地球のアセンションとは何か。
アセンションの情報をどう受け止めるのがいいのか。
地球のアセンションは、何が起きて、それはいつ起きるのか。
その壮大な背景と、私たちが、今その時代に地上で生命を表現する貴重さについて田久保剛が語った、オンライントークイベントの映像と、文字起こしをご紹介します。
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目次
アセンションの情報の受け止め方
今、地球上のほとんどの人が、新型コロナウイルスのパンデミック感染拡大を関心事として挙げると思います。
スピリチュアルな世界では「アセンション」という言葉が、この何十年の間、特に表現されてますけれども、私は、新型コロナウイルス騒動は、その一環であると捉えています。
「地球のアセンション」とよく表現されますが、アセンションとは何かと言う、これはステージが変わる。専門的な言葉を使うと、地球を表現している波動領域が、より精妙な波動領域に変わる…そんな感じです。
では、どうなるんだろうか…
このアセンションという情報は霊的真理のベースがないと、その人なりの受け止め方で勝手にいろんな受け止め方をしてしまいます。
記憶に新しいのは、20年前に1999年にノストラダムスが「地球が滅亡する」なんて言われてましたが…
その情報が一つのきっかけとして、いろいろと、「どうなっちゃうんだろう…」「ああなっちゃうんじゃないか」「大変なことが起きるんじゃないか」「崩壊現象が起きんじゃないか…」と、何かそれに似たような受け止め方で蔓延してしまったりとか、
何か、もっともらしいような、いろんなお話で「こうなるよ…ああなるよ…」「そのきっかけは、こうだよ…ああだよ…」と、特に精神世界、スピリチュアルな情報の中で蔓延したりするのですが、
今回のアセンションということも、そのような類で捉えられがちなのです。
しかし、何が起きるかなんてねハッキリ言ってわからないわけなのです。
では、「こうなるよ…ああなるよ」って言ってる人は、でまかせ言ってるんですか?っていうと、必ずしもでまかせを言ってるわけではなくて、
その人がチャネルしている情報を言っているのです。
でもその人は、数ある無限の可能性のある情報源であることをわからずに、「目に見えない所から拾った情報だから確かだ」って本人もわかってない場合があるのです。
言ってみれば、霊的な世界の情報というのは、ほとんどの場合、その人の考えていること、その人が信条としてること、別の言い方すると、その人の…思い込み、そういったものが作用して、そして、それと同じような考え方の人たちが創りあげた想念領域から拾うのです。
これは「幽界」と言います。
幽界というところの情報なのです。
まさに私たち一人一人の頭の中にある考えが別々であるように、精神領域でも、いろんな「想念形態」というのがあって、
今、何百ってラジオ局がありますが、ちょうどラジオのように、自分が聴きたいラジオ局にチューニングしたら、そこではこんな音楽がかかっている、そこではこんな情報を話してる…というようなものです。
「それはでまかせですか?」…「いや、でまかせじゃなくて、ちゃんとそうやって聞こえますけど…」
と、本人は思っているけど、それは、その人の波動がチャネルしてるところの情報を話してる…という事で、必ずしも絶対的な真理ではないのです。
しかし、そういうものにすごく私たちは囚われちゃって、
「わあ、大変だ…私の人生、生きてるうちになんか大変な…大崩壊現象が起きて、そのアセンションとやらがくると、私の人生もう大変なことになっちゃうんじゃないか…」
と恐怖で受け止めてしまう事が結構多いのです。
もし、そういう受け止め方をしてる人が一人でもいて、且つ、私とご縁があったら、私はそういうところから修正して、
「いや全然、心配しなくて大丈夫だよ」
「でも、心配したかったら心配してもいいけど、心配すると心配したとおりになるよ…」
そのような情報の受け止め方。
そして、私たちの背後にはたらく霊的真理の仕組み、そのような事を色々とお伝えしてるところです。
