「好きな仕事」と「社会に求められる仕事」の識別

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田久保剛/CTPeak

Q:よく、「好きなことを仕事にすると良い」と言われますが、一方で、それがエゴで、本質から遠ざかるのではないか心配です。
好きな仕事なのか、社会的に求められる仕事なのか、その識別をする為にどうバランスを取ったら良いでしょうか?

という質問への田久保剛の回答です。

エゴを否定する必要はない

「エゴを満たす仕事はダメなのか?」

という疑問に対して、私がどのように捉えているかというと、

「いや、全然OKじゃないですか?」

というのが、実は私の答えだったりします。

心のことを総合的に勉強し、自分なりに納得して良くないと分かっているのに、「エゴだけどやっちゃえ」というのは、あまりオススメはしないですが、

私たち人間には、それがエゴなのかどうか良くわからない場合や、もしくは、何かに対して得も言えぬような欲求がある、という場合もあります。

その時に、「もしかしたらこれはエゴかもしれない… いや、どうなんだろう」と、判断がつかないような時に、私がどう思っているかというと、

「エゴを否定する必要はない」

と思っています。

少し乱暴な言い方に聞こえるかも知れませんが、すごく簡単に言えば、

「やっちまえ」

という感じです。

識別センサーを磨くために

私が、何を見据えてそれを言っているかというと、もしもその選択が、

「あなた、それはちょっと方向が違うよ…」

ということであれば、

例えば、この場合のエゴとは、自分だけが得して誰かに損害を与えている、といった場合ですが、

もしも、そういうことが色濃くエネルギーとして働いていたら、ちゃんとそれを教える出来事、人が現れて教えてくれるのです。

そうすると、

「これは多分、エゴかもしれないからやらない」

という選択をしたとき以上に、(やってしまった方が)「どういうことがエゴなのか」ということを識別するセンサーが磨かれたことになります。

それは一見、遠回りだったかもしれませんが。

でも、もっと大局的に見れば、

「これは俺のエゴかもしれない… でもやりたいんだよな… でも我慢我慢」

という選択をした時よりも、その欲求を満たしてあげた方が、全体的に功を奏する場合の方が多い、というような捉え方を私はしています。

そうは言っても、判断の時には、冷静な識別は必要です。

バランスを取ろうとしない

本当に自分が望んでいることは何なのか、ということには向き合う必要はあります。

でも、その識別すらも難しいこともありますよね。

だから、私は「バランスを取ろうとするな」ということも言ったりします。

何故ならバランスとは、ユラユラと揺らいでいる内に、感覚的にわかってくる、少しずつバランスが取れてくるような性質があるからです。

だから、揺らぎに抵抗しない方がいい。

何とか無理にバランスを取ろうとすると、むしろ、自分がどちらに傾いているかも良くわからなくなったりするかもしれない。

どちらに自分が傾いているかが分かった上で、

「正しいポイントはこの辺だったんだな」

と後から分かった方が、自分の勝手に思い込みだけで何となく、「ここがバランスのはずだ」という想定上でバランスを取ろうとするとき以上に、定まりが良いのです。

だから、ある意味では、自分の心の中の流れに抵抗せずに、むしろ満たしてあげた方が、神(普遍意識)に近づくプロセスになるのです。

結果が大事なのではなく、そこに近づくためのプロセスが大事なのです。

つまり、「エゴなのかもしれない」と迷うことに対して、私は、冷静にその時の識別心を繊細に働かせる前提こそ必要ですけれど、それでも得も言えぬ何か欲求を感じたら、やってみたらいい、と思います。

そうすることで、本当に自分がフォーカスを定めるところが、より自分の識別心として分かる、ということなのです。

 


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● 内容:
第2回は、「新版『黎明』「第12章 地球の変容」の過去形表記の謎と解釈」(その2)です。

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