世界全体のために私たちができる事

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田久保剛/CTPeak

私たちの本来の意識、「普遍意識(全体意識)」と自分自身の内側で繋がり、そこから様々な識別、判断をしていく。

これが「普遍意識のチャネリング」ですが、そのポイントの一つは、自分と全体の目的が一致していることです。

しかし、世界とか全体というスケールの目的や方向をどう理解し、一致させていけば良いのでしょうか?

このヒントについて、田久保剛が講師を務める「CTPeakオンライントークイベント」の収録動画の一部からご紹介します。

全体のためとは何なのか

「普遍意識とのチャネリング」というテーマの一つのポイントとしては、「全体の目的のために自分が知ることは何なのか」というマインドです。

言葉に出す必要は必ずしもありませんが、普遍意識、つまり全体(意識)と繋がる為に、私たちが何を理解する必要があるかというと、私たち一人一人の存在は、ある意味では「個」に見えるだけであって、本当はそれは幻想なんだ…ということです。

本当は全体で動いている。

だから「全体の目的に沿う」ものには、全面的なサポートが入る、という理解をしておくことです。

では、全体の目的である、「全体の利益」とは何でしょうか。

「田久保さん、全体の利益をどうやって考えているんですか」って質問もたまにあります。
私も、正直言ってわからないないです。

「世界人類のために」…と言っても、世界には裏側もあるし、日本の反対側のブラジルまで行って見に行く訳にいかないし、インターネットで調べるって言っても、その情報が正しいかどうかもわかんないし…

そもそも日本の報道すらも本当のことを言っているかどうかも、どうも疑わしいようなことがある中で、真理を知ること、世界を知ること、世界の中で全体の中で、全体にとって最も良いことは何なのか、「全体の利益」って何なのかなんて、その具体的なことは分からないです。

「全体が良くなればいいな」っていう気持ちは分かります。
「全体が良くなればいいな」って気持ちは常にあります。

でも、「じゃあ全体のために何が大事なのか」ということは、私たちの限られた視点では見えません。
しかし、どうすればいいかは、分かります。それは何か。

目の前のことでいいのです。
「目の前=全体」です。

全体の中の、あなたが今、担当している場所が全体の窓口なのです。
どんな大きな仕事をするにしても窓口に行かなければならないのです。

では、私たちが全体の為にする仕事の窓口はどこにあるかというと、私たちの「日常生活」です。
つまり、今日、目の前の人・事・物、イコール世界だ…ということなのです。

世界と言ったら、どうしても物理的に、飛行機に乗って行かなければ見えないようなところまで把握しなきゃいけないんじゃないか…という発想になってしまうので、「世界のためって言ってもピンと来ません」ってなってしまいますが、私の捉える「世界」は目の前のことなのです。

これは、神(普遍意識、全体意識)が、全ての存在をちゃんと完璧に采配して…

私、田久保だったら、今の地球のこの21世紀初頭の地球の、日本の東京の練馬区の、私のこのCTPeak本社のパソコンの前で、

「今ここで、今日トークイベントにお集まりいただいたご縁のある方に、今日、今、最も大事だと思うことを、自分のより深い深奥からお伝えする…」

これが私にとっての世界のためなんです。

だから、何も迷わなくていいんです。

「いや、これをやってても良いのかな…」
「でも、あの何かコロナ対策が」
「いや、オリンピック開催とか考えなきゃいけないんじゃないか」

それは、その役割のある人に、ある意味、委ねればいいのです。

そして、自分の役割は、今日ここに、与えられたことに対して、自分が出来うる最大限の表現を心を込めてやっていく。

だから、自分の過去を振り返って、「全体の利益のことを考えて無かった」と気づいたり、「すごく自分のことばっかりだったな…」と、今後に生かす意味で反省する分にはすごく良いですが、その過去を責める必要はありません。