地球のアセンションとは
では、「アセンション」とは何のことでしょうか。
こうした情報にあまり触れていない人には非常に奇異な話に聞こえるかもしれませんが、今、私たちは、この大地を踏みしめていて、私の肉体、あなたの肉体があり、そして、目の前に、いろんな物質体があります。
この、地球は「物質で表現している波動の領域」なのですが、この宇宙の中には、ゼロから無限の波動があります。
私は以前、無線機メーカーに勤めた事もあり、無線の国家資格も取得しているので、その辺の話に詳しいのですが、例えばラジオでいえばAMとかFMとか電波の性質もいろんなものがあるのです。
その中でも、何ヘルツ、何ヘルツ、何ヘルツ…と、今この瞬間もFM TOKYOとか、J-WAVEとか、もしくは、誰かが携帯電話で話している電波とかも全部ここにあるわけです。
それが一体として在る。
でも、今あなたには、この物質的な次元で私の声が空気の振動を通して…実際はパソコンのインターネット上を通して伝わったものが増幅されて今、空気の振動を通して、あなたの耳に聞こえてるわけなのですが。そこに焦点が合っているから、それが聞こえる。
でも同時にここは、いろんな音楽が流れていたり、誰かが喋ってる電話の声が流れていたりすると同じように、私たちの、この宇宙にはゼロから無限の様々な波動が表現されているわけです。
その中でも、ものすごく鈍重な、重い…
ちなみに、「鈍重で重い=悪い」ではありません…
重い鈍重な波動領域が「物質次元」なのです。
私たちが何も疑わずに当たり前だと思ってるこの世界です。
でも何も疑わず当たり前の世界と思ってるのは地球人だけで、宇宙的視点から見ると、ものすごく特殊な次元なのです。
そういう次元に私たちは、オギャっと生まれて、人生を積み重ねて今日、この瞬間を迎えているわけです。
この物質的な表現をしている地球のステージが、「もうちょっと周波数を変えます」みたいな感じです。
この物質的な表現では、もう充分学び切ったので取り壊し。
取り壊しだから、崩壊現象が起きるのか?といったら、ある側面ではそういう説明の仕方もできるのですが…そういうことじゃなくて、今までの学び舎、校舎が、ちょっと古くなったから、建て直します。
そして、キレイにして、真新しいところに建て直して、そこで新たな、また学びを始めましょう。
でも、それは物質でできていない。
もうちょっと精妙な…でも私たちの今の、この肉体的な五官、いわゆる知覚、感覚からすると、見たり触ったり聞こえたりするような波動の領域ではないのです。
今まで、FM TOKYO聴いていたけど、キュンと周波数を変えて、全然違う、もっとクオリティの高い、本当にデジタル音源をそのまま聴くような、もっと綺麗な音楽の聞こえる、
今まで聞こえなかった音まで聞こえるような、ものすごく精妙な、もう少し…今までは感じ取れなかったような小さな音まで聞こえるような、そういうもっと精妙な波動領域の周波数に変える。そんな感じです。
今までの放送は、もう放送停止。
「いや、それでも、どうしても今までの物質的な、あの波動の…あのアナログ感が良かったんだよな…」って人は、
自由意志が宇宙にはたらいているので、「いいんだけど地球の物質次元はもう終わっちゃうので、似たような、物質的な放送局があるからそっち行ってもいいよ…」という仕組みは確かにありますが、ここでは混乱するので触れません。
簡単に言うと、地球のアセンションというのは、地球の物質的な表現が変わっていく…ということです。
そして、「地球のアセンションは、どうやら、まもなく迎えるらしい…」ということは、いろんな霊的な指導者(大師)の方々からずっと言われていました。
ただ「何時」というのはないのです。
大体この辺…大体この世代…
スピリチュアルな世界ではよく魚座から水瓶座、アクエリアスの時代等という表現も使われています。
『黎明』をお読みの方は、そういう表現がよく出てくることにお気付きかと思います。
この時代に起きる…というふうに言われてるのです。
