悲劇の元凶〜心の闇は「無明」から生まれる〜

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田久保剛/CTPeak

<この話をはじめから読む>

前回の記事でご紹介した、「飛べない蝶の悲劇」の寓話が、現在の心理系、スピリチュアル系のメンタルケアの現場に起きている事に、重なって見える事が多いとお伝えしました。

今回は、この善意の過ちの“悲劇”を生み出す元凶は何だったのか…その核心についてお伝えします。

「真理」の暗さが「心理」に闇を映す

仏教に、「無明」という言葉があります。

「真理に暗い」という意味です。

私は、仏教の教義を伝えているわけではありませんが、この話の本質を表現する適切な言葉だと思いますので適用します。

この「無明」という、真理に暗い、人間の限られた視点だけで捉えた、非常に狭い範囲での判断基準で人を導くと、先の寓話のような“飛べない蝶の悲劇”を生み出しかねないのです。

メンタルケアの分野で言えば、そのサポートを必要とされている方の多くは、心の悩みを抱えています。

「心理」という、私たちの心の働きは、「無明」によって不調和な心を生みだし、その逆の、霊的真理(Spiritual truths)に明るい、「光明」によって、調和の心を生み出します。

つまり、霊的真理の知識に基づいたより広い視点で物事を捉えるかどうかが、心の悩み、心の闇を生み出すかどうかの根源なのです。

しかし、心理だけに基づいたメンタルケアの中には、助ける側も、助けられる側も、「無明」のまま、「困難な状況や問題」の本質が見えずに、不調和な精神状態を単に緩和させたり、排除、切除、抑圧といった誤った対処法をしてしまう場合があります。

例えば、お腹が痛いからと言って単に薬で痛みを止め、その痛みが伝えようとしている原因を、助ける側も、助けられる側も、きちんと見ようとしなければ、身体に深刻な問題が進行しているかもしれないものを見落とすかもしれません。

田久保剛/CTPeak

身体の病気の場合は分かりやすいのですが、心、精神分野の場合はこれが非常に分かりにくいため、特に、施す側の「正しい霊的知識」が非常に重要となります。

つまり、正しい霊的知識を持たずに、心理的な知識やテクニック、ケーススタディの法則等を頼りに、無限の側面を持ったクライアントを十把一絡げに扱い、むやみに痛みや苦しみを取るだけの行為をしてしまうと、良かれと思ったその行為が、更なる大きな問題を生み出してしまうことがある、ということなのです。

「飛べない蝶の悲劇」の寓話にでてきた男と蝶は、まさに「無明」だった事を学ばされた、と言う事です。

最高峰のカウンセリングは「霊的真理」に基づいた在り方が実現する

純粋な動機で、良かれと思ったサポートが、「無明」によって、更なる大きな問題を生み出すとはどういう事でしょうか。

そして、「無明」とは、「霊的真理」に暗い、とも言えますが、そもそも「霊的真理」とは何でしょうか。

「霊」すなわち、「スピリチュアル」とは、その定義にも因りますが、ここでは、私たち人間が認識している世界の、その背後に存在している世界と、そこにはたらく法則の真理です。

私たちの肉体に宿る、「魂」と、その背後に無限に広がる意識の世界の仕組みが、「霊的真理」です。

その真理を、大いなる自然法則とも言えますし、私達人間の本来の姿、実在であり、遍在するひとつの意識、普遍意識とも言えますし、その法則を「神」と表現する事もできるものです。

その一側面を言えば、私たち人間の魂は、この物質次元の地上で、肉体という檻と、エゴという分離感の幻想がなければ学べないことがたくさんあります。

不完全な人間だからこそ、困難や問題、苦しみ、悲しみ、痛み等に直面し、それがあるからこそ、学ぶことができる「魂の成長」の最高のステージなのです。

当然の事ですが、摩擦があるからこそ磨かれ、負荷があるからこそ筋力が鍛えられるのです。

田久保剛/CTPeak

そんな大切な「魂の成長」のための機会を、不快だから、キツイから、辛いからと言って、取り除くお手伝いをする事が、どれだけ大きな過ちであったかは、肉体を去った後に痛感するでしょう。

でも、その時では、ある意味で遅いのです。(もちろん、だからこそ、やり直しの転生制度があるのですが…)

こうした、私たちの「魂の進化」の仕組みを知ったならば、単に困難な状況から救い出せば良い…という発想が、善意から出てこないのです。

自分の小学生の子どもが、宿題に負われて苦悶している姿を可哀想だと思って、それを愛とはき違えて親が肩代わりするような「無明」の手助けをしたならば、小学校でするはずの必要な学びをクリアできないまま中学校に入って、愛する自分の子どもに大変な苦労をさせることになります。

この地上人生での困難や苦しみを通してできる経験が、大きなエネルギーとなって羽根に栄養を送り込み、大空を飛び立つ蝶のように、美しい大きな羽根を広げ、魂の次なるステージへと羽ばたいていくのです。

「霊的真理」を正しく理解し、その「霊的真理」に基づいた、ケアを施す側の在り方、姿勢、導きがメンタルケアの最重要事項なのです。

次回のこのシリーズの記事では、霊的真理を正しく理解した、「光明」に基づいたメンタルサポートへの想いと、現状への憤り、葛藤についての気づきを踏み込んでお伝えします。

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