憤りの感情に示された真実

田久保剛/CTPeak

<この話をはじめから読む>

私は、この一連のテーマの冒頭記事で、

心理系、スピリチュアル系のメンタルケアの現場の、本質が見落とされた現状を見る度、“良かれと思っての善意の行為”が生み出す悲劇、「飛べない蝶の悲劇」の寓話が重なって見える事が多く、“強い憤り”さえ感じる…

という私の本音を表現しました。

今回は、この私の“強い憤り”に向き合った結果、行き着いた結論についてお伝えします。

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「ワクワク」という名の現実逃避

自分探しの旅/田久保剛

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《第8話》

前回は社会人一年生の頃の、ずいぶんとダメ社員ぶりを暴露してしまったので、もしかしたら、「メンタルケアの講師だなんて相応しくないのでは?」なんて思われてしまったかも知れない。

しかし、ここに書いている私の経験は、何一つ飾ることの無い、私の等身大の話だ。

心の世界というと、何か神秘的な、不思議なパワーとか、難しい専門用語とか、そんな、耳触りの良い言葉で自分を飾り立て、すっかり分かった様な気持ちになることがある。

しかし、実際はどうだろう。

本当の学びは、常に自分の足下に示されていて、その事実に気づけるか、見過ごしてしまうのか・・・

少なくとも私が若い頃には、いつも目の前にあった「答え」に気づかず、何か「神聖な世界」に答えがあると信じていた。(精神世界を探求する多くの人が陥っているような気がします)

そんな私の経験がもしかすると、今なお迷い続ける人々の何かのヒントになるのでは……そんな気持ちで、話を続けていこうと思う。

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悲劇の元凶〜心の闇は「無明」から生まれる〜

田久保剛/CTPeak

<この話をはじめから読む>

前回の記事でご紹介した、「飛べない蝶の悲劇」の寓話が、現在の心理系、スピリチュアル系のメンタルケアの現場に起きている事に、重なって見える事が多いとお伝えしました。

今回は、この善意の過ちの“悲劇”を生み出す元凶は何だったのか…その核心についてお伝えします。

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やりがいが持てない本当の理由

自分探しの旅/田久保剛

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《第7話》

私のプロレス三昧だった学生時代。

当時はよくテレビにも出ていたので、大学からPR効果の功労として、サークルでは異例の活動費支援を頂いたりもした。

しかし、そんなことばかりに熱中していた私は、当然、勉強などに時間を費やす暇はなく(!?)、

当時、ユング心理学のゼミを専攻していたのだが、学プロ活動をもって、ゼミの履修にしてもらったり…。
(おっと、大きい声で言っちゃった(^^ゞ)

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飛べない蝶の悲劇 〜善意の過ち・メンタルケアの問題点〜

田久保剛/CTPeak

心理系、スピリチュアル系のカウンセラー、ヒーラー、セラピストといった、この時代に、とても重要な役割を担っている方々や、そのサポートを受ける側の方々の声を聞く機会が、私、田久保剛は結構多くあります。

そして、このようなメンタルケアの現場に起きている話を聞くと、カウンセリングの本質が見落とされた現状に、「飛べない蝶の悲劇」の寓話が重ねって見える事が多く、強い憤りさえ感じています。

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依存から自立へ 〜エースをねらえ!〜(後半)

田久保剛

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●◎○● コラム[心の旅の協力者]●○◎●
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「エースをねらえ!」(後半)
(前半より続き)
かなり昔に見た番組なので詳細は忘れたが、確かこんなシーンがあったのを覚えている。

失意のどん底にあった岡に、「桂 大悟」という人物が現れる。

彼は、宗方のテニスパートナーであり親友でもあった人物で、宗方の死後、岡の育成を引き継ぐ約束をしていた。

桂は、(理由は忘れたが)出家して、山寺で般若心経を唱えたりして修業をしている人物だ。

その桂が、岡を立ち直らせるために山奥の寺で預かることになり、彼女には再び厳しい修行が始まる。

ある時、雑草だらけのテニスコートの草刈りをさせられている岡が、どうしても虚脱感で何もできず、涙ながらに桂に訴える。

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依存から自立へ 〜エースをねらえ!〜(前半)

田久保剛

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●◎○● コラム[心の旅の協力者]●○◎●
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「エースをねらえ!」(前半)

コンプレックスだらけだった学生の頃の私は、

「結局こんな自分じゃ女にもてない。背が低すぎて、彼女なんか出来っこない」

という不安や恐れを抱えていた。

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そこに“答え”はなかった・・・

自分探しの旅/田久保剛

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《第6話》

その試合は、テレビ中継や多くのメディアが集まり、プロレスブームという時代背景もあって、学生の試合でありながら、非常に注目されていた。

学生プロレスラーにとって後楽園ホールとは、テレビで活躍する多くの有名なレスラーたちが名試合を繰り広げた、プロレスの聖地であり、まさに憧れの地、夢の舞台であった。

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短所を一瞬で喜びに変える方法

自分探しの旅/田久保剛

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《第4話》

学生プロレスの世界にも、体重別の階級がある。

背が低い私は、最軽量級に位置する、「ライトヘビー級」の所属となった。

実は、この「ライトヘビー級」こそが、学生プロレスの超花形、飛んだり跳ねたり、エンターテイメントとして最高に人気の高い階級だったのだ。

そして、この階級に、自分の短所、欠点が消えてしまった秘訣があったのだ。

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