56億年間続いた、物質的表現が、そこで終わる…と言われているわけです。
地球は56億年前に、この物質という波動領域に表現を始めて、そしてその物質的な波動領域でなければ学べないこと、
これを宇宙の創造活動といいますが…宇宙を神様というなら神様の創造活動、その無限のステージの内の一つとして非常に特殊なステージとして地球が創造されて、そして56億年のいろんな歴史を積み重ねてきたのだけど、それが次なるステージに移行する。
小学校でいえば6年間続いてきたものが今度、中学にあがるよ…というような節目がきている。
それが、どうやらこの時代に来るらしい。
どんな形でどういうふうな表現されてくるんだろう…って私も色々と思ってましたけど、どうやら、このコロナウイルスが一つのきっかけになってることは間違いないな…と捉えています。
新型コロナウイルスのメッセージ
最終的にどんなドラマが待ってるか私もよくわからないです。
でも間違いなくいえるのは、「ああ、なるほど、アセンションとは、こうきたか…」
そんなことは感じています。
それが、これからどのように展開していくかわからないけど…
今まで私たちが執着してたもの。
エゴとか自我意識とか…「人間さえよければいい」とか「我々の国さえよければいい」とか「我々の企業だけでよければいい」とか、それがずっと最小単位になってくると個人…「俺だけがよければいい」とか…
そのような分離ゆえに生まれてきた「エゴ」「自我」というものに執着して、なかなか動かなかったものを、どうしたら動くんだ…といったら、もう新型コロナウイルスだったんじゃないかな…
面白いなって思ったのが、
「唯一、人間の活動だけがストップさせられているぞ」
って思ったのです。
いわゆる経済活動です。
インドでは普段、平地の方で見えないヒマラヤ山脈が(空気が澄んで)キレイに見えたりとか、そういうニュースがありました。
本当に、
「人間の活動だけがストップさせられた」
でも、朝ランニングして思うのですが、こんなにニュースで毎日毎日騒いでるけど、ちゃんと鳥はこうやってさえずっているし、キレイな朝日は昇ってくるし、広い空は、ちゃんとこうして青く私たちの天の上に表現されてるんだな…と。
人間だけだよな。
人間だけがストップさせられてるってこれ象徴的だなって思ったのです。
「もう、そろそろ気付こうよ」
そんなメッセージ性というのは、やはりすごく感じています。
そして、今それでも躍起になって、なんとか経済を止めちゃいかんって〜これも、もちろんその動機は愛からきている場合があるのですが〜なかなか手放せないでいる。
「エゴというものに執着していたら気づけないよ」
というようなことに、私たちは、これからもどんどん直面していかなければならないような、そういう流れになってるな…ということを感じています。
地球のアセンションは宇宙問題
ではなぜ、「アセンション」と「人間の動きがストップさせられる」ということが関係があるのでしょうか。
実は、56億年の物質的な表現をしてきて、そして次なるステージに変えようとしていることは、地球だけの問題ではないのです。
宇宙は全部繋がってます。
たとえば日本が放射能の問題があった時に、当然、外国の方は「そんな、海に流すなよ」とか普通に思います。
これは地球が全部繋がってるからです。
たとえば中国の方で、いろんな汚染された空気を流してる時に、そのまま風に乗って日本に流れてきたりします。
でも、やっぱりその国がその国のことしか考えていないと、捨てちゃえばそのまま終わり。
今、宇宙ゴミ問題って凄いらしいですけど、宇宙にとりあえず捨てておけば大丈夫だ…なんて、これも私たち人間、地球人のエゴだったりします。
全部繋がっているので…つまり宇宙問題なのです。
宇宙と言っても無限なので、捉えどころがないですが、ここで「宇宙」というのは、地球人が所属してる銀河系のこととします。
そして、地球が物質次元の56億年の表現から、それを変えていくことは、宇宙的な規模で観れば…この天の川銀河の所属している宇宙全体の中の、ものすごく大きな問題なのです。
