前回の記事でお伝えした、淡路島のパワースポットへ導かれるようにして言った聖地巡礼。
そして、田久保剛の人生に中でも特筆すべき不思議な体験とは、この後の研修講師を務める最中に始まりました。
それは、過去に経験したことのない、完全に自分の意識が飛び、そこからの記憶がなくなってしまい、しかし、その間、自分の役割を務めていたという理解不能、不可解な現象だったのです。
不思議な体験のスタート
淡路島のパワースポット巡りを終えて大阪に戻り、私は、今回の大阪遠征の締めに当たる社内研修に向かいます。
この日は、今年行った社内研修6回シリーズの最終日と言う事もあり、ご依頼頂いた社長を始め、貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様に対する深い感謝の気持ちも手伝って、いつも以上に入念にイベント前のセットアップをホテルの部屋でしていました。
つまり、いつも以上に気合いが入っていたと感じるのですが、それは、
「今日、このイベントにご参加される方にとって、最も必要な情報をお伝えして、その事が全体の目的に寄与出来ますよう、どうぞ私を使って下さい」
という想いが、ある意味でいつも以上に強かったという感じです。
そう思うのは、会場入りして控え室にいたとき、いつも以上にリラックスしている自分がいて、その満たされたような感覚に、「この流れに“明け渡している”」という自分をいつも以上に感じたからでした。
そして、ここから不思議な体験がスタートします。
完全に失われた記憶
研修の時間になって、控え室を出て、会場に用意された講師席に向かって座り、いつものように挨拶をして研修が始まりました。
この研修は、通常の私が主催しているものとは明確に違う特徴があって、参加者の多くが、私が何者で何をしているのか、つまり、ブログやメルマガを読まれたこともない方々や、スピリチュアル情報そのものに全く関心がなかったような方々も多くいるという、私にとってはチャレンジの機会でもありました。
なので、初めは相手の理解度や、エネルギー的な“クラッチ合わせ”に慎重になって、その探っている感覚が残っていて覚えているのですが、やがて、私の記憶では、ホワイトボードに「真理」と書いて… それからは、要所要所、断片的には記憶があるのですが、自分の意識が薄らいでいってしまったのです。
実は、私はセミナー中に、いわゆる「ゾーン」に入るという感覚になって、何かが自分を通して話しているような状態になることがあり、そういう時に話したことをあまり覚えていない…という経験は時折あります。
これは完全に自分の意識がなくなる感じではなく、ちゃんと自分が話している自覚があるのですが、夢中でしゃべっていて話の内容の詳細をあまり意識しておらず、あまり覚えていない…という感覚です。
しかし、この日は違いました。
その異変に私が気付いたのは、それから数時間後の、宿泊先に戻った時です。
つまり、研修が始まって少ししてからと、研修途中の断片的な記憶があること以外、宿泊先に戻った時までの記憶がほぼすっぽり抜け落ちているのです。
研修中の記憶は、おぼろげですが、断片的に覚えている部分が一部あったり、誰々の質疑に応答していたという、その雰囲気の(何を言ったかは余り覚えていない)おぼろげな記憶以外が抜けています。割合的には、9割近くの記憶がありません。
つまり、研修講師をしていた…というぼんやりした記憶があるだけで、いつ、どうやって研修が終わったのか、そして、いつも研修後にご用意してくださるの食事会の記憶が“まったくない”のです。
スタッフに、「今日、食事会あった??」と自分でもその記憶がないことに驚いて尋ねているのです。
この宿泊先にもどった時点でも、私は半分記憶がないような、ある意味、混乱状態にいました。
上手く表現出来ないのですが、あえて喩えるなら、もの凄く深い睡眠状態からぼんやり目覚め、なんとなく夢を見ていたような気がするけど、ほぼ99.9%以上思い出せない…そんな感じとでもいうのでしょうか。
記憶を失っていた時の奇想天外な振る舞い
さて、ここから先の話は、これを書いている現時点でも、私には一切の記憶がないことなので、同行のスタッフから聞いた話です。
私は予定通り、研修講師を終え、しかも、いつも私の講話に触れているスタッフの視点から見ても、いつも以上に、特にエネルギー的にとても良い感じの講話だった…とのことでした。
