普遍意識の完全なる顕現者として、人間の霊的向上を手助けする為に、地上に肉体を通して化身した『大師』。
様々なエピソードを交え、その謎に包まれた背景や、疑問を解明し、また、普遍的なメッセージを学ぶ上で、最高の解説をした、『黎明』の「大師」の章を取り上げて、田久保剛の解釈を元にした勉強会を開催しました。
「大師」の情報の注意点
私が今回のテーマ「大師」を取り上げるに当たって、まず注意点として押さえておきたいと思ったポイントがあります。
それは、全知全能の大師の様々なエピソードは、自我意識に囚われている人間にとっては、その神秘性や、不思議な現象そのものへの興味本位であったり、
自分とはかけ離れた能力を持つ、依存の対象にしてしまったり、
またまた、不完全な視点から、全智の大師の超多層的な精神活動をジャッジしようとしてしまう…ということです。
『黎明』は、事ある毎に、
外側の誰かに頼ろうとすることは、大師の実相で在る無限の力、永遠不変の生命が自分の内にも在るという真理を理解していないことになり、その分離感こそが、自分の内からの普遍意識の展開を妨げる最大の障壁
(新版『黎明』葦原瑞穂 著・太陽出版・上巻P282・L1引用)
というフレーズにあるように、要所要所、繰り返し注意を促している一方で、
不思議で神秘的なエピソードも多数、表現しているので、
この注意点を意識していないと、興味本位の情報収拾に終始して、「外側の誰かに頼ろうとする」本末転倒な結果になってしまう傾向もあります。
今回の勉強会は、まず、この注意点をしっかり認識した上で、様々な大師が示してくれたエピソードに、大切な教訓を見出すように進めていきました。
同時に、『大師(グル=外側の霊的指導者)』を求めなくとも、常に、大師の導きと同じ学びの機会を日常生活から見出す本質を、田久保なりに解説して、参加者の多くの納得と共感を得て頂きました。
この勉強会のバックナンバービデオを公開しましたので、ご興味のある『黎明』読者の方は、是非学んでみて下さい。
『黎明』オンライン勉強会・参加者の声
この勉強会に参加された方のご感想の一部を紹介します。
『何冊も本が出来てしまうような内容』
今回もなかなかのボリュームでしたね!ありがとうございます。
大師の章は個人的にも好きな章だったので、とても楽しみにしていました。黎明がもっともフォーカスを絞り、各章ごとに真理、普遍意識について丁寧に説明をしてくれていますが、今回の大師の章は、まさにその普遍意識を人間の姿かたちを通して表現し、彼、彼女たちの仕事の一端を解説してくれている貴重な資料でした。
一般的にイメージされる大師、聖者、覚者のような言葉に代表される、特定の宗教内での位のような位置づけで呼ばれる人たちが、いかに中身のない教義によって帰依者の指導をしているかという反語的にも理解が深まる章だと思いました。
大師=普遍意識に置き換えて読んでみる、という田久保さんの解説もとても腑に落ちました。
こういった情報や理解への手掛かりがない場合、ただ我々は常識的な感性だけで大師たちの言動を解釈して、あれこれと個人的な感想を持ってしまいます。
例えば、理不尽で突拍子もない無理難題を弟子にやらせている、と解釈されかねないエピソードも、実はその背景には膨大な精神活動や、その個人にとって最適な真理、解脱への導きがある、という背景や理由がきちんと存在している、などの知識は大変心強いものがありました。
この章ではそういった説明が多くの角度から語られていて、どういう切り口であっても最終的には「なるほど!」と唸らされました。
また勉強会では多くの大師の写真や地図上の解説などが加わり、よりイメージがしやすく複雑に絡んでいた関係性なども丁寧に説明していただき、非常にわかりやすかったです。
多くの真理を探求する人にとって、自分の指導者という話題は興味が尽きないと思います。
自分の外にそれを求めるか、中に求めるかという問いに対しても、分岐路の標識のような役割を果たしてくれると思います。実はこの章で語られている情報は「黎明」自体の中ではボリュームがある方ですが、一般的書籍に換算すれば異常なほどコンパクトにまとめられていると思います。
通常であれば、これだけの情報を語ろうと思えば、何冊も本が出来てしまうような内容だと思います。
今回も大変勉強になりました。
ありがとうございました!