「太陽系の一つの惑星である地球が、この一大イベントを無事に終了しないと、うちにも危害が加わる」
うちというのは、他の恒星系、肉体ではない、もう少し精妙な領域、つまり私たちの先輩にあたるような方々が、魂の個的な表現をして、いろんな活動してる事情が宇宙ではあります。
こういう話は、物質的な捉え方をベースに置いている人に言うと、トンデモ話って言われますが、そういったものを仮定とした方が、いろいろスピリチュアルな世界というのは話が繋がるのです。
そして、そのような他の恒星系の方々が一堂、注目しているわけです。
「地球が失敗しちゃマズイ…」と。
なんでかと言うと、失敗することによって他にもいろんな悪影響がある。どんな悪影響があるか私もよくわからないです。でも、悪影響があることは間違いない。
だから、実は私たちの知らないところで、他の恒星系の存在等々、様々なサポートがきています。
誰かを通して、今の地球に於いて、必要な表現する為に、時には政治家の口を借りてやる場合もあるかもしれないし、
政治家ではない、何かの企業を通してやる場合もあるかもしれませんし、
それこそ全然、誰とも関わりのないような一介の田舎のおばあちゃんを通して、地球に必要な影響を与えたりする場合もあるのです。何がどうなってくるかはわからない。
だけど、とにかく失敗できないのです。
宇宙側から見ると、宇宙問題なので「失敗するなよ、失敗するなよ」っていうところにいるのです。
特に、意識のものすごく発達した、私たち地球人の霊的進化を手助けするような存在、それは大師と言われる方々です。
大師の中でも肉体を通して、この私たちと同じ次元に表現していろいろ導いている役割の方もいれば、物質次元では表現しないけども精神領域で、いろいろと導いてくださるような、そういった方々もいらっしゃいます。
そういった方々は、宇宙そのものなので、自分のことは考えずに、全体のために、人類が無事卒業できるように、学び残しをしないように、そして、みんな一人残らず次なる領域に行けるように願い、もう朝から晩までものすごく働いてるわけです。
五感に囚われていると気づかないような、そういうはたらきが精神領域に)あるのですが、ほとんどの人は、そういうことを意識せずに、自分の日常の生活を過ごしているという…そのような背景があります。
地球のアセンションに必要な大掃除
そして、宇宙問題としての地球のアセンションを成功させるために、やっておかなければいけないことがあります。
それは何かというと、人間が長年、「私とあなたがいる」という、分離感…
分離意識は、学ぶためには必要なのですが、同時に、副産物的に生まれてしまうものが、戦い、争い、奪い合い等から、妬み、嫉妬等という、いわゆるネガティブな感情、想念を生み出します。
それが、長年の人類の歴史の中で、たくさんこの地球上に生み出されてしまって、それがあると建て替え作業が出来なくなってしまうわけです。
この校舎を新しく全部、更地にして、新しい学び舎に変えるのだけど、この校舎の中に、今まで学んできた中で、あまりにもゴミが溜まりすぎている…
もう不要なもの…確かにそれは教材として学びに必要なことだったかもしれないけど、学び終わって捨ててあるような教材がいっぱい…いろんな、おもちゃとか、いろんなものがいっぱい捨て去られていて、それを掃除しないと建て替えどころじゃないですよ…そんな問題があるのです。
それが今、地球上にあって、その大掃除が必要なのです。
大掃除を、特に大師の方々が、率先していろんな形で…もしくは、この法則が、色々と作用して、自然的な現象であるとか…いわゆる自然災害であるとか、
もしくは、ずっと隠し通してきたような、いろんな組織、団体が抱えていたような不調和なエネルギーが、現象化することによって、どんどんお掃除されていっている。
それはニュースとか見ていると、だいたいお感じなられると思います。
今までずっと隠していたようなことが、どんどんどんどん、この白日の元に晒されて…
