新元号、「令和」が発表されて数日が経ちました。
時代の節目に立ち会うことが出来るのは嬉しいことです。
この元号の意味については、人それぞれの解釈があって良いと思いますが、どうせなら、良い時代にしていく為にも、納得のいくポジティブな解釈をして新たな時代を迎えたいと思います。
新時代に命名されたこの元号を、田久保剛なりに納得の行く霊的考察に基づいた解釈をしました。
日本人の意識が同じ方向に向いた瞬間
2019年4月1日11時半過ぎに、新たな元号が発表されると聞いて、私もテレビの前でワクワクしながら待っていましたが、思えば、この時間は、日本国民のもの凄く多くの意識が一つの方向に向いていたと思います。
お正月を迎える時等は、多くの人の意識が同時刻に同じ方向に向きますが、今回は「いったいどんな元号になるんだろう…」という期待感やワクワク感、ソワソワした感じが入り交じった、一種異様なエネルギーが日本中を包み込んでいましたので、こうした感覚を味わうこともそうなかなかない事ですね。
こうした感覚は、今迄の人生であっただろうか…振り返って見ると意外に初の体験なんじゃないかと思いました。
そして、こうしたイベントの背後では精神階層の様々な存在が、この日本国民のとても多くの意識が一つの方向に向くといった、非常に希で貴重で特殊なエネルギー状態を、全体の計画の成就にとって佳いエネルギー調整などに使われたであろうと感じています。
さて、その歴史的な瞬間に提示された新たな元号の文字は「令和」。
「令和(れいわ)であります」
という言葉の第一印象は、完全に想定外な響きを聞いた時の、しっくりこない感覚と同時に、多くの人も感じたようですが、「令」の字に「命令の令」という印象があることからなのか、なんとなく違和感を感じました。
しかし、すぐに「今回の事象に間違い(自我意識の介入)は起きないだろう」という確信もあって、意味的な事や意図に対し違和感として反応したのは、自分の思考や浅い意識だと思い、
改めて冷静に、その背後のもっと広い視点や普通では見えない霊的背景の意味合いやエネルギーに耳を澄ませるように繊細に感じ取って見ようと思いました。
神の意図から新元号を読み解く
「平成」という元号にも、霊的次元での全体的な意図があると言われていて、
「平成」の「平」の字の作りは、「一、八、十」=「岩戸(いわと)」という意味が隠されていて、その「岩戸」(開き)が「成る」と読み取れるのですが、
これは元号選定に関わった政府やお役人さん等、関係者の自我意識が、この意味を背景にして、「平成」と付けた訳ではありません。
つまり、岩のように重い扉に閉ざされた真理の光がいよいよ開かれる、まさに普遍意識の目覚めが成就していく、夜明けの時代を象徴した元号だと私は解釈しています。
そして、きっと「令和」にも、仮に、そこに特定の存在、誰かの意図、自我意識が介入したように思われる現象的事実があったとしても、それすらも利用されて、そういった霊的背景によって命名されているでだろうと私は考えているのです。
ですから、正直言って、重要な要素である事は理解していますが、出展が日本の古典、万葉集から採用されたという事実や背景であるとか、首相からあった説明で表現されていたような様々な事は、私にとってはあまり関心がある所ではありません。
また、自分なりに納得のいく、しっくりした解釈を持っておくことは、新たな時代を迎えて役割を果たしていく自分の精神衛生上でも重要な事ですし、
「決まった(起きた)事」に文句や不満、違和感を抱えたままの精神状態は、自分を筆頭にして、周囲に、全体にネガティブ影響を与えるしかないという思いから、自分なりに腑に落ちる解釈を導き出しました。
人間の意図にフォーカスしているか、神の意図にフォーカスしているかによって、日本の新時代の元号の捉え方が変わってくると直感しての解釈です。
「令」は誰が発しているのか
まず、全体的な事から解釈すると、この「令和」という元号は、選定に関わったのは人間ですが、その人間は利用されただけで、その背後の意図、つまり、私たちのより高次の意識レベルの意図、普遍意識の意図と捉えるのです。
私が最初に違和感を覚えたのは、この視点を間違って、まるで、この元号の意味する事が、選定、制定に関わった人々の意図のように感じてしまい、その意図すら“使われて”定めた、大いなる意識の視点を忘れていたからだったのです。
