小さなカルマを恐れて何も出来ない人へ

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田久保剛/CTPeak

Q.「ゴキブリを殺してもカルマが返ってくるんじゃないかとか、家族が腐らせた野菜を自分が掃除して捨てる時も罪の意識を感じて、他者のカルマも自分が背負ってしまんじゃないか…とか、

小さなカルマの跳ね返りを気にしすぎる余り、使命を果たすとか、何も出来ないでいる自分に自己嫌悪を感じます。
私が気にしていることは真実なのか、小さなカルマは無視してもいいのでしょうか」

というトークイベント中のご質問に対する、田久保剛の回答です。

神が求めるのは恐れずに動く人

大きかろうが小さかろうが全く同じ法則がはたらいています。

いわゆる、やった事が跳ね返ってくる、蒔いた種は自分で刈り取る、というような「カルマの法則」といわれるもので、大きかろうが小さかろうが全く同じです。

そもそも大きい、小さいを決めているのも、人間のあるひとつの方向性、価値観が決めているだけです。

この「カルマの法則」がはたらいているからこそ、いろいろと学びが出来る次元にいるという事があります。

なので、そもそもカルマを恐れて、何もしない、という事が、ある意味では、この次元に於いて一番もったいない事なのです。

もちろん、明らかに分かっていること、たとえば「人を殺してもいいのか…」っていったら、そんな事は誰でもダメな事はわかります。

でも、「これってどうなのかな…」と思うような、小さな事は、あまり気にしない方がいいです。

気にしない、とはどういう事かというと…

どの道、(カルマは)返ってきます、小さかろうが大きかろうが。

でもそれは、その事を通して学ぶ、経験する(魂の霊的な成長)という事が起きるわけなので、

神様側、「本当の自分」側から見ると、カルマを恐れて動かない人が一番使いにくいのです。

小さな事を恐れずに、とにかくやってみるのです。「カルマが返ってくるかもしれないけど、いいや…」というような感じで。

つまり、どんどんやってしまう。やっちまう…とことです。

そして、「私にとって霊的に学ぶ必要があることはちゃんと教えてくれるだろう」って信頼しておけばいいのです。どんどんやっていくのです。

他人のカルマを背負うことはできない

「しょうがねぇな…」って言いながらも、家族が腐らせたゴミを自分でどんどん捨てていけばいいのです。(私も経験があるのでその気持ちはわかりますが(^_^;)

また、法則として、何の為に「カルマの法則」がはたらいているかというと、個々に分離した霊(魂の個的表現)が、いろんな経験を積みながら、成長していく為にはたらいている、という法則なのであって、

誰かが誰かのカルマを背負うことは基本的にできません。

だから、むしろそれ(家族に代わってゴミ捨て、掃除する事)は、善行になります。少しでもその場をキレイにする、という善行にもなっています。

田久保剛/CTPeak

ただその時に、恨み、憎しみの気持で、「まったくしょうがねぇな!」っていう、ちょっと波動の悪い状態でやると、今度それは、その波動の悪い想念のカルマが自分にも返ってきてしまうので、

なるべく、むしろ「ああ、掃除の機会を与えてくれてありがとう」ぐらいの気持で向き合うといいです。

もしくは、何かもっと、私達の見えない色々なカルマの連鎖、絡みの中で、過去(過去世)は逆の立場をやっていたかもしれない…それを、今、相殺しているかもしれないといった、私達には見えない事もあるわけです。

では、見えないのだったら、どうしたらいいかというと、今、目の前に起きている事を、どれだけ自分の中でコントロールして、佳い気持(波動)で、やって行くか、なのです。

今、目の前に起きている事は、間違いないから(法則通りだから)、それをなるべく佳い気持(波動)でひとつひとつ、行為(カルマ)を行っていけば、それだけ成長、もしくは解消、浄化、というものになってくるのです。

キレイになってくる。もしくは成長していくのです。

だから、「どうなるんだろう。どうなっちゃうのかな…」と立ち止まるのではなくて、やってしまえばいいのです。

カルマの法則の中で識別心を磨く

それから、面白い表記が、『黎明』の中に、引用されている『あるヨギの自叙伝』の記述によると、ある覚者に、ヨガナンダが「蚊を殺す時もカルマがでるのか」という質問だったと記憶してますが、その時に、「恨みの気持を乗せなければいい」とありますが、これは一つのヒントです。(※正しくは、下記引用を参照)

だから、地上で、私達も、また、それそれの生物が、たとえば他の生命体からエネルギーを頂いたりといった、いろんな全体的な絡みがある中のひとつとして、

蚊が止まった時に、パチンとやる、ゴキブリが出た時、バシッって殺してしまう…という事に対しても、いろいろと「どうなんだろう…」とか、カルマの事はどうなのかな…とかという事を、それほど気にしなくてよくて、

私達の生活の中で、少しでも気持ち良く生活するためにある程度、そういう事はいいけれど、

その時にすごく恨みとか、憎しみの気持を持つと、なにが悪いかというと、そのゴキブリに対して悪い…というよりも、自分に、その恨みの気持、憎しみの気持が返ってくる…ということです。

だから、そういう意味では、あまり何も考えずにやっていくのです。
どんどんやっていく。

この事は、生活レベルでのある意味、私達の視点から見ると小さなカルマだったかもしれませんけど、

もう少し日常的なレベルでも、「これをやることは、カルマを生むんじゃないか…」「それとも本当は人の為になるんじゃないか…」などと迷ったら、とにかくやっちまう。

止まっているよりも、やった方がいいのです。

そして、間違っていたら、間違っていた、ということを何らかの形でカルマの法則として返ってきて学べるから、今度は、識別心が磨かれるのです。

今度、同じような事があった時に、迷わなくなってくる、という事です。

でも、一度間違った方向に行って、カルマが返ってきて、識別心を身を以て学ぶという経験をしていないと、識別心が磨かれないから、同じ判断のところに何度も何度もぶち当たらなければならなくなってくる…ということです。

だから、機会が来たら、どんどんやる。

そして、やったことによって身に付く識別心によって、また新たな課題(ステージ)に向き合う事が出来、更にこれからどんどんどんどん、識別心が磨かれてくる。

同じところに留まらなくなってくる、ということです。

参考にしてみてください。

魂の霊的な成長に関して言えば、人生上の選択に関して重要なのはその動機であり、動機が純粋であれば、行為上の不調和な表現は霊性を害するものではなく、単に現象的なカルマとして自分に返ってくるだけです。

生命を尊重するという態度は原則としては大切なことなのですが、あくまでも魂の学びの方が優先されると言うことを理解しておいて下さい。同様に不殺生という考えも、過剰に追及して行くと「蚊に刺されても、我慢して血を吸われていなければならない」というような、狂信的な制約に繋がることにも気を付ける必要があります。

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日常の生活の中では、ある程度の環境を維持するためには、虫を殺すこともやむを得ない場合がありますが、パラマハンサ・ヨガナンダが、師のスリ・ユクテスワから注意されたように、虫を殺すときに、虫に対する憎しみの念を持つことは誤りであり、不必要かつ有害な感情の動きであることに注意する必要があります。(「あるヨギの自叙伝」百十五頁~百十六頁 森北出版)

(「黎明」葦原瑞穂著・太陽出版・下巻P15より引用/赤字は田久保)

 

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