この新設「田久保のつぶやき」カテゴリーは、田久保の日常や個人的な趣味・嗜好などについて、勝手気ままにつぶやきます。(つぶやきにしては長いですが…)
少し前の記事に、あしたのジョー連載開始50周年として様々な催しがあって、あしたのジョー展で、ジョーのようにまっ白に燃え尽きた(燃え尽きたい(^_^;)田久保剛の姿を公開しました(^_^;
これらの記念企画の中に、「メガロボクス」という、「あしたのジョー」を原案にしたという、とんでもない触れ込みのアニメが始まるという事も書きました。
その後、「田久保さんお薦めのメガロボクス観てますよ!」なんてメッセージを頂くのですが、その記事を書いたのは放送前の事なので、特にお薦めをしたつもりではありませんでしたが、私も毎回録画して観ていまして、その「メガロボクス」が昨夜、最終回を迎えました。
メガロボクスが繋いだ縁
さて、この作品が「あしたのジョー原案」と銘打っている以上、あしたのジョー原理主義者の身としては、かなりのキャラクターがモチーフとなっていたり、舞台風景や台詞が似ていたりすると、どうしても「あしたのジョー」と重ねて観てしまいます。
もちろん、リメイクではないので、別物と言う事は百も承知なのですが、あの「あしたのジョー」の魂がどう受け継がれているのか…という観点で観ると、
1話30分弱で全13話の放送の尺では、細かくディテールまで描ききれないのは仕方ないので、そういう視点では、その10倍ぐらいの放送時間で描かれた「あしたのジョー」との比較はナンセンスかな…という感じです。。
作品単体としては素晴らしかったと思います。何より驚いたのは、「あしたのジョー」を知らない世代の若者達にとても好評だと言う事。
ある意味、今の若者達に「あしたのジョー」のエネルギーを伝えられるかなり高度な表現、シナリオだったのかもしれません。それが分からないのだとしたら、もっと柔軟にならなきゃならんかな…なんて思います。。。
ただ、「あしたのジョー原案」と銘打ってなければ、たぶん縁がなかっただろうな…と、つまり、「あしたのジョー」に拘る大ファンの私自身の魂の共感・共鳴は正直、あまりなかったみたいです。。。
さて、アニメについてはそんな感じなのですが、実は私にとっては、この「メガロボクス」との縁のお陰で素晴らしいアーティストとの出逢いがありました。
この「メガロボクス」のエンディングテーマ曲「かかってこいよ」を歌うNakamuraEmiさんです。
この「かかってこいよ」という曲は、初めはあまり気にしなかったのですが、アニメ視聴の回を重ねる毎に聴いていた曲のフレーズが、いつしか頭に残るようになって、それまではNakamuraEmiというアーティストの存在も知らなかったのですが、Youtubeでフルバージョンを聞いたら、なんだか魂が強烈に共鳴した感じだったのです。
「敵は全部自分」という真理を叫ぶ
「かかってこいよ」って、それだけ聞くと、なんとも挑発的な、まさに殴り合って闘う舞台のアニメに相応しいフレーズなのですが、
その本質は、
♪「かかってこいよ 敵は自分の弱さ」
♪「かかってこいよ 敵は全部自分」
という、つまり対象が全部、内面の自分自身なのです。
正直、他者に対して「かかってこいよ」っていう姿勢はちょっと殺伐とした分離のエネルギーを感じますが、「かかってこいよ」っていう対象が、「自分の内面」に向いたとき、なんとも言えぬ、生きるエネルギーというか、本質の原動力というか、そこに「真理」のエネルギーを感じて、魂の共鳴を起こすのです。
▲PVの中心に登場するのはNakamuraEmiさん本人ではなく、柿崎麻莉子さんというダンサーさんです
(本人は、歌う口元のコマと最後の方に少しだけ登場)
https://www.uta-net.com/movie/245200/
歌詞のメッセージも確かに共感するのですが、実は、歌詞を解釈しようなどまったく思わなくて、とにかく、そのパワフルなメッセージの奥にある力強いエネルギーに妙な共鳴を感じて、その後、一気に他の曲も聴いたのですが、更に私の魂を揺さぶるような曲ばかりで、完全にハマりました(^_^;
正直、その表現の奥のエネルギーにこれだけ惹かれるのだから…と、とにかく生でこの魂の波動を感じたいと思って、私としては既に「神の領域」であるミスチル以外のアーティストとしては、この数年では初めてと言ってもいいライブチケットを即購入しました。
「本音エネルギー」が共鳴の連鎖を起こす
NakamuraEmiさんの別の曲で、「大人の言うことを聞け」は、ミュージックビデオも素晴らしく、やはり魂に響いてきます。
ちょっと前の記事で、竹原ピストルさんの「よーそこの若いの」を紹介しましたが、彼のメッセージは、「俺を含め誰の言うことも聞くなよ」でしたが、NakamuraEmiさんは、「大人の言うことを聞け」です(^_^;
で、この一見、相反するかのようにも取れるメッセージですが、この両者の曲に感じるエネルギー、波動に同じものを感じたんですね。
