「快」だけに従い「不快」から距離をおくという誤解

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田久保剛/CTPeak

田久保剛の無料メールセミナーに対して頂いたメールの質疑が他の読者の皆様にもお役に立つと思い、ご本人から快諾を頂きましたので、ご紹介します。

メールセミナー、毎日楽しく読ませていただいております。

さて、今回のメールセミナー第11回の内容は、

ーーーーーーーー
ネガティブな感情がともなうタスクを行なったところ、他のタスクが自然と消化されていった。
⇨ネガティブな感情が伴うものには重要なメッセージが隠されている。
ーーーーーーーー

といった内容と受け取りました。

私は多くの引き寄せ本に手を出してきましたが、その中で多く見受けられたのが「快に従え。不快に感じるものとは距離を置け。」といった内容です。

田久保様の今回のお話、「不快に感じていたものを行なったところ良い方向に物事が進んだ」とは真逆の内容ではないかと思いました。

田久保様は、ネガティブな内容と向かい合った時に『喜び』のようなものを感じたと書かれておりましたが、この『喜び』が、他書での『快』にあたるのでしょうか。

私は「面倒くさい」「やりたくない」など、ネガティブに感じるものをなるべく避けて生きてきたのですが(引き寄せ本を読んだあと特に)、それはいけないことだったのでしょうか。

何事にもあまりやりがいを見出せず、生きている意味を問うている毎日です。

そういう意味では、「逃避的」な意味で引き寄せ本を読んでしまっている私ですから、田久保様のメッセージを「現状を見ろ、現状で満足しろ」と解釈してしまい、強い抵抗を感じてしまうこともあります。
(S.T.さん)

「不快」な感情は急所を指し示す警報だった

メールセミナーのご感想をお聞かせ頂きありがとうございました。

ご質問と受け取れるところもあり、且つ、非常に重要で興味深い事項でしたので、私の見解をお伝えします。

私も御多分に洩れず「引き寄せ系」(便宜上この表現を使います)の著書は、以前かなり読みましたので、私が知りうる範囲の、この分野の著書の平均的な記述、傾向を理解した上での見解です。

まず、私がメールセミナーの第11回に書いた、

「ネガティブ感情を伴って自分に何かを教えようとしている《お知らせ現象》」

は、「引き寄せ系」で言われる「快」に従う事の対極の「不快」とは、必ずしも同じ土台で理解するものでもない感覚があります。

私は、「快」に従うという事を否定的には捉えていませんし、真逆の事を表現している感覚もありません。

しかし、真逆を言っているように感じられる感覚は分かる気がします。
これは、捉える視点が別の次元にある、という方が正確かもしれません。

田久保剛/CTPeak

しかし、あえて同じ土台でご説明しますと、「快」に従うだけで、物事が上手く進むなら、それに越したことはなく、

例えば、メールセミナーで書いた私の体験の場合、厖大なタスクを抱えた中で、「快」に感じるタスクに従って、そればかりやる事で物事が上手く進んだのでしたら、それで良かったわけですが、そうならなかったので、困ってしまったわけです。

そこで、より自分の意識の深奥に焦点を合わせていった時に(別の次元に意識を移した)閃いたのが、「不快」を伴ったネガティブ感情を感じる「避けていたタスク」に目を向ける事に解決のヒントがある…という直感だったわけです。

膠着状態を打開する急所が、「避けていたタスク」の実行にあって、その急所の在処を私に知らせる為に、むしろ不快な音で注意を促すサイレンや緊急警報の如く、私の注意を向けたという事を感じたのです。

そして実際に「避けていたタスク」に着手した結果、調和が展開していく出来事でその真理を確信しました。もちろん、その気づきから十数年後の現在まで、この法則性は裏切ることなくはたらいています。

ここまではメールセミナーにも既に書いたことです。

相対的な「快」と絶対的な「快」

さて、「引き寄せ系」に表現されている「快に従え」は、同時に「不快を避ける」という事ですが、もしこれを、私に起きた事に置き換えたら、私は、けたたましく鳴り続けるサイレンに耳栓をしながら、その膠着状態に嵌まり続け、あの気づきから続く十数年の安泰はなく、今でも闘い続けていたたかも知れません。

田久保様は、ネガティブな内容と向かい合った時に『喜び』のようなものを感じたと書かれておりましたが、この『喜び』が、他書での『快』にあたるのでしょうか。

今の私にとっては、「不快」な感覚で、なんとか今の私の重要事項を注意喚起して示してくれる《お知らせ現象》は、距離を置くべきものではなく、ありがたいものです。
(不快である事には変わりありません。緊急速報の電子音が不快である如く(^_^;)

そういう意味で、『喜び』を感じる感覚になった…と表現したのかもしれませんが、「引き寄せ系」で言う「快」にあたるかはよくわかりません。(違う気がします)