(T.H.さん)
『カルマ・ヨガの実践に行き着く』
田久保さんの最後のまとめで、「大師を神に弟子を我々に置き換える。」という説明がとても分かりやすくそのとおりだと思いました。
結局、自分の魂の成長のために最適化された今、ここへの正しい向き合い方であるカルマ・ヨガの実践に行き着くのだと思いました。
(K.M.さん)
『すっと腑に落ちました』
大師一人一人のお写真まで準備して下さり大変分かりやすかったです。大師の方はインドに居られたり、他国に住んでおられてもインドにご縁があるんだなぁと感じました。やはりインドに魅力を感じます。
大師を普遍意識に置き換えてみて。と言われた事はすっと腑に落ちました。
とにもかくにも今日も明日もこれからもカルマヨガを実践する事が大切だと再確認できた講義でした。
どの角度からアプローチしても結果カルマヨガなんだなと実感しましたし、カルマヨガを実践する上でこのような知識(ギャーナヨガ)も同じように大切なことだと感じる事ができました。
私の得意の3日坊主にならないようこの意欲を少しでも長く維持できるよう邁進して参ります!!
いつもいつも分かりやすいご講義ありがとうございます。
来月も楽しみにしています。
(K.T.さん)
『終始有難いという気持ちに包まれていた』
今日は、最初の方の、「自燈明、法燈明」のところで、何故かわからないですが、ただただ有難く、不意に涙が出てきました。
その後も、ところどころで涙が出てきました。終始有難いという気持ちに包まれていました。
最後の、「日常生活で「大師」と出会うための智慧が「黎明」」というお話は、深く腑に落ち、改めて、「黎明」「田久保さん」との出会いに深く感謝した次第です。
この地上に生まれてきて、人生の折り返しを過ぎた今、このような学びをさせていただいていることに、この上ない喜びと幸せを感じています。
ありがとうございます。
(S.K.さん)
『言葉と波動から伝わってくるものを強く感じました』
今回は、いつも以上に言葉と波動から伝わってくるものを強く感じました。
「子どもの虐待死や痛ましい出来事の情報に対してどう捉えていけば…」という質問に答えられた、「情報に心を痛めて嘆くのではなく、自分の役割にどう繋げられるかを常に考える…」という、具体的な転換の説明も言葉以上の伝わりを感じ、とても納得できました。
特に最後の方の「置き換えて捉える」は、目から鱗が落ちたように納得!深く頷きました。
あと、名言の引用も、いつも的確に用いてくださるのと、知らなかった言葉も学べるのでとても勉強になります。ありがとうございますm(__)m
(A.S.さん)
『具体的にイメージ出来る』
今回、田久保さんが世界の大師の写真を沢山用意して下さいましたが、実際に写真で見ることで、大師を想う時に具体的にイメージ出来るのでとても良かったと思いました。
参加者の方でお隣さんが大師なのかも?というお話が面白かったです。
そんな風に周りの人にも神を見出しながら生活出来たらと思いました。
(S.N.さん)
『無価値観を拭えない私への凄い励まし』
大使との出会いの如く、日本人に生まれて下さった葦原さんが この黎明という本を書かれて、私がその本に出会えるなんて、地球のアセンションの時期でなかったら、あり得なかったことのように、ありがたく思いました。
しかも、今日の締めくくりの田久保先生の結論も、無価値観を拭えない私への凄い励ましの様に聞こえました。
ありがとうございました
(Y.K.さん)
『聡明なエネルギーを頂いた』
改めて常に導かれている日常に感謝の思いで向き合い魂の浄化に努めて参ります。
これからもスケジュールの都合が合う限り参加させて頂きます。
聡明なエネルギーを頂きありがとうございました。
(T.K.さん)
『大師の存在が雲の上でなく地上であったことが実感』
本日は大変おもしろい講義をありがとうございました。
真剣に聞いていて2時間があっと言う間でした。
ミーハーかもしれませんが、各大師のエピソードなどは本当に面白いです。
また、インドの地図を示してもらったのは初めてで、今まで言葉だけでピンと来ていなかった状況?というか、場所がわかり、大師の存在が雲の上でなく地上であったことが実感として受け止められました。
日本にはインドの情報は本当に少ないと思います。世界地図では見ていても、あのようにインドの地方を知ったのは初めてでした。
(S.I.さん)
『地図、写真の説明でとても分かり易かった』
地図、写真を使用して説明して頂きとても分かり易かったです。
ア-ナンダマイ・マー大師が女性だと言う事も知らなっかったので写真がみれてよかったです。