確かに、特定の存在、誰かの意図に「いいつけ(令)」られるのは、宇宙にある自由意志の尊重に反しますから、即座に違和感が発動します。
しかし、これが私たちの本源、「本当の自分」、究極の本音である、「普遍意識」からの「いいつけ(令)」であるならば、自分の本当の想い、願い、希望である訳ですから、違和感の出ようがありません。
その霊的全体視点にフォーカスすると、巷で氾濫している、誰の意図がどうだの、何の策略がどうだのということなど、どうでもいい事なのです。そういう事に拘る方には、この記事の表現はトンデモ話であるでしょうが…それもどうでもいいのです(^_^;
さて、「普遍意識」は「神」、つまり私たちの存在の本質の事で、つまり、それは神のいいつけ、神の発令、神のおきて、という事です。
そして、「令」は、「よい」という意味があるそうですから、神がそれを「令(よ)し」としているのです。
では、なにをよしとしているのか。
それが「和」という事になります。
「和」が象徴するもの
「和」は、調和の和。
それぞれの存在が和み、おだやかに認め合って、すべてで一つとして調和している状態。
そして、「和」は、「和気藹々」の和。
「黎明」著者の葦原瑞穂さんは、人々が集まる機会に、そこに和気藹々とした雰囲気を創る事こそ、そのエネルギーが、普遍意識と共鳴を起こし、人は天と地を繋ぐ媒介の役割を果たすことになるといつも強調していました。
まさに「和気」とは、「普遍意識」と同質の波動です。
また、「和」は、「なぎ(凪/和)」という、風が止んで水面が鏡のように穏やかに澄み渡った状態を意味します。
澄み渡った水面には、鏡のように真実が映し出されます。
この映し出される「真実」は、人類の究極の本音、魂レベルでの正直な気持、素直「素(もと=普遍意識)から直(じかに)」という意味を私は感じます。
つまり、人間の誰もが、その精神の奥の奥に宿した願い、祈り、魂の望みが明確にわかり、その大いなる全体の願いが素直に反映される時代なのではないか…
争いを通しての学び、経験をする時代から、統合、認め合い、調和の経験を通しての学びの時代の成就を願う想い。その想いは、人々の心が穏やかな凪のように澄み渡ることで映し出される、神の望み…そんなイメージです。
こうした、新たな時代での人々の在り方を、「和」つまり、「和」が意味する「日本」が世界にその在り方を示していく。
「和」の字は、普遍意識を象徴していると私は解釈しています。
神から日本人への大号令
「令和」とは、私たち人間の本質、普遍意識(神)の想いを以て、私たち日本人の新たな時代に果たす役割に対するいいつけ(令)として、
「普遍意識(神)」が、日本人に対して、
「和を以て令(よし)とする」
「神なる想いを素直に表現して全体に善き影響を放て」
「普遍意識で在れ(神で在れ)」
そんな、日本人に対する“神からの大号令”のように解釈すると、私の深奥の波動は、とても心地よく共鳴し、違和感など欠片もなく、日本人として新たな、よい(令)時代、めでたい節目を迎える事に、ワクワクした期待感、喜びの気持を感じるのです。
あくまでも、私の個人的な解釈ですが、この情報にご縁のあった方が、新たな時代に付けられた「令和」という言葉の響きに、納得感や霊的真理に基づいた真意を腑に落とす参考、きっかけになれば幸いです。
もちろん、その真意は、何時の日か大いなる意識の元に明白になるでしょうから、それを私は楽しみにして、新たな時代での自分の役割をしっかりと演じていきたいと思います。
ちなみに…新元号発表の前日、「黎明」の解釈を葦原瑞穂さんの講話録音と共にお伝えする「人類意識の夜明け・特別セミナー」が大盛況の内、幕を閉じたのですが、そんな流れで、
「新元号、新たな時代の夜明けを意味して『黎明(れいめい)』だったりして・・・でもまあ、書きにくい、読みにくいでアウトだな…」
なんてスタッフ間で話をしていたのですが、「れい」という読みだけ、半分かすっていました!(笑)
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講師:田久保剛
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