一般的に言われる「願望実現法」で叶えたい「願望」は、「本当の自分」が望んでいる願望なのでしょうか?
私、田久保剛が、自ら願望実現を探求するプロセスから掴んだ、この「願望」の見分け、見極め、
そして、本当の望みを知り、大いなる存在との連携によって、この地上での、自分の使命、役割を成就させるヒントをお伝えします。
どうでもいい願望?
願望実現のセオリーに則って実践していくと、「ああ、これは叶ったな…」「ああ、これは叶わないな…」様々ですが、願望通り叶うことも結構ありました。
その経験を積み重ねて、徐々に「ああ、やっぱりこういうことなんだな…」という「願望実現の仕組み」への確信が持ててきたのですが、
では、それを駆使して、もっと「こういうものを手に入れよう」「こういう状態になろう」「こういう願望を実現させよう」というような意識になったかというとそうでもありません。
そのような一つ一つの願望を実現させようとするプロセスで、その願望が、どうでもよくなってくる場合があるのです。
「どうでもよい」というのは、ある段階で出た願望を達成するプロセスで、その願望に近づいてくると、それに対して「ああ、別にこれはもういいや…」という気持になってくるのです。
そしてまた、その段階で出てくる別の願望を追っていくと、それもある段階に来た頃にどうでもよくなってくる。
願望は欠乏の影
これは、投げやりになって、悪い意味で諦めちゃっているのではなくて、良い意味で諦めているのです。
「諦める」という言葉の語源には、「明らかに極める」というような意味があります。
「ああ、こういうことなんだ…」と、まさに「明らかになる」という事が「あきらめる」という言葉の出所なのですが、「こういうものを持っていないから手に入れたい」という願望を追求していったら、「ああ、なんだ、実は持っていたんだ…」と気づく、そんな感じです。
「諦める」とは、まさに、「明らめていく、明るくなっていく」という事です。
明るくなって、追っていた願望という影が消えて逝くと、「あれ、俺って本当は何を求めていたんだろう?」と気づく。
なので、何かを欲しいって思ったら、その瞬間、「なんでそれが欲しいのかな…」「どうしてそういう願望がでるのかな…」そう自分に問うてみて、その影を映す本質的な要因を探るようになってきました。
願望にも、いろいろな種類があります。
“今、持っていないものの反動”として出てくる願望もありますが、“自分の役割に関係があるもの”もあるのです。
本当の願望は魂が覚えている
元々、もって生まれて来た、今回の人生で、自分が表現しようと思う事、そして、それに対して必要だと思うことには、得もいえぬワクワク感があったり、そのことを考え、そのことを探求している時は、時間も忘れるくらい、夢中になったり、喜びを感じたりする、そのようなものです。
それは、欠乏の反動ではなくて、どちらかというと、元々在った、自分が本来この次元でやるべき事(使命)を思い出すような感覚です。
そして、それを叶える過程は、願望の実現とは少し感覚が違います。
自分自身(魂)の使命を果たす方向に向いていくと、それは全体(高次の自己)が望んでいる事でもあるので、叶えようとする前に叶っちゃう事があります。
自分で叶えるというよりも、どちらかというと、何者から背中を押してくれるように、
「おい、(その使命を果たすためには)この道具が必要でしょ…」
「こういう人が必要でしょ…」
「このぐらいお金必要でしょ…」
というように、向こうから状況がやってくるようなことが起きてきます。
生まれる前に元々設定して来た本当の望み
それは、願望実現のセオリーというよりも、正に自分のやるべき事、「魂の設定(使命)」に気づき、それを実現すべく、自分自身の現実生活の方向性をパチンと一致させると、そのような事も起きだします。
この状況を、欠乏の意識状態から見ると、「いいなぁ、俺もそうなりたいな…」と思うかもしれません。
しかし、これは、願望実現や自分の本当の望みを叶えることに向き合って、いろんなことを模索していった結果として、内在していた「魂の設定(使命)」を決めて来た本当の自分に出逢えば、
「ああ、今、自分には使命、役割を果たす上で必要だから、こういうことが起きているんだな」
「ああ、まさに背中を押されているぞ…これは、何か見えない力で応援されているな…」
と、誰もが感じられると思います。
そういう状況になった時は、唯々、「ありがとうございます」と感謝で受け止めることです。
同時に、ある意味では責任がある訳です。
それを自分が設定してきた役割があるのですから、「自分がやるべきことをきちんとやっていきます」という宣言をするような意識も必要です。
地上代表のあなたと天の連係プレー
実はあなたは、代表選手なのです。
この地上でしか出来ない事を成し遂げる、目には見えない高次領域にいる存在、魂の同胞達との申し合わせの上で、大いなる魂の計画を成就する、この地上に送り込まれた代表選手なのです。
ですから、あなたが、本来やるべき事を思い出すと、上の方の方(高次領域の存在・守護霊・指導霊・ハイヤーセルフ)は、「ああ、やっと思い出してくれた…」となって、その意識のエネルギーを受けて、より応援をしやすくなる訳です。
様々な偶然に見える出逢い、たとえば、
「たまたま隣に座っていた人が、こういう事を詳しくて、それに従っていったら、こういう所に導かれて、そして、こういう仕事が何故か与えられちゃったんです…」
そういった“偶然”と呼ばれる出来事がありますが、実はこれは、この地上次元だけで起きている事ではなくて、天(上の方の方)との様々な連携プレーによって起きています。
天との滞りが少ない時は、この連携が上手く行って、そのような応援現象が起きてきます。
この現象も、「願望が叶っちゃった」という表現ができますが、一般的に言われる「願望実現」の“願望”は、どちらか言うとやはり、「欠乏の反動」から生じる願望の意味で使われる事が多いような気がします。
「願望」という想念には様々なパターンがあります。この記事の情報から、自分から出てくる「願望」の見分け、見極めをするヒントを掴んで頂ければ幸いです。
また、天との繋がり、上の方の方(高次領域の存在・守護霊・指導霊・ハイヤーセルフ)との連係プレーをスムーズにするひとつの方法として、瞑想はおすすめの手法です。
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参加費:[早割]3,000円(税込・事前振込)
[当日]3,500円(税込・当日会場払い)
講師:田久保剛
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