この世界に生まれてきた、自分の「使命」とは何でしょうか。
「使命」と言っても、社会的な枠組みを前提とした仕事、職業なのか、霊的背景を前提した魂の役割なのか、その解釈は様々ですが、
田久保剛なりの「使命」を見出すポイントについて、八ヶ岳の大自然の中で開催した「普遍意識体感セミナー」の特別講話からお伝えします。
使命は常に示され続けている
何か、「使命」というと、「いやいや、私にはとんでもない…」というような、大げさに捉えられがちなのですが、単純に自分の与えられた「命」の「使」い方…というぐらいの気持で捉えたら良いと思います。
ただ、“職業”…「私は、この職業が使命だ…」というよりも、その“職業”を通して自分の役割を表現する。だから、使命は一貫しているけれど、当然、転職して、色々とステージが変わる人もいます。
だから必ずしも、「使命＝職業」ではない。でも、職業を通して自分の使命を色々と表現している…という言い方は確かにできます。
なので、「やっちゃってる事が“使命”なのです」、すごくぶっちゃけて言うと。
今が、あなたが、“使命”。
よく「私、使命が分からないです…」という人に、「今、何やってますか？」と聞いて、「私、こういうことやってます…」「それですよ！」みたいに＾＾
そうなのです、結局、やってきた事が“使命”であり、やってきた事が、これからまた更に自分が役割を果たす上での何かのトレーニングになっていたり、
そういう事を経験したからこそ磨かれた何かの感性であるとか、経験値を、また生かすステージがあるのです。
もちろん、職場としては変わらないかもしれないし、もしくは、職場そのものが変わるかもしれないし、色々と（現象的に）変化があるかもしれないし、変化はないかもしれないけれど、
今迄やってきて、そして且つ、今、やっている事が“使命”と言えるのです。
既にやっていること、そして、今。
全員が素直に使命を表現する
そして、あなたが関心があること。
よく、「ワクワクしましょう…」っていう言葉がありますが、あれは確かにその通りですね。
「黎明」著者の葦原瑞穂さんが、どうしてブラックボウモアから神を観れるか…っていうと、お酒が好きだからなのです。
私は、お酒で勝負をしようとすると落ち込むのです。（ん？白角と変わんないじゃないか…）ってそれはちょっと極端な喩えですが(^_^;
つまり、よく分からないのです…私は。
でも、私には分かる分野も逆にあるのです。たとえば、こういう霊的分野の情報は大好きで、それが生活なので、やっぱり分かるのです。たとえば何かブログをパッと観ても、「ああ、これは自分に必要な情報だ…」とか、パパパって、そのような識別心がはたらく。
そこにはもの凄く繊細なセンサーがはたらいている。つまり、結局、好きな事しかやっていない。
私の理論は、「本当は、全員が好きなことをやればいい」という事です。
全員が「素直」に。地球の普遍意識に直に繋がり、普遍意識を直接、素直に表現する。
そうすると、何が生じるかというと、お金がいらなくなります。
お金がいらない等価交換
「お金のいらない国」というすごく象徴的な本があって、それはアセンションを遂げた惑星の経済システムというか、経済システムがない次元（等価交換システム）が書かれていると解釈しているのですが…
全員が好きなことをやると、たとえばコーヒーを淹れるのが大好きな人は、コーヒーを飲むのが好きな人が来たら、「はい、どうぞ…」って与える。「お金、払います」などと言ってきたら、「え、何？お金って…」って感じなのです。
その代わり、それ以外のものは全部、他の人からタダで提供してもらう。そもそも“タダ”っていう言葉の概念がない訳です。
つまり、みんな素直に、好きな事を表現していて、それを自分が担当している。でもそれ以外のことは全部、それを好きな人達がやっていることを、タダで提供してもらうという、「経済システムを通しての学び」を終えた、次の段階のステージの情報が地球にも入ってきています。
これは、今の地球では、もちろん無理なのですが、でも、目指すべき方向性としては、そうだと思っていて、その中で、私が今の地球で生かせることがあるとしたら…
「好きなことをしましょうよ、みんな…」
と言う事です。
過去を肯定すると使命が見えてくる
好きな分野を極めて行くと、その分野の普遍意識の波動に感応できるようになってくるわけです。
そして、そのように好きなところを一点堀りして、普遍意識に感応して近づいて行くと、他のものも今迄よりも識別心が磨かれてきたりします。
それぞれが本当に好きな分野、関心がある分野、ワクワクする分野をなるべく選んでいく。
でも、「過去私はそうじゃなかったな…」「お金のためだけに仕事していたな…」とか、「全然自分らしくなかった…」とか、「自分を押し殺して親の期待通りに生きちゃっていたな…」とか、いろんなものがあったとしても…
今、それを思う時は、どういうふうに捉えるかというと、「だから、できることがある」という事です。あの棘の道だったからこそ、養われた何かがある、感性がある…
だから、一切、過去に否定するところは一ミリもなくて、それこそ、髪の毛一本でもズレたら嫌だったってぐらい、自分の過去を愛おしく思うと、これからどう生かしていけばいいのかという事がまた見えてくると思います。
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