その後に、研修会場のある会社のビルの1Fにあるワインバーでの食事会に招待されていたのですが、終了後、研修参加者の女性から個別に質問か相談に応じていたようで、十数分、会場で応対していたようです。
ちなみに翌朝、ジャケットの内ポケットから、おそらくはこの方の物と思われる名刺が入っていたことに気付いて、こうした事実があったであろう事を確認した次第です。
その応対を終え、控え室に戻った私は、スタッフに「なんか変な感じで、ここはどこ?私は誰?って感じなんだ…」と言ったらしく、
心配したスタッフは私のエネルギー状態を見たのですが(そのような霊的能力を持つ方です)、かなりグランディングできていない(簡単に言うと地に足が着いていない)状態で、且つ、何かにエネルギー的に繋がっているような状態だったそうです。
なかなか食事会の会場に行かなかったので、社員さんが様子を見にみたので、そのうち収まるだろうとの事で、1Fの食事会場に向かいます。
実はこの1Fのワインバーは、研修をご依頼いただいたこの会社が、別事業として今年立ち上げ、数ヶ月前にオープンしたばかりの店でした。
ただ、私自身はプレオープン当初からご招待頂いたりして、もう数回利用したことがあり、つい2日前の「黎明」特別セミナーの懇親会でも利用した店だったのです。
スタッフ曰く、私がとてもお気に入りで、今回も楽しみにしていたはずのその店に入ると、「えっ、ここは何なの?」「こんな所初めてきた!」「えっ、何度も来たことあるの?…そんなの知らないよ!」と真顔で言っていたそうで、そんな私を見て、正気ではないと思ったらしいです。
更に、ここからの奇想天外なやり取りは、自分自身、ホントかいな??って疑ってしまうものでした。
記憶も失い好みも変わった自分
まず、この日、スケジュールのご都合で参加出来なかった社長さんの事を「今日は社長さんはどうしたの?」と周囲に確認して事情を聞き、「ああ、そうなんですね…」と理解を示したと思ったら、その同じ質問を、会話を挟む毎に何度も何度も…30回は同じ質問を繰り返した等と聞いてます(^_^;
それから、私はパクチーが苦手というより、一切受け付けないのですが…
少しパクチーが入った料理が出てきてそれを食べた時、パクチーが苦手だということを知っているスタッフが慌てて止めたそうですが、「えっ、パクチー俺、好きだよ…」などと言って平気で食したり、
私のワインの好みは白なのですが、ワインの注文を聞かれ、その話をスタッフがした時に「え、俺って白が好きなの?」と好みを知らなかったり…
更に驚くことに、前日の淡路島の事や、一昨日の「黎明」特別セミナーを開催したことも忘れていたらしいのです。それどころか、「黎明」特別セミナーを企画したことそのものを覚えていないというのです。
ただ、自分の名前やスタッフの名前、目の前に座った(いつも窓口になってくれていた)社員さんのお名前、研修をご依頼頂いた会社名や社長さんのお名前はちゃんと知っているのだそうです。
スタッフは、私があまりに記憶が抜け落ちていて、実証のしようがない事が悔しいと言っています。厳密に言えば、食事会に参加されていた研修参加の社員さん数名は、私が食事会で奇想天外な振る舞いをしていた数少ない目撃者だそうで、その内のお一人から後日頂いた、ご心配のお気遣いをいただいたメールで、やっぱりそんな事が実際にあったのか…
と思ったものです。。。
宿泊先に戻って(そもそも、いつ大阪に来て、どうやってこの宿泊先にチェックインしたのかの記憶もなく、部屋にあった自分の荷物を見てびっくりしていたらしいです…)この話を聞いた私はというと、
いつ研修が終わったのか…という部分から、今、ここに辿り付くまでの一切の記憶がないことに混乱し、また、どうやらワインを2杯ほどと、そのワインバーの私のお気に入りの料理の数々を実際に味わってきたというのに、その味すら一切記憶がない事に何か悔しさのようなものまで感じていました。
この辺りのやり取りや発言は、私が全く覚えのない事であることと、挙げていくときりがない程、数多くの奇想天外なやりとりが沢山あるので、ブログでの表現はこの辺りにしますが、
このやり取りは後々貴重な記録になると思い、記憶が薄れないうちに、私と、一部始終を目撃したスタッフとの対話を先日収録しました。この対話動画は、内容の性質上もあり、オンライン講座・上級編(ライトワーカーのための特別講座)での専用サイト内限定で、近日中に公開予定です。
いったいお前は誰なんだ??
