Q:「自己否定感が強く、いつも自分が間違っているとか、自分が悪いんだ、と自分を責めてしまいます。解決方法はありますか?」
このご質問の回答をご紹介します。
この回答音声は、スピリチュアル分野の、よくある疑問や、勘違いしやすい様々な質問に、田久保剛が音声ファイルでお届けして、スマホ等で気軽に聴ける、
“精神世界・スピリチュアル百科辞典”
『スピリチュアル創造スタジオ』、略して『スピぞう』の項目の一つです。(2021年6月現在、244ファイル)
自己否定は神否定
この「自己否定感が強くて自分を責めてしまう」ということについては、やはり、そういう同じ状態にある人の、それぞれの事情とか、様々な側面がありますが、
大きく分けて二つの捉え方があります。
一つは「自分を責める」ということがどういうことなのかと言う、特にこの霊的な真理を学ぶ上では大切なひとつの理解の仕方があります。
「自己否定」というのは、とどのつまり私たちの根源である『普遍意識』、大いなる『本当の自分』、つまり神を否定するということになるので、
自分を責めている、そのエネルギーでいる限り、その波動を持っている限り、神様(普遍意識)が顕れようがない…神様があなたを通して顕現することをブロックしてしまっている、ということになります。
まさに妨害電波のように、自分が自分を肯定的にとらえるエネルギーでいれば、それと共鳴して、自分のオリジナルの表現で神様(普遍意識)が顕れてくる。ー神様が現れる、という意味は色々あるのですがー
たとえばそれは、自分を通して調和が表現されたり、幸せな状態を味わえることを、自分でブロックしてしまってる事なんだと…すごく損をしてしまってるんだと…そういう状態である、ということをまず理解しておく必要があるのです。
自己否定の仕組み
でも、その理解だけだと、どうしても、つい気づいたら自分を否定してしまったり、責めてしまっている自分は、もう救いようがないような気持ちになってしまうかもしれないので、二つ目の捉え方として、では、具体的にどうしたらいいのかということについてお話しします。
これも様々な側面がありますが、そのうちの一つとして、では何故、自分を否定してしまうのか、自分を責めてしまうのか、自分が悪いんだ…って思ってしまうのかと言うと、
そうして自分を否定してしまう、ジャッジする何かの基準が、自分の内側にあるんだっていうことなのです。
それは、もしかしたら幼少期に…環境によって刻み込まれた価値観かもしれない。親から、「こういう風になるんだよ」って言われて、子供も当然、親から言われたことだから、「そうだな…そうなろう」って頑張る。
でも実際は、自分は全然違う性質性格を持っていたりするので、その「教え込まれた価値観」とか、「こうあるべき」ということと、「素直な自分」と比較をして苦しんでしまう。
もしくは、後付けで自分で学んでいったこと、例えばこういうスピリチュアルな概念もそうです。
色々とスピリチュアルな学びであるとか、霊的真理というものを知識として、概念上で身につけて、それを一つの自分の中での理想としてしまうと、その理想と相反する自分が…元々それを持ち合わせてるわけだから、つい出てきてしまう。
頑張れる時はいいのです。「そういう理想の自分になろう」「愛と感謝と喜びで、そういうものを表現できる自分になろう」と、努力出来る時はいいのです。
でも、心身が不調な状態で、ふと我に返った時に、 やっぱりそうではない、理想ではない自分が出てきてしまった時に、まさに学んだことで自分を評価する、ジャッジする…ってことをしてしまう。
これがひとつの自己否定の仕組みです。
様々な学びや、知らないうちに自分に構築された自分の枠組み、価値観、性格…そのようなものが、自分をジャッジする基準になっている訳です。
その基準の通りになってる時は自分を肯定できるけど、その基準から外れると、否定してしてしまう…っていうことです。
内在するジャッジ基準に気付く
ではどうしたらいいかと、まず、「私の中にどんな基準があるんだろうか」ということを冷静になれる時に、自分の内側に見つけてみる、ということがいいのです。
例えばその時、「ああ、私の中にこうあるべきだ…こういう人になるべきだ…こういう表現をする人になるべきだ…こういう理想を持っていたんだな」っていうことに気づいたら、
果たしてそういう一つの基準を、これからもずっと抱きかかえて、つまり執着しながら生きていく必要があるかどうかを、また冷静に捉えてみるといいのです。
別にいいんじゃないかな…と。
こういうものを、ずっと握りしめてるからこそ、それと比較していつも自分を責め続けて苦しんでたから、もうこんなもの手放しちゃえばいいじゃないか…と。
別に、持ち合わせていなくてもいい…と思うような基準を持ってたから苦しかったんだ…と。
もう手放してみよう。もう必要ないかもしれない…という風に捉えてみたら、どういう自分に変わっていくか…ということも試してみていただくといいのです。
与えられたものを肯定する
そのジャッジ基準がなかったら、むしろ「あれ、待てよ」と…
「この自分自身をこうやって生かせるな」
「こういう自分だからこそできることがあるな」
「こういう自分だからこそ、お役に立てる自分の生かし方があるんじゃないかな」
っていうことが、逆に見えてきたりするんだよね。
そうすると、不思議なことに今まで否定していた自分を変えることなく、むしろ逆に「ああ、こういう自分だからこそ、このような仕事に導かれたんだな」「こういう人達にお役に立てるんだな」「こうやって貢献ができるんだな」というふうに、
むしろ、今までは否定していた自分を、ものすごく肯定できる。すごく愛おしく愛することができる、というふうに変化してくる可能性もあるんだよね。
そうやって愛せることによって、また全然違う自分自身が発現してくる。
新しい自分が生まれてくる…なんていうこともあるのです。
なので、この自己否定の元凶は、自分をそのように、否定的に捉えるジャッジポイントが自分の中に内在してるんだと言う、その理解のもとに、それを探し当てて、必要であれば手放していく、ということです。
そうすると、自分を肯定し愛する波動と共鳴して、神様(普遍意識)はあなたに授けた、あなただからこそできる表現に流れ込んでくる。
否定をするのではなく、むしろ自分に与えられたものを肯定することによって、あなたのオリジナルの普遍意識の表現というものができるようになってくるのです。
このように捉えて、実際に自分で当てはめて色々と試してみて頂くことをおすすめします。
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