「地獄」はあるのか?

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田久保剛/CTPeak

Q.「“地獄”ってあるんですか?」

という質問に対する田久保剛の回答です。

地獄は「想い=世界」という波動領域にある

「地獄」は、あると言えばあります。

これは、私達が分離意識(自我意識・エゴ)に囚われてしまうと、その囚われの世界を自分の周りに作るという訳です。

私達がいる、この物質的な次元は、何かを想ったら、即、それが現実になるという次元ではないので、なかなかその実感がないと思いますが…

実は、私達の中で、「争い」「戦い」「敵ばっかりだ」「もう腹立つ事ばかり」等といった、分離意識が生み出す、様々なネガティブな、ぐちゃぐちゃな心の状態のまま、仮にこの世を去ったとします。

肉体次元を去る、肉体を去るというのは、ある意味、表現体としては、より精妙な波動領域に行くのです。

この「精妙な波動領域」のひとつの特徴として、「想いがそのまま世界になる」というのがあります。

だから、「敵ばっかりだ!」「みんな悪いヤツばっかりだ」という波動の人が、そのまま成長しないで肉体を離れちゃうと、あの世で、本当にその世界が展開するのです。

それを「地獄」というのです。

地球の物質次元は意識の成長に好都合

だから、この物質次元にいる内に、少しでもこうした霊的真理を学び、実践し、成長して、愛というものを見出していく波動になれば、肉体を離れたあとの世界で、そのような愛が反映したステージにいくのです。

その人の意識分の世界があって、精妙な波動領域では、その時の意識が即座に目の前に現れます。

私達は肉体があるという鈍重な波動の物質次元にいるから、そこで、成長のための様々な事を学ぶ為に、パッと想ってしまっても、すぐに現実化しない領域にいます。

だから、成長、学びの為には、この物質次元は好都合なのです。

だけど、私達が恨み憎しみの波動を抱えたまま、本来の精妙な意識領域に、つまり、物質次元の肉体を離れちゃうと、その人は、まさに地獄を、そこに自分で作るという事です。

そして、自分と同じ様な、恨み、憎しみを持った人達と世界を共有するという事になります。

そういう意味で「地獄」は何を象徴しているかというと、自分の意識状態の反映の事を言っているのです。

地獄に落ちてジムの再契約をしない為に…

だから、この物質次元で少しでも、自分の心の状態を成長させていく事が大切なのです。

結局、この次元を離れて初めて気付く。

「ああ、もっと、トレーニングで鍛えておけば良かった…」

って思う訳です。

そして、

「なんとかもう一回、あのトレーニングジムを契約できないもんかね…」

って守護霊さんと相談して、計画して、

「わかった、じゃあ、その代わり今度は、どれれだけ重いもの来ても逃げるなよ」

等といろいろ設定して、またこの次元に転生してきて、そして愛を学んで、やっと、自分の呪縛から離れて行くという事です。

だから、地獄は、そういう意味では、あると言えばあります。

でも、ないと言えばないのです。

なぜなら、本当は幻想だからです。

自分が勝手にそういうエネルギーを作って、そこにフォーカスを当てているだけという事です。そういう視点から言うと、確かに「地獄」はあります。

でも本来は無いのです。

 

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