まあ、よくよく歌詞を聴けばその本質は同じなのですが、インタビュー記事によると、NakamuraEmiさんが、メジャーデビューを迷っていたときに、その決断のきっかけとなったのが、同じ事務所の竹原ピストルさんのライブで、「ステージに嘘がなかった」と魂を射貫かれたように泣きっぱなしだったそうで、こういうエピソードからも、魂の共鳴の連鎖というか、感じていたエネルギーの本質を感じます。
それはまさに「嘘のないエネルギー」「本音エネルギー」の共感です。
https://www.uta-net.com/movie/225781/
私は、以前より「本音エネルギー」を表現する重要性を、自らの経験に基づいてお伝えして来ました。
メンタル系セミナー講師の本質を学ぶ「TAOメンタルビジネス塾」でも、その中心概念は「本音エネルギーマーケティング」というもので、
小手先の表面的なテクニックで、一気にお客さんを増やすのではなく、自分の深奥の波動、つまり素直な飾り気のない純粋な本音の自分にブレない表現を丁寧にしていくことで、そのエネルギー、波動に共鳴する一人一人を増やしていく在り方の重要性をお伝えして来ました。
そして、私の魂に共鳴して揺さぶったNakamuraEmiさん曲の数々は、まさに「嘘のないエネルギー」「本音エネルギー」の表現だったのです。
もちろん、その歌詞の表現も飾り気なく変に捻ってなくてストレートで心地良く、時折、自分の表現を聴いているような錯覚さえ起きるほど共感します。
「本音エネルギー」からぶれんじゃねーぞ
さて先日、ダイレクトにそのエネルギーを感じるべく、六本木EX-シアターで開催されたNakamuraEmiさんのライブに行ってきました。
歌詞やメッセージから、若い女の子ばかりかな…ってちょっと緊張していましたら、見た目、私よりもオジサン達(失礼!)…「先輩方ゴロゴロ私はまだ若造です」って感じで、客層は、結構まばらな感じでした(^_^;
たぶん、その曲のメッセージもさることながら、「本音エネルギー」を表現する、その在り方に共感している大人達も多いんじゃないかな…って感じた次第です。
ライブは…もう言葉化できないぐらいエネルギッシュでもの凄く素晴らしかったです。
そして会場に渦巻いていたエネルギーは、まさにNakamuraEmiさんの「本音エネルギー」の表現に魂が共鳴・共振した温かくも力強い、とても心地の良いものでした。
NakamuraEmiさんは、その小柄な体のどこから湧き上がるのかってぐらい、もの凄くパワフルな歌声で、ブレがなく安定感があって、たまに聞き手が心配しちゃうような不安定な歌声の方もいますが、まったく安心して聴いていられます。
というか、あまりの力強さに、その「本音エネルギー」がストレートに魂に響いてきて、終わってから数時間経っても心身共に振動しっぱなしでした。
NOUV5TOUR with #Volkswagen
@六本木EX THEATER
胸がとにかくいっぱいです。
温かいお客様。ダイブしたいという気持ちが初めて湧きました。改めてブログに書きます。
一先ずお礼まで。
心からありがとうございました!残り大阪、名古屋へいくぞー!#フォルクスワーゲン #vwgolf #NOUV5 pic.twitter.com/mrHwnwMGYF
— NakamuraEmi (@nakamura_emi) 2018年6月27日
▲NakamuraEmiさんのこの日のライブのツイート(この中に私もいます)
つい2ヶ月ほど前に知って、ハマって聴いていたのですが、気付いたらライブのセットリスト、全部一緒に歌えるほど覚えちゃっていました^^
まだまだ語りたいこともありますが、とにかく私もNakamuraEmiさんの「本音エネルギー」の表現、そのパワーを見習って、己の山道を、己の叫びを、己の山びこで、己の魂に響かせて、その共振・共鳴のエネルギーを放ち続けて行こうと思うのでした。
▲NakamuraEmiさん代表作「YAMABIKO」
https://www.uta-net.com/movie/200662/
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https://www.uta-net.com/movie/225775/
♪「結果を気にして書いたら私の曲はすっからかんだ」
♪「人を気にして書いたらこのデビューはおじゃんだろう」
ガンガン響いてきます、このフレーズ。
ライブ会場で聴く、この「メジャーデビュー」の力強さは、まさに半端ないって!って感じで、最後のフレーズ、
「ぶれんじゃねーぞ!」
は、まさに自分自身の魂を射貫く強烈なエネルギーでした!!
▼田久保剛のライブはこちら
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『CTPeakトークイベント』のお知らせ
開催日時とトークテーマ:
【第65回】 2018年 7月18日(水) 13:30~16:00・東京
テーマ:『「神の道具」としての生き方』
(場所の詳細はお申込者へ詳細情報をお伝えします)
参加費:[早割]3,000円(税込・事前振込)
[当日]3,500円(税込・当日会場払い)
講師:田久保剛
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