「今ここ」、つまり唯一、神が示し申している、この永遠の今に意識を向けて、そして「行為」にエネルギーを注ぎ直します。

例えば、噂や不確かな情報に惑わされないよう、少しでも正しい情報を得るようにして、そこから今の自分に最も適した判断を選択していくとか、その的確な判断に基づいて、冷静に予防策を講じていく、などです。

そして、もしも今、この瞬間に、それらの予防策に翻弄される必要のない時間であれば、

「今、自分はどこにいて、何をする(行為)時間だったかな?」

と問うように意識を戻し、

家事や、自分の担当の仕事、つまり日常生活の中で与えられた役割、仕事を、身体を用いて具体的な行為、それを、少しでも佳い波動を意識して行うです。

もしくは、自分が楽しい事、ポジティブな気分になれること等に意識を向け直します。

「想い」「言葉」「身体」が、神(本当の自分、実在、普遍意識)が物質次元、現象界に於いて、人間を通し自らを顕す3つの表現方法なので、

少なくとも、その人間という通路に、神の波動を流そうと行為するならば、普遍意識の調和の波動が宇宙の中心から人間を通して、私達のいる場所に流れ出すのです、

当然、その調和の波動の佳い影響を真っ先に受けるのは自分自身(人間)です。

そして、自分のいる場所、地域にその波動が広がります。

必要以上に外的情報に自分を明け渡さない

それから、特にこういう時は、情報収集は必要最低限に留め、結果的に恐怖を煽られるような情報や、怒り、不安、心配を助長するような情報には触れない方が賢明です。

そういう時間を少しでも多く、「宇宙の中でその人本来の役割に徹して愛を表現する」時間に割きたいものです。

そういう情報がたとえ真実だったとしても、他者への批判、批難、政府その他の機関の対応の杜撰さを怒りで訴えたり、怒りや恨みの想念を助長するような情報は、私は時間が無駄だと思って華麗にスルーします。

ちなみに私は、こうしたニュースを、このような精神的無知による配慮無き、必要以上に色づけして報道するテレビなどの情報バラエティ的な番組は、時間がもったいないと感じるので一切見ませんし、

いろんな情報、報道にいちいちネガティブコメント(ネガティブ波動の放出)が掲載されるようなネットのニュースアプリやSNSも見ません。

せいぜいスマホに入れたNHKのニュース防災アプリの見出しや、NHKのTVニュースを(と言ってもNHK信者ではないですが…)、流れを知る程度に、チラっと見るぐらいです(^_^;

真実の正しい情報は、正しい識別のためには必要、という側面もありますが、多くの人の場合、その様な外側の情報に巻き込まれて、知らぬ間に自分の識別を明け渡してしまい、更には、今、自分の居場所でするべき本来の役割、在り方を忘れて時間を無駄にしがちですし、

それ以上に、ネガティブ波動を撒き散らし、事態の悪循環を増長する側に無意識に回ってしまい、不要なカルマを増産しかねないのです。

新型ウィルスは、ある意味で地球レベルでの浄化を促すきかっけになっている可能性も高いですし、全ては、大いなる意識の計画のプロセスであって、本質的には深刻すぎる受け止め方はしないで良いと私は思っています。

それは放置するという意味ではなく、当面の私達は、外的な現象に対しては、手洗い、うがい、不要な人混みをさけるなどの物理的対策も必要ですが、それと同時に、

最も大切な事は、不安、心配、恐怖などの「ネガティブ波動」を自分や周囲、地球に放出しないように、

必要な霊的背景の理解と、自分自身の在り方、先述の「自分の意識状態に気づく」という事を意識し、自らもネガティブ波動のプロモーターにならないように注意をして、

むしろ、ポジティブな意識状態で宇宙の調和の波動と共鳴し、あなたを通して放射されるその調和の光に因って、少しでも多くの場所を調和させていく気概で、

能動的に地球を安全な場所にするという世界への貢献、全生命への奉仕にエネルギーを注いで頂く事を参考にして頂ければと思います。

 


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第2回テーマ:新版『黎明』「第12章 地球の変容」の過去形表記の謎と解釈(その2)

● 日時: 2020年3月14日(土)14:00〜15:30
● 対象箇所: 新版『黎明』上巻 P.249〜276 第12章 地球の変容
● 講師:  田久保剛(たくぼたけし)
● 参加費: 2,000円 (税込)
※当日の勉強会収録ビデオ付き(ストリーミング、ダウンロード形式/編集後、後日配布)
● 形式:Web会議システム「Zoom」にて
● 内容:
第2回は、「新版『黎明』「第12章 地球の変容」の過去形表記の謎と解釈」(その2)です。

第1回目の続きとして、葦原瑞穂氏が地上を去った翌年2017年に発行された、新版『黎明』の主に第12章「地球の変容」に表現されている、“過去形表記”の謎に迫ります。
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