私たちはそこだけを見ているから「うわ、こんな酷い事が起きた」って受け止めますけど、それは、お掃除の最終段階なのです。
確かにそれは酷いことなんだけれども、
「これでまた一つ地球のゴミが消えて逝ったんだな…」
「またこれでひとつ浄化されて逝ったんだな…」
「これでまた一つ、建て替えを遮る、邪魔なゴミが消えて逝ったんだな…」
という、そのような浄化 現象なのです。
そのようなアセンションを成就するために必要なお掃除が今必要になるのだから、人間が一回立ち止まって、自分の行く方向が、合っているのかな、正しいのかを一回、立ち止まって考える必要がある、
でも人間は、「立ち止まると儲からないから…」「立ち止まるとこれで会社が動かなくなって利益が出なくなっちゃうから立ち止まれねぇーよ…」等々。
そういう事情ががあるから、わかっちゃいても、「じゃあ、とりあえず何%だけ削減しましょう」などと、人間のエゴに基づいた政策が表現さるのです。
そうじゃなくて「全員止まれ!」と、ビシッと…そこで「一回ちょっと見直せ!」ということが施行されたように…私は捉えると、すごく納得感があるのです。このコロナウイルスを。
まさに一回、ビタッと止まらせる。
それでも今までと変わらない方向に動こうとしてる形もありますが、それすらもいろいろと、これからまた、何らかの形で見直さなきゃいけないような現象起きてくるのかなって思ってます。
もちろん、コロナウイルスだけじゃありません。
神様、つまり私たちが体験してる世界を作り上げた創造主であり、法則、私たちの根源、生命の大元、その神様は、親切に教え続けてくれるのです。
道が間違っていたら…神様が、というよりも、神様が創った因果の法則が教えてくれるのです。
「そっちに行くんじゃないよ…こっちだよ」って、ズレたものが自分に返ってくるようになっているのです。
自由意志があるから何処まで行ってもズレてもいいんだけど、究極までズレると、それがそのままカルマとして自分に返ってくるようになっている。
これが、私達の「原因と結果の法則」「カルマの法則」「因果の法則」「作用反作用の法則」がはたらいているこの世界なのです。
だからズレてもいいけど、ズレた分、戻るよ…でも、戻ってくるものは、ある意味その時は痛いわけです。
でも、痛いのだけど、ああ、ここまでズレれいたのだな…ってことで学ぶわけです。
コロナウイルスという、ひとつのきっかけ、引き金がもとで、いろんなことに気づき始めてるけど、それでもその堤防を乗り越えてでも、エゴを行使しようとすると、次なるよりもどしが、何らかの形で示されます。
だからそういう意味では、なるべく
「え、これは、私たちに何を言わんとしてるの?」
「どういうことを教えようとしてるのかな?」
というふうに、現象が示してるものに真摯に耳を傾けていく。素直に向き合うことが賢明な在り方なのです。
このように「霊的な真理」というものを適用していくといいのです。
今は56億分の1の奇蹟の確率
「56億年」をどう捉えたらいいか。
地球が物質を表現して56年経って、今度は、物質ではない、もうちょっと精妙な波動領域に移行しようというタイミングなのですが、56億年…つまり、「56億分の1」のタイミングに、今、私たちはここに来てる…という事なのです。
宝くじに当たる確率は、平均的に2億円当選の確率として1000万分の1らしいです。
56億とは、その560倍です。
宝くじの1等が当たるよりも、もっと当たりにくい。56億年分の「今」にいる確率です。
毎日宝くじが当たっちゃうんじゃないかぐらいの確率で、今この地球の、この瞬間に、私たちが地球上で物質、この肉体を通して魂を表現できてるということは、仮定でもいいので、実は、ものすごく貴重なことと受け止めた方がいいのです。
私たちは、今までのご先祖様と同じような地球人生送っているように思うかもしれませんけれど、今の時代は、ものすごく稀なのです。
そして、更に言うと、宇宙には、一なる神が、自分を個的に表現した「魂」の表現というのがたくさんあるのです。
私たちは肉体を通して表現していますけど、他にもいろんな波動領域の表現が宇宙にはあります。