そして今後、「世界のためって何なのかしら」…と迷った時は、今お伝えした事を、是非参考にしていただきたいと思います。

「あ、つまり目の前のことでいいんだな」と。

自分の気持ちが沈んでいるときには

また、自分が沈んでいる時は、自分をまず立て直すことでいいのです。
それがまず一番大事です。

そんな時は、自分が一番、今したいこと…甘いものを食べたかったら甘いもの食べてもいいし、昼寝したかったら、それが許されるのであれば昼寝しててもいいし、何か楽しいドラマを観たり、本を読むっていうことから始めてもいいのです。

そうやって少しでも自分を和らげて、自分が少しでも幸せな波動になれば、普遍意識が、その幸せな波動に共鳴する。

そのことで、自らの内側から普遍意識の光が灯って来て、そして自分が光になって初めて、自分の外側、今いる場所に少しずつ光が灯るのです。

逆もあります。
「自分の好きなこと…」とは言っても仕事に行かなきゃいけない。

もの凄く重い気持ちと体を引きずるようにして仕事に行って…でもお客様の前で仏頂面する訳にいかないから、笑顔で接していく。そのように形からでも、少しでも笑顔で向き合っている内に、自分の内側の波動が整っていって、その波動が普遍意識と共鳴する…ということもあります。

だからもし、体が重い、心が重いって時は、自分の好きなことから始める…それも実は世界のためなのです。

「今日私は、世界のためじゃなくて私だけのためのことをやってた」ではなくて、「私が世界」なのです。

自分の足元から世界が広がっていく、そういった捉え方をしていただければ、「世界のためと言われても…」みたいなことにはならないのです。

「世界人類が平和でありますように」の捉え方

「世界人類が平和でありますように」という素晴らしいマントラがあります。

しかし、この「世界」に対する捉え違いをされている方は、「いや、世界って言っても俺の生活すら幸せじゃないのに、世界のことなんか祈れるか」っていう、ちょっと曲がった反応をしてしまう人がいるのです。

そうではなくて、まず自分のことを思うことが世界人類の平和の出発点なんだ…と理解すると、多くの方が、あの素晴らしいマントラに対する理解を深めていただけるのかな、という風に思っています。

「全体の利益=自分の利益」ということです。

これは、誰かの権利を阻害して自分が利益を得る…という、あからさまな分離の表現は、誰でも考えれば全体の為ではないと分かります。

しかし、ビジネスの世界というのは、意外とそのような在り方が、むしろ正義というような時代が結構長かったので、今、そういう考えに基づく行為の反動が、膿としてどんどん表出して、社会の白日の下に晒される現象が増えている…とういう側面もあります。

それこそ、「ネガティブ・キャンペーン」等の行為は、その反動として今、一大お掃除が来るでしょう。

いわゆる誰かをおとしめることによって自分が優位に立つという、明らかな自然法則から反しているものは、大きな反動を迎えると思います。

でも、そのような文化が続いて来た…という背景もあるので、そういう表現や、そういうやり方をしている人たちを、あらためて否定しなくてもいいのです。

「ああ、そういうひとつの文化だったんだな」と捉えるだけです。

だから、たとえば「最新式のアメリカのネガティブ・キャンペーン・マーケティング」(そんなノウハウがあるのかどうかは知りませんが…)などというようなやり方を今更いちいち真似しなくていいのです。

そのようにやっている人たちは、その人たちがやって来た行為と、その反動を通して学ぶべきことを学んで、最終的に調和の方向に行くんだろうな…と捉える。

そして、私たちはそういう在り方に対して、むしろ「人の振り見て我が振り直せ」的に受け止め、自分の在り方に生かしていったらいいですね。


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〜普遍意識チャネリング・セッション〜

『CTPeak“オンライン”トークイベント』のお知らせ

●日時:【通算第100回】2021年7月4日(日)13:30~16:00

* * *

●Web会議システム「Zoom」にて
参加費:[早割]3,300円(税込・事前振込)
講師:田久保剛

●CTPeak“オンライン”トークイベント参加予約はこちらから

★普遍意識チャネリング・セッション(イベント趣向変更の背景)


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