スピリチュアル情報の真偽に迷った時の霊的視点

「その情報の根拠は何なのか」
「真実は何なのか」
「『黎明』に書いてあるけど本当なのか」

こうした真偽に拘りがある時や、外的情報に価値あるものを見つける大切さを、田久保剛のトークイベントからご紹介します。

短い話ですが、あらゆる外的情報を、すべて自分の魂にとって最高の協力者に変える真理の視点は、貴重な人生の財産にして頂けるでしょう。

1 真偽より大切なもの
2 本物じゃなくても
3 全部協力者に変えてしまえ
4 『カルマ・ヨガ実践講座（SKY）』
5 『おもしろスピリチュアル基礎講座（BASE）』
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真偽より大切なもの

「真実なんかどうでもいい」というのは、どういうことでしょうか。

例えば、外的な情報があったとします。それがチャネリング情報でも、宇宙の存在の情報でも、何かの幽界の情報でも神様の情報でも、「黎明」の情報でもいいし、何か真理を語った情報、つまりあなたにとって外側の情報、私がこうやって話していることも、あなたにとっては外側から来た情報です。

そのような情報に対して、「田久保さん、それの根拠は何ですか」とか、「真実は何ですか」とか、「『黎明』にこういう風に書いてあるけど、これは本当なんでしょうかね」など言われることがありますが、その真偽のほどにこだわりすぎて時間を無駄にしてしまうことがあると私は思います。

もちろん、ある程度そういうことを確かめた方がいいケースもあるかもしれませんが、最終的にどこまで行ってもそれが本当の真実かどうかなんてのはわかりません。
例えばある時代に、「科学的にこれはこういうことである」と10年前、20年前に言われていたことが、さらに研究が進んだら実は逆だった…と分かることはたくさんあります。

それと同じように、これは科学的に証明された真実だから受け入れる、信じる、というのではなく、あなたがすごく納得感があったり、そうだろうなとか、これが自分にとって良い影響を与えたら、それでその情報には価値があるのです。

本物じゃなくても

Mr.Childrenの「イミテーションの木」という曲があります。
この歌詞の最後に、

♪「本物じゃなくても君を癒せるなら」

という言葉があります。

リニューアルしたビルの中にある、イミテーション、つまり本物じゃない、人工の木の下で、少年が飛び跳ねて遊んでいる姿があって、それを見ている誰かの顔がほころんでいる。そんなシーンを表現しているのですが、そんな場面で、「あれはおもちゃの木ですよね」なんてナンセンスです。
おもちゃだろうが、本物だろうが関係ないのです。

それがイミテーションの木、つまり本物の木じゃなくても、その下で、人々を癒している。本物じゃなくても、あなたが良い波動になるならば、あなたがとても明るい優しい気持ちになれるのであれば、

それが真実だろうが本物だろうが偽物だろうが、つまりこの情報が真実なのかどうか、誰が語っているのか、偉い人が言ったのか、偉くない人が言ったのか関係なくて、それが、あなたの中にある普遍意識を呼び覚ますような、優しさと共鳴するような、愛と共鳴するような作用があれば、何でもいいのです。

全部協力者に変えてしまえ

そういう意味では、あまりこの真偽のほどに囚われずに、もし縁のあった情報や、エネルギーや、出来事や、人や、物があったら、全部あなたの中にあるポジティブな影響を作用させる、発動させる協力者にする。

もちろん、自然にそうなる分にはいいのですが、もしならなかったら、あなたがこのような捉え方によって、あの人と出会ったからこそ、先程、「あの質問があったからこそ、私はこんなことに気づけた」という発言もありましたが、あの出来事があったから、病気になったから、こういう判断をした私がいたからこそ、このようなことが学べた…というふうに、

全部良い形に転換してしまえば、外側にあるものが、おもちゃだろうが偽物だろうが本物だろうが何だっていいわけです。全部協力者に変えてしまえと。

何の協力者かというと、自分の中にある本当の自分、普遍意識を呼び覚ます協力者です。
それをきっかけに、良い影響として転換できれば、それは、あなたにとって素晴らしい出会いだったということになると思います。

そういう外側との情報との関わり、宇宙のチャネリング情報であろうが、占いであろうが、どんなことであれ、全部、普遍意識を呼び覚ます協力者に転換することを、是非意識して実践してみて下さい。