少なくとも今、地球上では76億とか言われてます。
『黎明』を書いた葦原瑞穂さんによると、肉体を表現してる人がだいたい70億人で、そして、幽界で表現している人達が30億ぐらいいます…ということです。
つまり、今、地球圏にだいたい魂が100億ぐらいいるといわれてます。
だけど、それはあくまでも地球圏だけなのです。
太陽系とか、この宇宙、銀河系とか、もっというと、銀河外銀河とか、全部、あらゆるところを合わせると、もう、それはそれはとてつもない魂の個的表現があって、そのうちの、今、56億年の歴史が続いた物質次元の地球の、このタイミングで、どのぐらいの魂の個的表現があるか分からない数分の70億なのです…私たちは。
葦原瑞穂さんの『黎明』の表現でいうと、宇宙存在は、この地球という、宇宙から見ても奇異なこのステージというものは、もう誰もが憧れる羨望の眼差しで見られるようなところなんだよ…というふうにも言われてます。
つまり、そのぐらい貴重な経験ができる。もう最新鋭の最新の機材が揃ったトレージングジムみたいなものです。
あそこに行くからこそ、魂が磨かれる。あそこに行くからこそ貴重な経験ができる。あそこにいくからこそ、普通の領域ではできない経験ができる…というぐらいの次元だというふうに言われています。
私は、その話を真に受けているのです。
その根拠なんてわかりません。
でも、そういう話を仮定とすると、自分の人生に向き合う姿勢が変わるのです。
「うわ、なんてすごいところにいるんだろう」って。
私、今、話しながら…鳥肌がたってくるのです。
そのぐらい、すごいところにいるのなら…だとしたら、今の地球に於いて何をしたらいいのかな?
どう在ったらいいのだろう。
そして、いつか、この肉体は当然、脱ぎ捨てて、次なる領域に行きますけど、その時に…
「なんて事をしてしまったんだ…」
と、まさに宝くじが当たっていたのに、それを引き換えに行かなかったような感じ。
しかも宝くじが、毎日当たっていたのに、全部無駄にしてしまった…ぐらいの後悔を味わいたくないと。
「ああ、物質次元の地球にいる間に、やることがあったのに…なんでそういうことに意識を向けずに、この肉体人生を終えてしまったんだろう…うわ〜やっちまった!」
みたいな…そういうことにならないために、私には今、こういう霊的真理の学びを実証しているのです。
しかも、当選確率何億倍?の地球に肉体を通して(魂を)表現する中でも、「日本に生まれる」ということもまたすごいのです。
日本は、いろんなものに邪魔されにくい。たとえば宗教的な囚われ、概念…キリスト教圏に行くと、キリスト教以外の考えなど、もう生まれた瞬間から受け付けないような環境ですから。
それから、それこそ今日生きるためにどうしようか…というようなところだったりとか、戦乱の地域じゃなかったりとか。いわゆるこういう精神的な学びをするのに、非常に恵まれた環境のうちのひとつなのです。
日本だけじゃないと思いますけど、日本は、そういう意味でも守られてるって側面があります。
地球に生まれるだけでも大変なものなのに、更に日本に生まれるというのも相当なものなのだと。
この話は、どのように受け止めていただけたらいいかと言うと…
「その根拠は何なのよ…何を元にそう言ってるのよ…」
というのは、「私もわからないですよ…」と言っておきます。
でも、そういうふうに受け止めた時に、「ああ、そうだな」と、
私は、
『毎日宝くじ当たっていたのに気付かないで終えてしまった』
ような、あの衝撃は、絶対に味わいたくないので…
「じゃあ、この物質地球での人生で何をしたらいいのか…」
ということを毎日考えてます。
で、ある程度の結論は出ています。
それを、こうやってご縁のある方々にお伝えして、
「それやれよ!」って強要するのではないけど、ご提示して「色々試してみてください」と…
そういうことをお伝えしてるわけなのです。
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