なぜか今までとても気になってよく名前だけは思い出していたので良かったです
(T.M.さん)
『同じ無限の力が自分の中にもあるのだ』
今回も盛りだくさんで充実した内容の勉強会でした。
田久保さんの並々ならぬ熱量のこもった事前準備があってこそだと思います。いつもありがとうございます。「大師」の章、だいぶ前にリクエストした記憶があります。
日々の教訓にできるエピソードが満載の章だと思っています。私は日頃から自分の子どもたちに、
「誰かのことを、あの子はすごいな、素晴らしいな、と思うことがあったら、それと同じくらいのすごさ、素晴らしさを自分も必ず持っているということをわかっておくんだよ」
と言っています。
子どもに言っておきながら、同時に自分自身へのリマインドでもあるのですが。大師についても、同じように、大師の存在を特別視して神格化するのではなく、同じ無限の力が自分の中にもあるのだということ。
このことの再確認になりました。我以外皆師也の言葉の意味を考えれば、誰か特定の「大師」と呼ばれる人に直接会うことができなくとも大師の役割を演じてくれる人は常に周りにいるのだと、私も思います。
そして私にとってはCTPeakさんが大師のような存在かもしれません。
定期的に、迷いやブレを修正する機会を与えてくれるという意味でも。
本当にありがたいことです。次回勉強会も楽しみにしています。
(Y.G.さん)
『波動が知っている』
今回も貴重な勉強会を開催していただきましてありがとうございました。心より感謝申し上げます。
かなりの期間ご無沙汰をしていた勉強会への参加となりましたが、いつもと変わらず新たな気づきを得られる充実した2時間となりました。
始めから大師のお名前が機関銃のように挙げられ、知らない大師のお名前に頭での理解が悪戦苦闘。
そんな中イエス大師、釈迦大師、アンマ大師、なんとなく知っている大師のお名前が出てくると少しホッと安堵。
インドに大師が多いのは何故なのかなど考えながら、頭ではなく身体で何かを感じ取ろうと意識を変えると、何か不思議な感覚の中で講義に没頭していました。
勉強会の中で特に印象的だったのは、「波動で思い出す」お話でした。波動で学び波動が覚えている。記憶でも意識でもなく波動が知っている。ではバイブレーションを上げ波動で学ぶにはどうするればいいのかと自問自答。
なんとなく浮かんだ答えがやはりカルマヨガなのかと感じました。
今回の学びを日常生活の中に取り入れていくには、目の前の生活で起きる事柄にあれこれと判断せず丁寧に素直な気持ちで接していくことが大切であると思いました。
(N.H.さん)
『一段と理解の度合いが増した』
大師への憧れがキッカケで、どうしても依存する傾向が出てきやすいので、注意する必要があると思いつつ、
講義の最初で[重要注意点]の2つを田久保さんが説明された時、襟を正すように気が引き締まったのは私にとって大変有効でした。
それでも好きな方の部類の章なので、理解が伴っていない箇所がいくつかありましたが、田久保さんが地図や写真を使って効果的に説明を聞くことで理解度をアップできたように思います。
それは、いろんな大師の方々がそれぞれエピソードを伴って登場されるので読んだままで整理がついていなかったからでした。
今回、最も印象に残ったことは、「外側にグルが必要な意味」についてでした。
このことに関して、「私はどうしたらいい?」という感じで、長い間個人的に引っかかっていました。しかし、田久保さんが講義の最後で話された、[日常生活から学ぶ基本]の内容を聴いた時、お陰で目が覚めるような感覚になりました。
また、私たちは大師の方々の現象界での表現にどうしても目を向けがちになれますが、共通の本質である普遍意識に焦点を当てることで今までとは違う見方ができることを今回の講義で少しだけですが学べたように思います。
最後に「自燈明、法燈明」については何度も田久保さんから出てくる話なのですが、聴く度に以前とは違う、今回も”新鮮さに似た感覚”が感じられてうれしく思いました。
一段と理解の度合いが増したことに感謝致します。
(T.T.さん)
★『黎明』勉強会・バックナンバー(収録ビデオ)のご購入はこちら!
最新の第23回『大師』リリースしました!
★大好評!
『黎明』オンライン勉強会
〜田久保剛の『黎明』の解釈をもとに、定期的に学ぶオンライン勉強会〜
* 「Zoom」利用によるインターネット・ビデオ会議形式 *
● 講師: 田久保剛(たくぼたけし)
● 参加費: 2,200円 (税込)
※当日の勉強会収録ビデオ付き(ストリーミング、ダウンロード形式/編集後、後日配布)
● 形式:Web会議システム「Zoom」にて