そして翌朝起きた私は、昨夜の記憶が抜け落ちた混乱は覚えているものの、つまり、今これを書いている私と同じ状態の自分に戻っていました。
淡路島に行ったことも、数日前に「黎明」特別セミナーをやったことも、いつ大阪に来て、このホテルにチェックインした事もちゃんと覚えています。
でも、研修中の断片的な記憶だけと、その後の食事会から、ホテルまでどうやって辿り付いたかの記憶は完全にありません。
さて、この記憶を失っていた間の自分の言行、振る舞いの話を聞いた私は、にわかには信じがたい気持でしたが、スタッフや社員さんなどの周囲の人が嘘を言っているとも思えず、しかし、一体何が起きたのかと言う事に関心を持ち、その問いを内側に放っていました。
また、興味があったのが、断片的な記憶しかなかった研修を収録したビデオがあったので、それを後日確認すると興味深いことが分かりました。
そこで話している私は、確かに田久保剛で、言っていることは普段から皆さんにお伝えしている内容です。
つまり、何者かに憑依されて、全然思ってもいないような事を話している訳ではありません。これはネガティブな憑依現象ではないことは、当日からスタッフも、また私も感じていました。
ただ確認が難しいのが、そのビデオを観たから話したことを思い出した、という感覚ではなく、いつも自分が話していることと相違がないので、「思い出したような感覚」になっている部分と、実際にその時、私が話した記憶として自覚している部分が混ざり合っている感じでした。
「通常の自分」と、記憶がないけど、確かにそこで講話をしている「もうひとりの自分」がいることを裏付ける部分としては、この講話中、淡路島に行ったことを話している私がいて、これは、通常の自分、つまり、今これを書いている自分の発言です。
しかし、この後の食事会では、淡路島に行ったことを覚えておらず、自分で撮影したはずのスマホ内の写真を観て驚く、もうひとりの自分がいたのでした。
全体的に、確かに、「田久保剛」が講話をしているという事実には違和感がないのですが、ただ一つ、私が感じたのは、特に研修中盤(つまり、ほぼ記憶が途絶えている頃)からの私は、話しに淀みがないというか、いつも以上に“入っている”ような印象を受け、自分だけど自分ではないぞ…という感じでした。
いったいこの現象は何だったのか。
社会人1年生の若い頃、会社員生活のストレスが溜まって、飲み会で羽目を外して飲み過ぎて記憶がなくなった体験はありますが(^_^; 明らかにそれではありません。
もちろん、医学的な物理的肉体に起因する現象ではないことは、当の本人が分かっています。
この段階での私の仮説は、
・多重人格症と言われる現象
・フルトランスに近いチャネリング状態
・憑依現象
・極度の集中状態(ゾーン)に因る記憶障害
・宇宙人のアブダクト(ジョークです(^_^;)
…このような可能性ですが、私の知りうる範囲で、上記のそれぞれの仮説を当てはめても、いろいろと矛盾する事象も多々あり、答えは出ず、まだまだ謎だらけ。
この、研修を収録したビデオの中で、淀みのないエネルギーで流暢に、そして、私から観ても、至極真っ当で、且つ、この変容の時代に普遍意識が自覚に至るための重要事項のひとつ、「カルマの法則と日常の実践」について語っている私は…
そして、その後の食事会で、田久保剛が知っているはずの事を知らずに奇想天外な振る舞いをした私は…
それは自分だけど自分ではない存在…
「いったいお前は誰なんだ??」
という、大きな疑問がまだ残っていました。
そして、この現象を理解する大きなヒントが、この数日後にやってくるのです。
この続きは次回の記事でお伝えします。
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