著書『黎明』トリビア“オーロラ”が意味するもの

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黎明と月・田久保剛

太陽の表面で起きる爆発現象の「太陽フレア」の影響で、磁場が乱れて、通信機器やGPS等に影響が出たり、オーロラが観測されやすい、というニュースが流れていますね。

この話題に触れて、太陽と磁場の影響によって出現する「オーロラ(Aurora)」について、『黎明』に関連する事を思い出しました。

今回の記事は、ちょっとマニアックな田久保剛の『黎明』トリビアです(^_^;

黎明はオーロラに改訂される予定だった?

実は、私は中学二年生の時、父の影響で、アマチュア無線技士の国家資格を取って、無線通信を趣味としていたので、太陽の活動周期が約11年であるとか、黒点によって、電波伝搬が良くなって、思いがけなく遠くまで電波が届くことがあるといった事は、無線技士の基本知識として知っていました。

しかし、せいぜいその程度の知識で、太陽フレアによる磁場の影響とか、そのことでオーロラが観測されやすくなる事の背景は詳しくなかったのですが、

この太陽と磁場などの知識や、その波動的影響について、『黎明』の著者、葦原瑞穂さんはもの凄く詳しく、確か2年ほど前も、この太陽フレアや磁場の影響と、オーロラ出現の確率が高まる事と、その背景での、より精妙な波動領域での影響について等、滔々と語って頂いた事がありました。

私にはあまりに専門的すぎて、相づちを打ちつつも、頭の中はポカ〜んとしていましたが(^_^; それはさておき、今回の太陽フレアのニュースをきっかけに、『黎明』関連の事で思い出した事があります。

それは「オーロラ」についてなのです。

私は、「オーロラ」とは、天体に輝く光のカーテンのような発光体という意味しか知りませんでした。

しかしある時、葦原さんが、『黎明』の第3版にあたる改訂版での変更箇所候補に、この英語表記に「オーロラ(Aurora)」という文字を使おうとしていたことがわかったのです。

新版『黎明』に記された謎の英語表記

その箇所は、『黎明』上巻、4ページにある、英語表記、

 THE DAWN IS BREAKING

の部分を、“Aurora”(※写真の記述は“Aurola”ですが、これはスペル間違いです)にするというものでした。

“THE DAWN IS BREAKING”が、夜明け=「黎明」というのは理解できますが、最初、「えっ、何でオーロラ?」と思いました。

最初は、太陽フレアの現象や磁場の影響で、日本でもオーロラが観測されるかもしれないと熱く滔々と語って頂いたあの一連の話に関係あるのかな…なんて思いましたが、

よくよく調べると“Aurora”には「黎明」という直接的な意味があるのを私が知らなかった事がわかり、なるほど、だからTHE DAWN IS BREAKING“Aurora”になるのかぁ…とわかったのです。

そして、この2017年8月の待望の新版『黎明』が手元に届いた時点で、私がまっ先に確認した箇所は、まさにこの『黎明』上巻、4ページです。

すると…

そこには“Aurora”の文字はなく、旧版から改訂無しに見えました。

「結局あの候補は無しになったのか…」そう思いながらよく見ると、若干の違和感が…

「ん??“THE DAWN IS BEWAKING”…おお、なんと新しい表現ではないか!!」
(こうなる事を知らなかったことが若干悔しい(^_^;)

しかし、英語に無知な私は、“BEWAKING”なる単語の意味がわかりません。

辞書で調べてもネットで検索しても出てきません…

「う〜ん、葦原さんは“BEWAKING”にどんな意味を込めたのだろうか…」

正誤表と使命

そんな謎を抱えたまま数日が経ち、先日、編集担当者の方にこの事をお話しすると、「あっ、それ誤植ですね…次回の版で直します、ありがとうございます…」とさらり(汗)

“BEWAKING”は、深い意味が込められた単語でも、造語でもなく、単なる誤植だったのです。。。

と言う事で、今回の新版『黎明』を手にした方は、上巻、4ページの表記は、

+ーーーーーーーーー+

誤:BEWAKING

正:BREAKING

+ーーーーーーーーー+

となりますので、その貴重な誤植版を修正されておいて下さい^^

さて、ちなみに、この『黎明』上巻、4ページの英語表記の、“THE DAWN IS BREAKING”の直下の文章は、1998年のハードカバーの初版本の時は、最初の扉の箇所に記載されていますが、

This book is dedicated to the peoples who seek our origin.

となっており、この文章は、英語に詳しい葦原さんの知り合いのアドバイスによって、2001年5月の改訂新版以降は、下記に書き直され、

This book is dedicated to the people who awake to their calling.

となっています。

丁度1年前の名古屋講演会の控え室で、この文章の意味について葦原さんと語り合っていました。

私は、“calling”が“使命”を意味することから、

「この本(黎明)は、使命に目覚めた人々に捧げられています」

という意味で捉えていること等を伝えると、葦原さんはニヤリと笑って、上記の様なエピソードを教えてくれました。

今度行う、『黎明』を題材にした私、田久保剛の特別セミナーは、まさに、この英語表記のように、地球の夜明け、「黎明」の時代に、重要な役割を担う使命に目覚めた人々に捧げるべく、私自身の使命として、天に私を使って頂き、その役割を全うする思いで着々と準備を進めています。

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