田久保剛です。
数日前に蒔いたカモミールとかすみ草の種が、ここの所の暖かい陽気にも手伝われてか、早くも芽を出しました。
じっと見ていると、芽が伸びる動きが見えるんじゃないかってくらいの生命力、そのエネルギーが満ち溢れています。
つい数日前までは、種というより粒?のような物質が、こんなにも生命力溢れる表現を見せてくれるのです。
こうした発芽の場面に立ち会うと、あらためて、その背後に在る生命の力を感じます。
日常は普遍意識の表現に溢れている
私は生命の力を、私たちのこの世界を創造している、その背後に在る、本源のエネルギーという捉え方をしています。
よく、目に見えない世界に対して懐疑的な姿勢をとる人がいますが、そもそも生命の本源は人間が造り出したものではないですし、
それは突然、無から現れたものではなく、人間の目に見える表現をする以前に存在している力だと言う事は自明の理です。
人間や動植物を含め、この世界の森羅万象、山川草木の、すべての表現の本源は、同じ生命のエネルギーであって、それが本来の意識状態で在る普遍意識です。
その本源のエネルギーの表現を、身近な植物等に見出し感じる事で、自らの本源に共鳴して思い出し、人間の自我意識が創り出した雑多な想念が掻き消され、癒やされるような感覚すら味わえます。
こんな小さな新芽と向き合っているだけでも、「本当の自分」の別の表現を観ているような感覚と共に、大いなるエネルギーとの一体感が生まれます。
こうした、本源のエネルギーの表現を、この次元により導き出して行くにはどうしたらいいでしょうか。
因縁果の道理
確かに、植物の「種」そのものも固有のエネルギーであって、生命の表現と言えますが、このみずみずしい新芽や、やがて咲かせる花や実といった、満ち溢れるエネルギーの生命を表現するには、大地や水、そして太陽などの環境という「縁」が必要です。
これは仏教の教えで言う「因縁果の道理」です。
「因」とは種であって、その種が、様々な環境の「縁」と交わり結びつくことによって、結果、「果」に結びつく、という道理です。
種は蒔く前の単体の状態では、それ以上の表現はできません。
今の自分という「因」だけでは出逢えなかった、更なる自分の表現や創造という「新たな自分」と出逢うためには、
「縁」、つまり自分以外の人、出来事等の縁、情報や物事との縁など、様々な出逢いに因る化学変化によって、本源からその生命エネルギーが引き出され、この次元に表出します。
私たちの本源、普遍意識のエネルギーは無限ですので、この次元に無限の生命の表現をすることが可能です。
その鍵を握っているのが、この「因縁果の道理」のように、様々な「縁」との関わりなのではないかな…
そんな事を想いながら、この地上に生命の表現を始めた新芽に、自分自身を重ね、「新たな自分」と出逢い、新たな創造を実現していく為に、更なる「縁」との出逢いを楽しんでいこうと思う今日この頃なのでした。
今、このブログをこうして読まれているあなたとの「縁」もまた、新たな生命の表現を生み出すことに繋がって行くのだと思います。
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