普遍意識チャネリング・セッション(イベント趣向変更の背景)

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「CTPeakトークイベント」は、精神世界、スピリチュアル分野に於けるテーマを毎回設け、田久保が感じるままにトークをお届けするイベントです。

2014年からスタートした、この「CTPeakトークイベント」は、お陰様で、まもなく通算100回目を迎える事になりました。

コロナウイルスの関係で、2020年春からはオンライン形式に移行しておりますが、2021年4月2日時点で、会場版と合わせて通算97回になります。

通算100回まであと3回という時点で、少し趣向を変えてみることにしました。

変えてみる点や、その趣向の背景についてお伝えします。

イベント中に「意識が飛んでしまう」という現象

変更点は、あえて「テーマを設けない」という点です。

この試みは、実験的な意味も含まれるのですが、そのきっかけとなった出来事が先日ありました。

それは、3月に開催したトークイベントでの出来事です。

それは、イベント中に「意識が飛んでしまう」という現象です。

普段の日常生活では一度も訪れないこの現象は、私がセミナーなどの講義中に限って、7年前から、年に2〜3度おきます(^_^;

「意識が飛んでしまう」という現象、その時の感覚を説明するのは少し難しいのですが、話している事を認識できないというか、空足を踏んでいるような感じです。

実際に、その時の自分の意識はあります。

その「日常的な自分の意識」が、何かを話しているもう一人の自分を客観的に感じていて、でも、「日常的な自分の意識」は、その状態に焦ってしまっているような感じです。

その意識は、「今日はこのテーマで話さなきゃいけないし、準備していた、この事を話さなきゃいけないんだ…」という思いです。

そう思って、そこに引き戻そうとしても、圧倒的なパワーで戻せずに、余計に焦ってしまい、空足を踏んでいるような感じになってしまうのです。

そんな状態でも、何かを話しているのです。でも、たった今話している事を、数秒後の自分が認識できていない。

「今、俺、なにを話していた?」

そんな感じなのです。

ちょっと冷静さを取り戻そうと、質疑に切り替えるという事もしてみます。

すると今度は、相手が質問を話し始めた段階で、瞬間的に、明確且つ鮮明で一切の迷いのないその答えの感覚が上がってくるのです。

しかし、その感覚が上がってきた時点で、まだ相手は質問の表現が終わっていません。最初の、一言が始まったばかりぐらいですから…

そして、質問を表現し終わる頃に、さっき閃いた答えを伝えようとすると…答えの感覚が消えてしまっているのです。

同時に、

「今、何を質問されましたか?」

と言いたくなるように、質問内容が飛んでいるという大変失礼な状態になってしまいます。凄く集中して真剣に聴いているんですよ。

でも、私の中では、その質問の本質を捉え、今、最も適切な答えをキャッチした感覚だけは残っていて、その場では、なんとかそれを探ってなんとか回答します(汗)

閃いた瞬間にメモすればいいと思って、殴り書きのように汚い字でメモするのですが、答える段階でそのメモをみても、全く思い出せないのです。

実際は、そのやり取りを客観的に観ると、背後の精神的なところで、そんなことがあったとは気づかなかったというご感想は頂くのですが…私の中では、私の顕在意識と潜在意識が分断されているような、なんとも言えない気持ち悪さがあるのです。

そして、更に言うと、このような「意識が飛んでしまう」時は、あえて表現するなら、複数の現実が同時に起きている感覚があって、顕在意識では、明らかに今起きている訳ではないのに、でも、別の記憶があるという感じになるのです。

顕在意識の願い vs 潜在意識に届いた願い

先日のトークイベントは、そういう意味ではかなり重傷でした。

終了後だったのですが、この複数の現実の記憶が一気に押し寄せるように湧き上がってきて、目眩が起きる感覚になりました。
少し横になって1時間ほど寝たのですが、起きても、あの時は10ぐらいの別々の記憶が、パラレルワールドのようにトークイベント中に体験していた感覚があり、でも、そのどれもは、あの場で起きた事ではない。

似た感覚として、睡眠中の夢で、寝ている間に、別々の沢山の夢を見ていた記憶が残っている…そんな感覚です。

先程も触れましたが、このような状態になるのは、セミナーなどのイベントでの講話中に限って起きます。

なので、単に脳の機能障害ということではないと考えています。

私の中で冷静に分析すると…

たとえば、トークイベントに向かう時の私は、入念な意識のセットアップと共に、強い願いを持つのですが、その願いを表現するなら、

「今日、この場に参加された方、もしくは、この情報に触れる方々にとって、最も必要な情報を、より高次からのメッセージとして展開されますように…」

「今日展開される情報、エネルギーに因って、参加者の普遍意識が共鳴し、課題や問題をクリアするきっかけ、ヒントがそれぞれの内側から示されますように…」

というものです。

これは、私の指導霊などの高次の存在、いわゆるハイヤーセルフ、もっと言えば大いなる普遍意識に向けた祈りであり願いなのですが、これが強く作用しているんじゃないか…というのが私の仮説です。

この私の願いと、その日設けたテーマが一致して、まさに、テーマに沿った高次のメッセージが展開されることを実感する事が多いのも事実です。

しかし、年に2〜3回、「意識が飛んでしまう」という事が起きる時、それは、どういう時に起きる傾向があるのかを振り返って見ました。

考えられる事のひとつとして、私としては良かれと思って、その日のテーマに沿った入念な準備をした時です。

このテーマだったら、この話を伝えよう… この情報も参考になるな… あの話は役立つな… という感じにメモをしておいたり、スタッフとブレストをして、その内容を項目としてメモをしておいたりします。