私が今お伝えしている霊的真理の世界の探求と実践の結果、今の私の場合、

自分の目の前に起きる現象、それが時には「快」であったり「不快」であったりする人生の展開の全てに対し、

その「快」や「不快」を通して指し示される、その奥の真理を観出そうとしながら向き合い続けて行く、そのプロセス自体が全て「快」になっている気がします。

そう観ると、「引き寄せ系」に表現されている「快」は相対的なものを意味する場合が多く、つまり、何かの対象に「不快」を感じる人もいれば、「快」感じる人もいるという、それぞれの人が持つ、価値観や考え方、更に言えば意識の成長段階によって変化してくるものだと感じます。

相対的な世界に於ける表現、つまり、「善・悪」や「快・不快」の表現は、どっちがいい、悪いでは無く、絶対的な真理の世界に於いては、その両極を通して、様々な経験をして成長してく、学びに必要なありがたい表現なのです。

その視点で観れば、「快」も「不快」も、それぞれの役割があるだけで、あえて言うなら、どちらも絶対的な『快』なのです。

平均的な「引き寄せ系」の著書の多くは、物質次元の一般的、社会的な価値観を持つ人々に対し、一時的な安心感や肯定感を与える意味では、大きな功績や意味はあると思います。

しかし、それらを真面目に読まれて、その人の意識次元で捉えた「快」だけに従って生きて、本当に人生が良くなったと実感されている人(この良くなるにもいろいろありますが…)が本当に多くいるのかは、いささか疑問です(^_^;

また、おそらく、先述した絶対的な視点での「快」という意味で捉えて、「快に従え」と表現している「引き寄せ系」の著書は、私の知る範囲ではありません^_^;
(そもそも、“引き寄せ”というエゴや物質的欲求を煽る表現をする以上、真理の視点を伝える目的ではないかもしれませんが…)

私たちがいる、この物質的次元、地上は、霊的視点、本質的魂の視点から見た時に、社会的価値の範囲に於ける善や幸せの実現を超越した「魂の成長」「霊性の向上」の成就という大きな意味があります。

田久保剛/CTPeak

その本質的意味、目的を成就する為に、善悪、快、不快が必要なのです。

本質的な「魂の目的」が何なのかが、私が価値を置くポイントなのです。

快と不快の選択肢があれば、当然、快を選択した方がいいとは思います。

しかし、たとえば私の目的が、筋力を鍛える事だとした時に、楽勝で持ち上がる快適な3kgのダンベルよりも、キツくて不快極まりない、でも、着実に筋力を鍛えてくれる、10kgのダンベルを選択します。

こうした真理から観ると、「快に従え。不快に感じるものとは距離を置け」というメッセージの捉え方は、とても表面的な一側面のものなのです。

ネガティブを避けることはいけないことなのか

私は「面倒くさい」「やりたくない」など、ネガティブに感じるものをなるべく避けて生きてきたのですが(引き寄せ本を読んだあと特に)、それはいけないことだったのでしょうか。

私も、今でも普通に「面倒くさがり」で「やりたくない」事を頑なにやらない頑固さには自信があります(^_^;

そういう意味では、私は「快に従う(本当の自分が望むこと)」、つまり、好きな事、興味があること、ワクワクすることしかしない事にもかなり自信があります・・・

真理の視点から観て、“こうしなければならない”というものはない、というのが私の考えです。

私たちには、ある程度の自由意志が与えられています。

そして、その自由意志によって選択したプロセスの経験を通して、様々な真理を観出す事が個々の役割です。

しかし、「本当の自分(魂)」に必要な事は、どんなに「不快」から距離をとっても、「快」だけを追究しても、より高次の自己(ハイヤーセルフ)から、クリアすべき課題として、それに適した現実を最後には突きつけられます。(本質的には自分で決めていること)

現実(現状)の真理、真実を観る

「現状を見ろ、現状で満足しろ」と解釈

これは私がお伝えしたいメッセージの正確な解釈ではありません。

私のメッセージには原則、〜すべき、〜しなさい…という主張はありません。

あえて言うなら、自分の深奥に在る、普遍意識(本当の自分)に耳を傾け、それに素直に実行していく、ということぐらいです。

私がお手伝いしていることは、

もし、避けたい、目を背けたい現実(現状)ならば、それを無理に「現実を受け入れよ」という事でもなく、また、その「現実を変える」事でもなく、

その前に、今の意識次元で観ている、現実(現状)を避けたい、変えたいというものの見方のフィルター(意識次元)をから離れて、「現実の真理、真実を観る」ためのお手伝い、ヒントのご提供が、私の言う本質的な真理のサポートです。

結果、その現実が示してくれた真理に目覚めたら、現実は変わるか、変えたくないほどの宝物だと気付きます。

その真理を観出すプロセスに、「やりがいを見出し」「生きている意味」のヒントが垣間見えて来ます。

参考にして頂けましたら幸いです。

田久保剛/CTPeak

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