多くの場合、この準備は良い方向に生かされます。

正確には、準備して、あとは一旦放置することで、結果的にその日、必要な情報が展開される、という感じなのです。

しかし、その準備に固執して、準備した情報や項目を「再現」しようとした時に、実際は、その日、その瞬間は、それではないエネルギーが必要な場面で、例の「意識が飛んでしまう」状態になるように感じています。

つまり、テーマを定め、それに固執することで、私の脳の範囲、顕在意識、自我意識の価値観、データに於ける準備をしてしまい、それを「再現」しようとすることで、

もっと深い所にあった私の願いと、表面的な願い(固定的な準備の再現)に不協和音が生じて意識が飛ぶのではないか…という事です。

私の自我意識の中では、「『今日は●●というテーマだから参加した…』という人がいる以上、そのテーマと関係ない話をしたら失礼じゃないか…」という、言って見れば常識的な考えも強くあるので、その考えと、深い所との願い、別の言い方をするなら、顕在意識の願いと潜在意識の願いの差異が引き起こしているのだと思うのです。

ちなみに、「意識が飛んだ」イベントの、終了後のアンケートの多くは、「凄く良かった」「エネルギーが伝わった」という好評なご意見が多く、そんな状態になっていることは感じなかったというものが多いのですが…

当の本人は、ちょっともどかしさがあるのです…

厄介なことは、「今日、最も必要な情報」は、事前に自我意識、顕在意識で決められず、その日のその場の波動に呼応して示される…ということだったりします。

この仮説は、今になって気付いたことではなく、こういう現象が起き始めた数年前から感じていた事でもあるのですが、その具体的な対応については、結論をだせないままで、時折やってくるこの現象に度に、混乱してしまう…という状態でした。

そこで、この現象に何度か直面した教訓を今後に生かす、ひとつの試みとして思い立ったのが、トークイベントに、あえて「テーマを設けない」という事なのです。

「普遍意識チャネリング・セッション」

私が、この「テーマを設けない」ということで望む事は、普遍意識のチャネリングをする、という事です。

チャネリングというと、一般的には、チャネラーが媒介となって、聞き手にとって、外部の情報である、宇宙存在などの高次のエネルギーを受け取る…というものですが、

私自身、こうした、自分の外側の個的表現から情報を受け取る、といった分離を前提にしたチャネリングに価値を置いていません。

私の言う、普遍意識のチャネリングとは、著書『黎明』や葦原瑞穂さんから学んだことでもあり、あくまでも、普遍意識と繋がっている私たち一人一人の内側の深奥と共鳴し、自分の内側から、必要な情報をチャネルして受け取るものです。

外側から情報を受け取るのではなく、「自分の内側」から受け取るのです。

この場合、私のトークは、私が私の内側の深奥、普遍意識と共鳴して、その情報、波動、エネルギーを表現する事によって、その言葉そのものというよりも、その言葉の背後の波動、エネルギーが、受け取り手、つまりあなたの内側の深奥、普遍意識と共鳴して、あなたの内側から必要な情報が示される、そのきかっけに過ぎないのです。

実は、普遍意識のチャネリングは、今回のトークイベントに始まった事ではないのですが、今回はダイレクトにその事を意図して、実験的な意味も含めてやってみる…というのが、CTPeakトークイベントの趣向を変える背景になります。

テーマを固定化することで、

「事前に決めていたテーマだし、そのテーマに沿った事前準備の情報提供こそ、参加者の為じゃないか」

という私としては善意のつもりの意識、エネルギーが、精神領域では、自我意識(エゴ、分離意識)として作用してしまい、より深奥の普遍意識のエネルギーをキャッチできなくなってしまう可能性もある、という事です。(※もちろん、いろんなケースがありますので、それすら固定化出来ませんが…)

テーマは、全体にとって最高の、今日、この場に必要な情報を、田久保がキャッチして表現し、そのエネルギーに呼応した、参加者の普遍意識が共鳴し、一人一人に必要な、普遍意識とのチャネリングメッセージを内側から感じて頂く事です。

その内側から示されるものは、言葉に変換されるかも知れないし、波動に刻まれる、もしくは、エネルギーとして感じて、日常生活や、直面している問題に向き合ったときに、今までと違う視点を生み出す、という形かもしれません。

なので、その示されかたすら固定化出来るものではありません。

その日、参加される方々を迎え、いざスタートした時に私がキャッチしたエネルギーが、「ああ、今日準備したのテーマの情報じゃないじゃないか…」という気持でブレーキをかけず、

「ああ、今日はこれですね!OK!」と、素直に受け入れて表現できるようにするために、あえて「テーマを設けない」という形式で、これからのトークイベントを、「普遍意識チャネリング・セッション」としてお届けしていきます。

詳細や日程、ご予約は、下記サイトにリニューアルして記しましたのでご興味がありましたらどうぞご覧下さい。


リニューアル!
『CTPeak“オンライン”トークイベント』のお知らせ

開催日時とトークテーマ:

2021年4月4日(日)13:30~16:00

* * *

●Web会議システム「Zoom」にて
参加費:[早割]3,300円(税込・事前振込)
講師:田久保剛

●CTPeak“オンライン”トークイベント参加予約はこちらから


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